2017.07.10

流産しないために!自分で出来る予防法のポイントとは?

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赤ちゃんが欲しいと妊活していたカップルにとって、やっとできた赤ちゃんは、かけがえのない存在です。
その大切な赤ちゃんの命を守るために、流産を予防する生活習慣というものを、ぜひ覚えておきましょう。

流産の可能性を少しでも抑える努力が、後々の幸せな家庭を築くことにつながります。
妊娠中の方はもちろん、妊活中の方にも、ぜひ、流産を予防する生活習慣を身に着けておきましょう。

◆ 日常生活でできる流産の予防法

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妊娠初期の流産の原因が、胎児側の成長異常にあるため、残念ながら絶対に流産を予防できるという方法はありません。
でも、日常生活において、できるかぎり予防する方法はあります。

  1. 飲酒やたばこを控える
  2. 体を冷やさない
  3. 胎児の細胞分裂を促し、発育を助ける葉酸を妊娠前から積極的に摂取する
  4. 薬を利用する前に、必ずお医者さんに相談する
  5. ストレスを溜め込まず、不調があればすぐに病院に向かう

赤ちゃんが子宮の中で安心して過ごすためには、赤ちゃんの命綱となる胎盤が安定することが大切です。
胎盤が安定する妊娠16週に入るまでは、できるだけ安静にしておきましょう。

つわりがひどく、家事がつらいと感じるときには、遠慮せずに家族に頼りましょう。
無理をせずにリラックスすることは、おなかの赤ちゃんのためにも大事なことです。

  1. 過労を避けて十分な睡眠をとる
  2. かぜや下痢、便秘などの体調不良に気をつける
  3. ストレスを溜めず、ゆったりした気分で過ごす
  4. 立ちっぱなしの仕事をせず、電車やバスでも長時間立ち続けないようにする
  5. 重いものを持たず、階段の昇り降りに注意
  6. 仕事中の方は、体に無理のないような仕事内容や勤務時間に変更してもらう
  7. 水泳やランニングなどの激しい運動や旅行を控える

◆ 食事から流産を予防する

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バランスの良い食生活をすることは、おなかの赤ちゃんにも影響します。
とくに摂取すべき栄養素は、赤ちゃんの細胞の発達を促す「葉酸」で、ブロッコリーやキウイフルーツに多く含まれています。

黄体ホルモンを活性化させる「タンパク質」や「カルシウム」(タマゴ、牛乳など)も、積極的に摂取しましょう。
レバーやホウレンソウに多く含まれる「鉄分」、野菜や海藻類に含まれている「食物繊維」も、便秘解消などに効果があり、毎日の食事に気を付けることで、赤ちゃんが健康に育つ体内環境を整えることにつながります。

◆ 妊娠初期の流産の症状

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妊娠初期の流産の多くは、少量の不正出血やお腹の張り、腹痛などの症状がみられ、病院を受診してみたら胎児の心拍が確認できなかったというケースです。
妊娠初期の胎児は非常に小さいため、その出血が流産であることが気づかないこともあります。

とくに妊娠1か月は、妊娠の自覚もほとんどない時期で、基礎体温をつけていなければ、妊娠したかどうかさえ気づかない方がほとんどです。
この時点では、特に痛みも感じないため、いつの間にか流産していたということも珍しくありません。

流産の症状には個人差がありますが、不正出血、腹痛やおなかの張りなどが続くようでしたら、早めに産婦人科で診てもらいましょう。

◆ 流産の手術・治療法

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流産は次のような種類があり、それぞれの手術や治療法があります。

    1. 切迫流産
      流産の可能性が高まっている状態で、安静にして経過を観察する。
    2. 稽留流産
      受精卵や胎児がすでに死亡しているにも関わらず、子宮内に留まっている状態で、入院して子宮内除去手術を受けるか、経過を見ながら自然に排出されるのを待つ。
    3. 不全流産
      不全流産とは、出血があった際に子宮内のものが一緒に排出されるが、一部が残ってしまうため、子宮内除去手術で残ったものを取り除く。
    4. 完全流産
      子宮内のものがすべて流れ出てしまうため、陣痛のような下腹部痛がある。
    5. 進行流産
      子宮口が開き、流産が始まってしまうことで、子宮内除去手術か経過観察のどちらかにで対処。
    6. 化学流産
      受精して妊娠検査薬で陽性が出たものの、着床が長く続かなかった状態で、気づかないうちに流産していることも多く、治療は不要。

まとめ

残念ながら、妊娠初期に絶対に流産を予防できるという方法はありません。
しかし、日々の生活習慣を改善するだけでも、できるかぎり流産を予防をすることはできます。

現代の生活スタイルを振り返ってみると、オフィスでは座ったまま、あるいは立ったままの姿勢を続けることが多く、ハイヒールや薄着による血行障害も増えています。
また過剰な冷暖房で自律神経のバランスが崩れるなど、子宮や卵巣の活性化にはマイナスとなる生活パターンが多く見受けられます。

日頃からウォーキングやストレッチなどの運動によって血流を促し、妊娠、出産に適した身体作りをすることが大切です。
まずは、ご自分の生活パターンを見直し、改善していくことが、何よりの流産予防となるのです。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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