妊活は夫婦2人が協力して行うものです。
旦那さんが非協力的だと悩んでしまうという人も少なくありませんが、これはあくまでも旦那さんの気持ちが追い付かないためです。
旦那さんの気持ちもしっかり理解してあげれば、どのようにしたら旦那さんが協力しやすくなるのかもわかります。
妊活したいと考えている女性は少なくありません。
結婚する年齢も遅くなってきていることから、子どもを産んで育てることを考えると時間がない。
子どもがほしいと考えているのになかなか妊娠することができない。
理由はいろいろとありますが、ほしいと考えていながらもなかなかできないと、妊娠できないことがプレッシャーとなっていきます。
これは女性だけでなく男性でも同じこと。
旦那が妊活に非協力的といっても、旦那さんが子どもが好きではないということとは違うのです。
旦那さんも子どもはほしいと考えていても、なかなか妊娠しないことにプレッシャーを感じている可能性があります。
そんな時に妊活しようと言われたらそれはプレッシャー以外の何物でもなくなってしまうのです。
頭では、妊活も必要かもしれないと思っていても、言葉を聞くだけで、セックスが子どもを作るための仕事のように感じてしまいプレッシャーとなってしまいます。
妊活は女性にとっても男性にとってもプレッシャーであることには、かわりません。
妊活もあまりに思い詰めてしまうと大きなストレスを感じてしまい病気になってしまうこともあります。
こういった点では、女性よりも男性の方がわかりやすいのかもしれません。
妊活という言葉だけで大きなストレスを感じるようになり、夫婦の希望を叶えるためとわかっていても、セックスすることができなくなってしまうことも珍しくありません。
男性にとってセックスは、愛の証であり、とてもロマンティックなものなのです。
それがある時から「子作りのため」となることで、まるでセックスに仕事のようなイメージを持ってしまいます。
しなければいけないのはわかっているのにうまくいかない。
奥さんの気持ちをわかっているだけに何とかしなければ。
そんな気持ちが大きなストレスに。
ストレスに感じてしまうことを伝えられず、ため込み続けると体の不調につながってしまいます。
もちろん、これは奥さんも同じ。
希望していることがうまくいかないことでストレスを溜めてしまい、不調の原因となることがあります。
旦那さんの中には、子どもはほしい、妊活も協力したい、だけど、それだけの体力が残っていないということもあります。
特に妊活では、妊娠しやすい期間にセックスすることが必要ですが、そのタイミングに自分の体調を合わせることが難しいこともあります。
気持ちは十分にあっても体力が低下していて性欲がわかない。
わかってはいても、できれば休みたいということもあります。
仕事などで忙しい時期が続いたりすると性欲が低下してしまい、セックスする気分になれないということも。
男性はデリケートな生き物です。
疲労で性欲が低下している時に、妊活なんて言われてもとてもそんな気分になることができないだけでなく、さらに気分が低下してしまうことも十分に考えられます。
旦那さんが妊活に非協力的だと責めるだけではどうにもなりません。
妻から自然とセックスがしたくなるように働きかけることも必要でしょう。
妊活というと女性の方が大変なイメージもありますが、実際には、夫婦の問題であり、両方の気持ちが整わなければうまくはいきません。
妻が「早く子どもが欲しい」と焦っている気持ちを全面に出してしまうと、旦那さんは、その気持ちについていくことが難しくなってしまいます。
妊活中であっても、まずは、旦那さんが自然とセックスしたい気持ちになれるように支えてあげることも必要でしょう。
男性の多くは、セックスに対してロマンチックなイメージを持ち続けています。
結婚したらセックスすることがそのまま子どもを作ること、といった思考回路になりません。
いつまでも好きな相手との愛の行為であるのが男性にとってのセックスです。
だからこそ、日ごろから旦那さんとのコミュニケーションを大切にすることが必要です。
コミュニケーションをとることで、旦那さんが自然と妻のことを女として意識して、魅力を感じることがセックスへの近道です。
妊活に非協力的だからといって、必ずしも子どもが欲しくないというワケではありません。
子どもが欲しい気持ちがあっても、子どもを作るためにセックスをしなければならない、という現実がプレッシャーになってしまっていることも。
プレッシャーを感じてしまうと、なかなかセックスもうまくいきません。
プレッシャーを与えないようにすることが大切です。
あからさまに、今日はタイミングの良い日だからセックスしよう、とはっきり言ってしまえば旦那さんの気持ちは萎えてしまいます。
あくまでもさりげなく、そんな気分に持っていくことが必要なのです。
何とも面倒と感じてしまう女性も多いでしょうが、男性はロマンティックな生き物ですから、ちょっとした気分の違いで大きな違いが生まれます。
最初のうちは妊活を頑張ろうという気持ちがあっても、徐々に妊活自体にストレスを感じてしまうようになることも。
ストレスを感じたままでは、体や心の不調にもつながり、うまくいかなくなってしまいます。
さらに男性は妊活という言葉だけでもプレッシャーを感じてしまうようになり、セックス自体に抵抗を感じるようになってしまう可能性も。
せっかく二人で協力して子どもを作ろうとしているのですから、時には気分を変えて楽しむことも妊活のポイント。
気持ちをリフレッシュさせることで、プレッシャーやストレスから解放され、自然な気持ちでセックスに臨めます。
気持ちのリフレッシュといっても難しいことはありません。
おしゃれなレストランでの食事や、夫婦の趣味を1日楽しむということでも十分にリフレッシュすることができます。
普段とはちょっと違った時間を持つことは、それだけでも気分も華やぎます。
妊活となるとタイミングを合わせてセックスするというのが基本ですが、気持ちが付いていかないこともあります。
特に旦那さんが、妊活だからセックスしなければならない、という現実が負担となってしまうことも。
女性よりも男性の方がデリケートともいえます。
プレッシャーを感じさせないためには雰囲気も大切。
自然とそういう状況になる環境づくりをしてみましょう。
まずは、いつも同じ自宅ではなく、場所を変えてみるのもよいでしょう。
周りの様子が違うだけでも、気持ちも盛り上がります。
旅行などもおすすめです。
旅行でゆっくりと夫婦の絆を作りながら、楽しい気分のままセックスすることができれば、夫婦ともに妊活というプレッシャーから解放されて楽しめます。
旦那さんが妊活に非協力的だと感じるなら、一度日ごろの自分の様子を振り返ってみることも必要でしょう。
旦那さんに、「子どもが欲しい」という気持ちがない場合には、非協力的なのも仕方のないことですが、子どもは好きだし、自分の子どももほしいと思っているけど妊活に非協力的という場合には、旦那さん自身も悩んでいる可能性があります。
妊活はとてもデリケートな問題です。
セックスを妊活のための作業・義務のようにしてしまうと、気持ちが盛り上がらないどころか、倦厭してしまいます。
妊活にストレスは大敵です。
男性はロマンチストである場合が多いので、現実ばかりを突きつけられると萎えてしまいます。
妊活だからといって奥さんが積極的に、さらには、今日はセックスしなければだめといったような言動では、旦那さんの気持ちはどんどん妊活から遠ざかってしまうことになりますから気を付けましょう。
妊活に非協力的な旦那さんを責める前に、自分の美を磨くことも必要です。
付き合っている時や、新婚時はファッションや髪型、体型に気を遣っていても、結婚期間が長くなったり、相手がいることに慣れてしまうと気が緩むもの。
特に家の中では、部屋着という名前で可愛さからは遠ざかった服を着てしまっていることもあるのではないでしょうか。
そんな状態でセックスしたいという気分になることは、やっぱり難しいですね。
旦那さんがドキッとしてしまうような演出してみるのも大切です。
ダイエットをして体形を取り戻したり、ファッションに気を遣ったり。
下着ひとつでも、男性は気分が盛り上がります。
いつもと違う少しセクシーな下着を用意したり雰囲気作りをすることも大切。
妊活で旦那さんの協力をなかなか得ることができずに悩んでいるなら、医師やカウンセラーに話を聞いてもらうのもよいでしょう。
医師やカウンセラーは、同じような悩みを持った人の話しを多く聞いていますから、より適切な意見を聞くこともできます。
誰かに話をすることで、自分の頭の中も整理されます。
悩んでばかりいると、どんどんネガティブな発想が浮かんでしまいがち。
一度、自分を落ち着かせるためにも、専門家に話を聞いてもらったり意見を聞くことも必要です。
妊活で大切なことは、夫婦で情報を共有するということです。
妻だけがいろいろとわかっていても、それでは妻の気持ちだけが先走って、旦那さんの気持ちが置いてけぼりになる可能性があります。
まずは妊娠する仕組みを、正しく夫婦で勉強することです。
セックスすれば妊娠するというのは、当たり前ではありません。
妊娠するためには、きちんとした知識も必要です。
正しい知識を二人で共有することで、何が必要なのか、二人で協力しなければ妊娠することが難しいということもわかります。
正しい知識を二人で共有することは、お互いのことを考えるきっかけにもなります。
自分だけでなく相手がどのような状態にある時が妊娠しやすいのか、そのためにどのようなことをしたらよいのかを理解することでお互いを思いやることもできます。
妊活は単に排卵に合わせてセックスするということではありません。
より妊娠しやすい状態を作るために、体を作っていくことも必要となります。
妊娠しやすい体を作るためには、健康的な体を作るということにもつながりますが、質の良い睡眠をとり食生活、生活習慣を見直すことが必要です。
これまで外食が多かった場合には、栄養バランスの良い食事を作るなどの改善が必要となります。
生活を変えるということは、簡単なようで大変なことでもあります。
仕事をしていれば、生活と妊活の両立がうまくいかないという場面も出てきます。
どうしてもどちらかに偏ってしまったり、どちらも中途半端になってしまってうまくいかないことも。
それが原因でイライラして、体の不調に繋がってしまうこともあります。
妊活することを夫婦で決めたのであれば、そのためにどこまで生活や仕事を抑えることができるのか、家事なども妻だけでなく旦那さんの助けが必要となる場面は山ほど出てきます。
実際に、妊娠して赤ちゃんが誕生すると、生活どころではなくなることもあります。
そういった時に完璧を目指すのではなく、どこをあきらめるのかを考えておくと、気持ちにもゆとりが生まれます。
妊活のゴールはどこなのかといえば、簡単に考えると妊娠することです。
しかし、現実にはそれほど簡単なことではありません。
妊活したからといってすぐに妊娠することが出来るとも限りません。
妊娠できないという状況になる可能性もあります。
そういった時にどうしますか。
妊活では、生活を変えたり、これまで普通に行っていたことを我慢することもあります。
その状態を長く続けることはとても大変なことです。
どこかで、妊活することに疲れてしまうことも十分に考えられます。
夫婦で妊活を考えるなら、妊活の方法だけでなく、ゴールを決めておくことも大切なことです。
妊活をどのくらいの期間続けるのかの区切りをはっきりしておくとそれだけ目的がはっきりしてきて頑張ることもできます。
2年間は妊活する。
といったように期間を区切ってそこをゴールにしておくことも大切です。
もちろんその後やっぱり子どもがほしいのであれば一度休憩を取り、その後夫婦でもう一度話合ってみるなどするのもよいでしょう。
妊活するというと、どうしても女性の方が積極的になり、いろいろな方法を考えたり調べたりすることが多くなりますが、妊活は夫婦二人で行うものです。
どちらか一方だけが頑張っても、うまくいく可能性は高くはなりません。
きちんと二人で考え、どのような方法があるのかを理解することが必要です。
妊活といってもいろいろな方法があります。
イメージとしては、排卵のタイミングに合わせてセックスするといったことですが、それだけでなく、体が妊娠しにくいのであれば、人工授精や体外受精といったことも考える必要があります。
人工授精は、人工的に体内で受精させる方法ですが、人によりうまくいかないこともあります。
その場合には、卵子を一度取り出し、受精させた後に体内に戻す体外受精という方法もあります。
段階を踏んで行う場合もあれば、状態によって体外受精を早い時期から検討する必要があることもあります。
どのような方法があるのかを知ることはもちろん、費用なども大きな問題となってきますから、どこまで行うことが希望であるのかお互いにきちんと話すことが大切です。
具体的にどのように行うのかを理解することが出来ないままに一方の思いのままに進めてしまうと、うまくいかない原因にもつながります。
まずはきちんと話をしましょう。
妊活するというと妊娠できないというイメージを持つ人もいます。
妊活しなければならないと考えるような場合には、妊活することでなぜこんなに頑張っているのに妊娠することが出来ないのだろうかと悩んでしまうことも大いにあり得ます。
しかし、悩んだりすることでストレスをため込み妊娠しにくい体の状態を作ってしまっている可能性もあります。
妊娠はあくまでも生物の自然の営みです。
決して強制されるものではありません。
だからこそ、悩んでしまうような状況に追い込むことは避けましょう。
妊活して妊娠したらラッキーだねぐらいの軽い気持ちで始めることも大切です。