生理前の妊娠しやすいときは、いつ頃来るのでしょうか。赤ちゃんが欲しいと計画してる人にとっては、気になるところです。いろいろなやり方で、自分の体のリズムを測ってみましょう。そうすれば早いうちに、あなたにもコウノトリがやってくるかもしれません。
結婚していたりパートナーがいたりすれば、妊娠しやすい時期や逆にしづらい時期は、女性にとって気になるものですね。女性の体にもリズムがあります。自分の生理の周期を調べてみたり、検査薬などを使ったりして、どのくらいの時期が妊娠しやすいかを知りましょう。
そうすることで妊活中の方は、効率よく妊娠する可能性を高められ、妊娠を望まない人も安全日を把握できます。ではさっそく、妊娠しやすい時期や排卵日を知る方法を見ていきましょう。
生理前の妊娠しやすい期間について解説します。また、排卵日がどんな周期でくるのかを知っておくことも大切です。
卵子の寿命は、12時間から14時間といわれています。そして、精子は個人差もありますが、1~2日くらいの受精能力があるといわれています。残念ですが、卵子のほうは寿命が短いのです。
それを考えると、排卵日の1~2日前や、排卵日の前後に受精しやすいといえます。最も妊娠しやすい排卵の日の直前に、性交をもつことが重要です。
排卵するのは、排卵日のいつ頃など細かくは特定できません。精子のほうが寿命は長いわけですが、卵子は半日ほどです。それを考えると、排卵後の12~14時間が最も妊娠する確立が高くなるということです。
排卵検査薬や基礎体温表などで、自分の排卵日を特定して知ることが、早く妊娠するためには一番の近道です。
通常は、生理中には妊娠しません。生理は次の妊娠に備えるための準備期間です。それなのに生理中の性交しかないカップルが、妊娠したということをまれに聞くことがあります。
それは、精子の寿命の長さによるものとされています。精子の寿命は、最長5日以上(7日間ともいわれる)とされています。よって、次の排卵があるまで精子が生き続けて、妊娠にいたることもあります。
通常、生理というのは、生理周期に沿って規則正しくくるようになっています。次の生理までは、平均して28~35日とかの方が多いようです。ただし、個人差もあり、中には不規則な方もいます。
たとえば、1年に2、3回しかこない、または数年に1回などという方も。生理周期が不規則な場合は、排卵日がわかりにくく、排卵していない可能性もあるため、妊娠しにくい可能性があります。
排卵日を知る方法にもいくつかあるので、活用しましょう。
次の生理の日を予想し、その日から14日引くことによって排卵日を予測できます。月経最終日から逆算して、15日が排卵日だといわれています。
ただし、それほどはっきりと予測できるわけではないので、おおよその予測を立てるときに使えます。これは、黄体の寿命が大多数で14日間と、ほぼ一定しているということからできた方法です。
妊活中の方は、基礎体温表というのを聞いたことがあると思います。個人によって、基礎体温は微妙に違います。毎日朝起きたら、布団の中でじっと静かにした状態で、体温を測ります。トイレにも行かないようにします。
基礎体温は、低温相と高温相との2相にわかれますが、低温相の最後の日が排卵した日です。排卵後は、基礎体温がわずかに高くなりその状態が続きます。
尿などからホルモンの数値を検査し、排卵日を予想できます。今は、排卵検査薬や検査器なども、通販などで手軽に買えるので、人に気を使うこともありません。
使い捨てのものばかりでなく、経済的にも精度的にも、だんだんとよいものがでてきています。
おりものは、生理周期にあわせて質が変わり、生理直後はさらさらした感じですが、排卵直前は量がもっとも多く水分も多いです。粘液が粘りをおびてきて、指で触ると伸びたりします。
おりものの粘りは、排卵の日のあたりが一番強くなるといわれています。卵の白身のようににごっていたり、透明な感じの時もあります。そのような状態を確認することで、排卵日がわかります。
早く妊娠するためには、どのようなことができるのかをみていきましょう。
妊娠を望んでいる人は、皆年齢もさまざまですし、内科、婦人科病歴など、妊娠に関連する要素には個人差があります。些細なことなどが気になったりする場合もあり、繊細な方は思わぬことで悩んでしまうものです。
詳しく妊娠に関することも聞けますので、専門家の助言をもらうことは有効でしょう。精神的なケアになることもあり、気持ちが微妙につらくなったりするときは、特によいかもしれません。
排卵日などベストなタイミングを知ることは、妊娠を早めるために必要です。基礎体温表をつけたり、排卵検査薬や排卵検査器などを活用して調べましょう。
排卵痛というものがありますが、排卵したときには下腹部に微かな痛みが走ることもあります。
オックスフォード大学の2010年の研究によれば、ストレス状態にあると12%妊娠する確立が下がるそうです。女性も近頃は、仕事を持つことは普通ですし、家事だけでなく、社会生活のストレスも多く抱えることがあります。
イライラすることなど多いと、ホルモンバランスを崩したりしますし、妊娠から遠ざかってしまいます。したがって、気持ちを柔らかくもつ工夫が大切になってきます。
妊娠に気づく前にお酒を飲みすぎると、赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあります。アメリカのある調査では、アルコールを大量に摂取している人は、そうでない人に比べると、男女ともに出生率が低下したという結果がでています。
適度にたしなむ程度なら、それほど問題はないとされていますが、妊娠を望んでいる場合は、お酒はほどほどにしてたほうがよいでしょう。
体というのは、いろいろな自然のリズムによって動いています。それを考えると、妊娠しやすいタイミングがあるわけなので、まずはよく知ることが必要でしょう。男性側にも協力をしてもらい、お互いが前向きな努力をしていけば、幸せな瞬間がおとずれるかもしれません。