予定日に生理にならない。1日や2日の遅れではなく、もう4日も遅れてるとなると不安になります。生理がこない一番の可能性は妊娠。妊娠したのか、ほかの病気ではないだろうかと不安は募るばかりです。生理が遅れる理由と原因と対処法を知ってみましょう。
生理が4日以上遅れていて悩んでいる方へ。生理が遅れている原因が妊娠したからなのか、他の病気のせいなのか。遅れている原因がはっきりわからず、どんどん不安になってしまいます。ここでは生理が遅れている原因として考えられる要因をあげていきます。では早速、考えられる原因をチェックしていきましょう。
いつも規則正しく生理が来ているのに遅れてしまうと不安になってしまうもの。ここでは生理が遅れる原因として考えられる主な要因をいくつか紹介していきます。今の症状と合わせて、どれに当てはまるか考えていきましょう。
特に毎月生理が規則正しく来ているのに、今月は来ないという人は妊娠の可能性があります。生理が遅れているだけではなく、下痢や便秘(おならも出やすくなる)、食欲の変化、ムカムカする吐き気(つわり)を伴うことがあります。またその他にも異常な眠気、頻尿、頭痛や微熱など風邪に似た症状、胸の張りや痛み、腹痛や腰痛などの症状がある場合、妊娠の可能性が高いようです。
睡眠不足や不規則な食事によってホルモンバランスが乱れることがあります。またストレスや無理なダイエット、激しい運動などによってもホルモンバランスは乱れてしまうのです。生理が遅れるだけでなく、生理のときに少量の出血しかないこともあります。
睡眠不足やストレスなど、少しでも思い当たる方は、ホルモンバランスを整えるためにも規則正しい生活を意識しましょう。生理が来ないと悩みすぎてしまうのもかえってストレスを溜め込んでしまうことにもなってしまいます。リラックスするのも忘れずに気分転換をしましょう。
抗うつ薬や低用量ピルはプロラクチン(ホルモン)値が高くなり、これらの分泌を抑えるために排卵が抑制されます。授乳しているときと同じ状態になるのです。抗ヒスタミンやステロイド配合の花粉症の薬も注意が必要です。薬の副作用で生理の遅れが疑われる場合は、早めに医師への相談しましょう。
閉経は平均50歳くらいで迎えますが、早発閉経は43歳未満で閉経を迎えます。閉経前には生理の量が少なくなったり、生理の間隔が空いたりと不安定になります。早期閉経になると、更年期障害のような症状もみられます。
生理不順が当たり前という方は特に注意が必要です。気づかぬうちに早期閉経を迎えてしまうかもしれません。早期閉経にならないよう、生活習慣の見直しなどでホルモンバランスを整え、生理周期を安定させることにより予防も可能です。
生理が遅れている原因で考えられる女性特有の病気もあります。それは多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんなどが挙げられます。いつもと違う痛みやだるさ、また生理不順が続く場合は、自己判断はせずに婦人科を受診するのがおすすめです。
いつも規則正しく来ている生理が来ていないからというだけでは、妊娠していると確信するのは難しいと思います。そのようなときは、以下の方法で妊娠しているかどうかをチェックしていきましょう。
朝、目覚めてすぐ体を動かす前に、婦人体温計で舌の裏側で計測します。できるだけ毎日同じ時間に測定しましょう。妊娠している場合は高温期が続きます。17日以上高温期が続くと妊娠の可能性があります。
尿をつけることにより陽性か陰性かがわかります。使用する適正時期を待たずにフライングで検査したい人のために早期妊娠検査薬もあります。「チェックワンファスト」が生理予定日当日から、その他の日本製の検査薬は生理予定日の約一週間後から検査が可能です。
フライング検査で陽性だったのにその後の再検査で陰性の場合は化学流産の可能性があります。また検査時期が早過ぎた場合、再検査により陰性から陽性になる場合もあります。フライング検査で陽性が出てた場合すぐに産婦人科へ行っても妊娠の確認はできません。生理予定日1週間後から2週間後に再度検査薬で検査しから受診するのがおすすめ。
着床に成功するとおりものの量が増えたり白い塊が出たりします。また胎嚢形成のさいに子宮内膜から微量の出血もあり、ピンクや茶色いおりものが出ることもあります。これは着床出血で、生理の予定日より少し早い時期に出るので不正出血と思ってしまう場合もあります。おりものの量には個人差があり、妊娠してもおりものの量が少ない人もいます。
生理不順が気になっている方も、ちょっとした心掛けで改善することができます。ここでは簡単にできる生理不順を解決する方法をご紹介します。是非試してみて下さい。
体が冷えて血行が悪いと、女性ホルモンのバランスが乱れ生理周期も乱れてしまいます。夏でも冷たい飲み物ばかりではなく、白湯など温かい飲み物を意識して飲むと効果的。カフェインやタバコは体を冷やすので注意しましょう。お腹や腰回りをカイロなどで温めたり、夏でも湯船につかったりするなど冷え性対策を意識することをオススメします。
血流を促すための栄養が不足すると生理不順などの不調が起こりやすくなります。お菓子やファーストフードはホルモンバランスの乱します。また、カフェインの多いコーヒーやビールなどのアルコールは血流を悪くしたり、卵巣の働きを悪くし、生理不順になることがあります。
女性ホルモンのバランスを整えるために、たんぱく質(肉類、魚類、卵など)、ビタミンB群(うなぎ、レバー、チーズなど)、大豆イソフラボン(大豆、豆腐、豆乳など)など、栄養素を意識して摂ることが大事です。
有効なツボを押すことで子宮の働きを高めたり、血流を良くしたり、リラックス効果などが期待できます。自分で簡単にできるツボ押しなので、是非やってみてください!ツボは強くおし過ぎず、ゆっくり呼吸をしながら行ってくださいね。
内側くるぶしから指4本分上にあるくぼみが三陰交です。生理痛や生理不順、冷え性にも効果的です。
ひざのお皿の内側の上から指幅3本分あがった太ももの内側にあり、足を伸ばしたときにできるくぼみの上端にあるのが血海です。子宮周辺の血行をよくします。
耳穴下の切れ込みの内側にあるのが内分泌です。生理痛や生理不順、不妊に効きます。
ウエストの一番細いとことに手を添え、背骨のラインから、左右それぞれ指2本分ずらしたところに腎兪があります。生理周期の乱れや生理機能の調整などに効果があります。
生理不順になるとまだこない、まだこないと不安になってしまうもの。そう思ってしまうこともストレスの要因になってしまいます。生理不順には様々な要因があるため、容易に自己判断するのは禁物です。なんかいつもと違うな、いつもは順調にきていたのに今回はおかしいなと感じたら、まずは婦人科へいき相談してみましょう。一人で悩んでいるより、安心できますよ。