2017.08.12

不妊改善のための骨盤矯正~骨盤がゆがむ原因と不妊への影響とは?

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骨盤の歪みが、不妊の原因のひとつになっていることをご存知でしょうか。

多くの方が悩まされている腰痛や生理痛も、骨盤の歪みが影響しています。
骨盤矯正によって、腰痛や生理痛が改善され、諦めかけていた赤ちゃんを授かったという方もいます。

骨盤の歪みが体へ与える影響、そして不妊につながる原因、さらに骨盤矯正による不妊改善についてまとめました。

◆ 骨盤矯正と骨盤の歪み

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背骨の腰部分にある腰椎の下に「仙骨」という骨があります。
仙骨から両サイドに広がった腸骨、恥骨などの骨で構成されている部分が骨盤です。

骨盤を支えているのは、周囲にある関節や筋肉ですが、不自然な姿勢を続けていると骨の角度が傾いたり、結合部がずれたり、ゆるんだりします。
その結果、骨盤が歪み、腰痛や重い生理痛といった症状を引き起こします。

骨盤は体の中心にあり、体の土台の役目をしていますから、その土台が歪むと背骨も歪み、首や肩、下半身にまで影響を及ぼします。
それを解消するのが「骨盤矯正」です。

◆ 骨盤の歪みがもたらす悪影響とは?

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骨盤の歪みは、あらゆる部位に悪影響を与えますが、まず姿勢が悪くなることで肩凝りや腰痛の原因となり、関節痛や坐骨神経痛を引き起こすこともあります。

また、骨盤の歪みから内臓の動きが弱まり、体幹の筋力が衰えるために新陳代謝が低下していきます。
新陳代謝の低下は、冷えやむくみを引き起こします。

美容への悪影響も見逃すことができず、猫背やO脚につながるほか、顔の左右のバランスが崩れるといったトラブルを引き起こすこともあります。

◆ 骨盤の歪みと不妊の関係とは?

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骨盤は生理周期に合わせて開いたり締まったりするため、婦人科系の疾患にも影響します。

骨盤が歪んでいると、開かなければいけない時期に開かず、周辺の筋肉が緊張することで骨盤内や周辺の血流が滞るようになります。
それが生理痛や下腹部痛、腰痛、頭痛といった症状を引き起こします。

生理によって、妊娠が成立しなかったときの不要な子宮内膜が排出されますが、骨盤の歪みによって子宮内膜がうまく排出できず腹腔内に逆流すると、子宮内膜を引き起こすこともあります。
また、骨盤が歪むことで、血液の流れが悪くなり、子宮や卵巣の機能も低下します。

子宮や卵巣機能が低下すると、脳からのホルモン分泌の指令をうまく受け取れず、妊娠に必要なホルモンが分泌されず、不妊につながるといわれています。

◆ 骨盤矯正で期待できる効果は?

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骨盤の歪みが、子宮や卵巣機能に悪影響を与えるのであれば、骨盤矯正によって正しい位置に整え、血流を促すことで不妊改善へつながると考えられます。

もちろんその他の不妊の原因も考えられるため、骨盤矯正のみで、確実に妊娠できるという保証はありませんが、妊活の一つとして試してみる価値はありそうです。

二人目がなかなかできないという原因の一つに、産後の骨盤の歪みがあげられます。
女性は、出産が近くなると、リラキシンというホルモンを分泌し、骨盤の靭帯を緩めて骨盤を開きやすくして産道を確保しますが、靭帯が緩むときに、骨盤が歪みやすくなります。

また、出産時には、骨盤が大きく広がります。
出産後に骨盤が開いたままの状態が続くと、骨盤の歪みにつながってしまいます。

出産後は骨盤矯正によって、正しい位置に骨盤を整えておく必要があります。
とくに原因が見当たらないのに不妊期間が長いときには、骨盤の矯正や、血流を促す方策を検討してみましょう。

◆ 骨盤が歪む原因は?

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骨盤は、日常生活での悪い姿勢によって、少しずつ歪んでいきます。

とくに女性の場合、毎月の生理により数センチの範囲で骨盤が緩んだり締まったりしますから、男性よりも歪みやすいといえます。
運動不足も、骨盤の歪みにつながります。

日頃から体を動かすことをしなければ、筋肉が衰え、体重を上手に支えることができずに、不自然な姿勢になりがちです。
猫背、椅子に浅く座る姿勢を取る、脚を組んで座る、首や肩凝りのせいで頬杖をつくことが多い方は要注意です。

運動不足は、散歩やウォーキングなど、まずは軽く体を動かすところから始めましょう。
骨盤矯正を行っても、骨盤が歪む根本原因を改善しない限りは、繰り返し歪みを引き起こしてしまうので、普段の生活での動作やクセを見直すことが大切です。

まとめ

骨盤の歪みは、不妊の原因となるだけでなく、骨盤の内側にある子宮の形や位置にも影響を与えてしまいます。

それは、赤ちゃんにとっても、決して居心地がいい環境ではありません。
これから出会うであろう赤ちゃんのためにも、骨盤の歪みを改善しておきましょう。

体の中心にあり、土台の役割を担っているのが骨盤です。
その土台に歪みがあれば、あらゆる部位にも影響が出てくることでしょう。
家も土台がしっかりしていなければ、頑丈な構造を長期間にわたって保つことはできません。

骨盤矯正による妊娠しやすいカラダづくりを目指し、妊活を成功させましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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