2018.08.09

生理の遅れは妊娠のサイン。体の変化を見逃さず冷静に対応しよう

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生理の遅れは妊娠のサインとしている人は多いです。基礎体温表をつけていれば分析しやすいですが、つけていない人で妊娠希望の人は、生理の遅れをサインとして考えましょう。妊娠初期症状を確認しておくと症状を照らし合わせ、妊娠に備えた心構えができます。

生理が遅れているけど妊娠したかも? 

毎月の生理周期が安定してきている人は、生理が遅れると「妊娠したかもしれない」こんな気持ちになりますよね。生理周期が遅く安定していない人も多いので、多少遅れても動じない人もいます。

それでも、予定日より1週間以上も遅れると、精神的に落ち着かない心境になり、妊娠を疑う人は多いです。女性の体はデリケートで、環境が変わっただけでも生理が遅れる場合があります。毎月の生理は、女性にとって大切な体調の目安にもなるので、遅れる場合は焦らずに妊娠の可能性も視野に入れながら生活しましょう。

生理の遅れの原因

生理が遅れる原因は、一つだけではありません。遅れる原因としてあげられる内容を把握して、冷静に対応しましょう。

真っ先に考えられるのは妊娠

生理が遅れていて、排卵日付近に性交した心当たりのある人は、真っ先に妊娠を疑いましょう。心当たりがない人は、妊娠の可能性はないので、別の原因があります。

まだ生理が遅れているだけで、妊娠確定までには至らない時期ですが、妊娠している場合は、体は妊娠初期に向けて変化していきます。この時期は、赤ちゃんが形成されていく最も大切な時期なので、妊娠の可能性に心当たりがある人は、体を冷やさず大事に過ごすことを心がけましょう。

妊娠以外の理由もあるので注意が必要 

妊娠に心当たりのない人は、別の理由を考えてみましょう。予定日を1週間以上過ぎている場合は、婦人科で受診してみることです。病気の可能性も考えられるので、そのまま様子を見るべきか迷いますが、確認のためにも受診することをおすすめします。

また、引越しなどで周りの環境が変化した場合や、体調が悪い場合なども生理が遅れる原因になるので、様子を見ながら病院で受診するかどうかを、判断することが大切です。

生理の遅れが妊娠の兆候以外の場合 

生理の遅れが、妊娠の兆候以外だった場合は、どのような原因があるのか把握しておきましょう。

ストレスによる生理周期の乱れ

女性の体はとてもデリケートです。ストレスが原因で、生理周期が乱れることは決して珍しいことではありません。妊娠の可能性がない場合は、ストレスや疲れによる生理周期の乱れが原因だと考えてよいでしょう。

ストレスを抱えてしまうと女性ホルモンが乱れ、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランスが正常ではなくなり、生理周期の乱れにつながります。さらに自律神経にも乱れが生じ、体のサイクルも悪くなり、病気を引き起こす可能性が高くなります。

したがって、ストレスを解消できる方法を見つけ、気持ちを安定させる方法を見つけておくことが大切です。

薬の副作用による生理不順 

生理不順の原因が、薬などの副作用による場合もあります。副作用の説明欄に、月経不順や月経異常と記載されているものもあり、生理が遅れたり普段とは違った量の出血をしたりする場合も。女性ホルモンはとてもデリケートなため、副作用の影響で排卵がスムーズに行われないことは、珍しことではありません。

副作用は、人それぞれどのような症状で現れるかわかりません。薬を処方してもらうときには、副作用の内容を確認しておきましょう。生理不順や生理異常が続く場合は、婦人科への受診しましょう。

早期閉経

閉経は、50歳前後に訪れるものですが、40代でも閉経してしまうこともあります。40歳未満で閉経が訪れることを「早期閉経」といい、女性ホルモンの減少によって体のトラブルが現れやすくなります。

生理が遅れているのではなく、閉経という可能性もあるので、婦人科で診てもらいましょう。更年期障害や骨粗しょう症などの症状も出てくるので、加齢によるホルモンバランスの乱れや低下、それにともなう体の変化にも注意をして、対応していきましょう。

病気が原因の生理不順  

病気である場合も、生理が遅れる理由の一つになります。妊娠ではないのに39日以上生理が来ない場合は、ホルモンの量に異常がある病気の可能性が高くなります。

ホルモンバランスの乱れや異常は、体にも変化が現れやすく体調不良を感じやすくなります。妊娠の可能性がなく、生理が39日以上遅れて体調が悪い場合は、婦人科で早めに受診しましょう。

妊娠の兆候の見極め方 

妊娠の兆候には見極め方があります。いち早く妊娠に気が付き体を大事にできます。

基礎体温の変化を見る

排卵のあとの高温期が19日以上続くと、妊娠の可能性が高いと考えましょう。変化に気が付くためには、日々の基礎体温をチェックすることがポイントになります。生理が始まらず、高温期が続く場合は妊娠を疑い、妊娠に備えた生活へと意識を変えていきましょう。

妊娠が確定する着床期までは時間があり、産婦人科で着床の確認をするまでにも、さらに時間を要するため、もどかしい思いをすることになります。しかし、妊娠の兆候を把握しておくことで、きちんと対応した生活ができます。

ホルモンバランスの変化 

妊娠超初期症状として、ホルモンバランスの変化による熱っぽさ、つわり、イライラなど、いつもの生理前とは違った症状に気が付く人もいます。つわりはまだ早いのではと思うかもしれませんが、初期症状は人それぞれ異なるので、早くからつわりで悩まされる人も多いです。

また、便秘やめまい、むくみも初期症状としてあげられます。憂鬱感も続くので、いつもとは違った体のだるさを感じたら、妊娠の兆候として考えましょう。  

生理の遅れは妊娠の最大のサインではある

妊娠を希望している人は、生理の遅れを妊娠のサインにすることは重要なポイントになります。また、毎月の生理前のような体調の悪さではなく、さらに憂鬱感や体のだるさ、熱っぽさが確認できれば、妊娠の可能性がより高まります。

基礎体温表をチェックしていれば確認しやすいのですが、チェックしていない人は、生理の遅れをサインとして妊娠への心の準備をしましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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