赤ちゃんが欲しいのに旦那が協力的でない。
そんなふうにあせりを感じている方へ。
ご主人は、どうしたら妊活に前向きになってくれるのでしょうか。
具体的に、男性側の本音の部分にも触れて取り上げますので、お互いに理解しあいながら妊活を進めていきましょう。
結婚して新しい家庭を作る、そのためには子供が欲しいと思うことは自然なことです。
ただし、女性と男性では、妊娠に対する考え方が違います。
この点をしっかりと理解してから、ご主人に妊活について考えてもらうことが大切です。
どうして妊活が必要なのか。
その理由をちゃんと話すことで、ご主人の妊活に対する認識が変わってくることは確かです。
まずは、妊活する必要性をあらためて考えてみましょう。
排卵日に性行為をしても、女性が自然に妊娠できる確率は、30代以降になると15%以下に低下してしまいます。
女性が妊娠できる可能性は、月に1度の排卵日だけです。
それをご主人に説明して、排卵日に合わせた妊活スケジュールを考えることが大切です。
男性は避妊せずに性行為をすれば、女性が簡単に妊娠できると思っていることが多いので、まずはその認識が違うということを、理解してもらうことが重要です。
妊活する前に、妊娠するための知識をもう一度、再確認するとよいでしょう。
女性が妊娠できるタイミングや、妊娠するために気をつけてなくてはならないことなど。
普段、何気なくおこなっている習慣が、妊娠によくないこともあるかもしれません。
また、生活面や食事なども、妊活しやすい状態を作る条件になってきます。
精子と卵子が健康で問題ない状態であることが、妊活する大前提になってくるのです。
御主人に子供が欲しいとちゃんと伝えていますか?男性は女性と違い、子供はいつでもできると思っている人もいます。
男女で体の仕組みが違うので、仕方がないのかもしれませんが、年齢が上がるほど妊娠しにくくなることを含めて、ご主人にきちんと話てみましょう。
結婚したということは、あなたとの子供を持ちたいと思っている可能性が高いはずです。
ご主人が納得してくれるように、性行為をしても簡単には妊娠できない点も、理解してもらうことが大切になってきます。
ご主人が妊活に協力してくれるように、妊活経験者の動画を一緒に見ることもいいでしょう。
夫婦ともに年齢が30代後半になってくると、病院で異常がないか、精子と卵子の状態を診断することもあるようです。
動画ではそういう部分にも触れているので、妊活がどういうものか理解できるでしょう。
夫婦が仲むつまじく協力し合った結果、赤ちゃんが生まれたシーンなどは、とても感動的です。
きっと、ご主人も子供を持つイメージがわくのではないでしょうか。
基礎体温などを共有できる、排卵日共有アプリを二人で愛用することで、性行為をするタイミングが把握できるようになります。
アプリでは、排卵日や妊娠の可能性のある日、生理の予定日などを管理できます。
普段から夫婦生活が普通にある方も、どのタイミングですればいいのか分かってくると、妊活に対する意識が高まるのではないでしょうか。
そういう意味でも、おすすめします。
ご主人の気持ちも理解してあげることが大切です。
妊活するからといって、妊娠しやすい排卵日だけ誘われることは、男性にとってはプレッシャーを感じるのと同時に、種馬扱いしている寂しさを覚える場合も。
そういう男性の気持ちも理解して、妊活に義務を感じさせないためには、日頃からのコミュニケーションが大切になってきます。
ご主人のことを、愛しているから子供が欲しいことが伝われば、自然に妊活にも協力してくれるようになります。
妊活に非協力的なのは、身体的に問題があるのかもしれません。
EDや精子数が足りない、精子の能力が低下しているなど、ご主人が自覚していることがあり、妊活に積極的になれないという場合も。
現代はストレス社会ですが、ストレスや重労働が原因で、精子の質が低下することもあります。
今は、自宅で簡単に精子の状態を検査できる、精液検査キットも通販サイトで手に入るので、診断してみることも一つの方法でしょう。
しかし、ご主人にプレッシャーを与えないようにすすめることが大切です。
ネットの悩み相談を読むと、奥さんとご主人の間に子供を持つという感覚に、ずれがあることを感じます。
奥さんとしては「妊娠しやすいときに子供を作りたい」と思っており、ご主人としては「まだ父親になる自覚が持てない。
二人の時間を楽しみたい」と思っていたりします。
妊活に協力してもらうためには、この感覚のずれをなくしていく必要があります。
それには、子供ができたら今までと違い、どういう点が魅力的かをご主人に理解させることです。
父親になる、家族を持つ素晴らしさ、子供ができたときのメリットをイメージできるようになれば、妊活に協力しようと思うようになります。
フーナーテストとは、不妊の可能性がないかを調べる検査方法で、不妊検査では最初に行われる検査です。
検査に適しているのは排卵期。
検査費用は1回約1,000円と、比較的安く設定されています。
検査方法は、性行為後に子宮頚管に付着している粘液を採取して、精子の状態を調べるもの。
この検査で、子宮に精子がたどり着けるかどうかが診断できますが、結果が何度も不良になった場合、どちらかに原因があることが考えられます。
男性にも不妊検査があります。
検査方法は、男性器の触診をして、精子の量や状態を調べ、不妊の原因がないかを診断します。
検査をおこなうにあたり、約数日間の禁欲生活が条件になります。
病院で精液を採取することに抵抗がある場合、自宅で採取して病院に持参することも可能です。
その場合は、保管温度と時間に条件がつきます。
男性は受けたくない検査になると思いますが、受けてもらうことで、妊活への意識が高まることは確かです。
性的な問題は、たとえ夫婦でも話しづらい話題だと思います。
妊活に関しても、実際に何をすればいいのか、わからないご夫婦も多いのではないでしょうか。
妊娠は一人ではできません。
夫婦で協力しあうことが必要です。
新しい命を授かることは、二人から家族になるということで、とても素晴らしいことです。
ぜひ、妊活に関する知識を深めて、楽しく妊活をおこなっていきましょう。