2018.07.04

排卵日に起こる不正出血の原因ってなに?症状に合った対処法とは

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いつも排卵日付近になると、不正出血が起こって気になってはいるけど、病院に行くほどでもないだろうと、そのままにしている女性は少なくないでしょう。今回は、排卵日に不正出血がなぜ起こるのか、その原因や症状、対処法について調べてみました。

排卵日に不正出血があって不安

生理予定日でないのに、出血をしてしまうことがあります。生理日以外に出血することを「不正出血」といいますが、排卵日あたりに不正出血があって気になっているという人もいるのでは?

不正出血は、気にしなくても大丈夫なものもあるのですが、病気のサインの可能性もあります。今回は、不正出血の原因や症状、対処法などについて取り上げます。しっかりと理解して、不安を取り除いていただければと思います。

排卵日に現れる症状

排卵日には、女性の体の中でいろいろなことが起こっています。そのため、体調不調や精神不安定になりやすくなるのです。排卵期には、どのような症状が起こるのでしょうか。

粘り気のあるおりもの

排卵日を含む3日間の「排卵期」は、精子が体内に入っていきやすくするためや、卵子と受精しやすくするため、「おりもの」の量が月経周期の中で最も多くなります。おりものの色は透明で、ネバネバとしていてとろみがあり、水っぽいのが特徴でにおいはあまりありません。

このようなおりものが見られたら、「排卵期」の可能性が高く、この時期に性交をすると、妊娠する確率が高くなります。

下腹部の痛み

「排卵期」になると、下腹部の張りや痛み、腰痛などの症状が出る「排卵痛」が起こる人も多くいます。原因は、黄体による卵巣の腫れと女性ホルモンの影響や、排卵で起きる卵巣からの出血のためといわれています。

下腹部の軽い鈍痛程度なら様子見でいいのですが、立っていられないほどの激痛や吐き気がある場合は、すぐに婦人科で診察を受けましょう。

眠たくなる

「排卵期」になるときまって、眠くて仕方がなくなるという人も数多くいます。眠気の起こる原因は、「プロゲステロン」という女性ホルモンの作用が関係しています。

「プロゲステロン」は、精子と卵子が受精したあと、受精卵が育っていけるように、子宮内膜を厚い状態にする働きがあるホルモンのため、「排卵期」あたりから「プロゲステロン」の分泌が増え始めます。そして、「プロゲステロン」の作用の影響で、夜の眠りが浅くなるため、日中に眠くなってしまうのではないかといわれています。

排卵日の前後の不正出血

排卵日の前後に起こる不正出血は、ごく少量の出血であることが多く、日数にしてだいたい2~3日程度といわれています。女性ホルモンの分泌が活発に行われる、18歳~40歳半ばくらいの女性に多く見られる症状で、大量の出血が長期間にわたって続くなどの症状でなければ、特に心配する必要はありません。

排卵出血は、排卵がきちんと行われている目安になります。ただ、必ず出血が起こるわけではなく、排卵出血の経験がない女性のほうが多いくらいです。出血がなくても、排卵は行われているので大丈夫です。

排卵日の不正出血の原因

排卵日前後に起こる不正出血は、なぜ起こるのでしょう。不正出血になる原因や、病院で診察を受ける基準はどのような症状のときなのかなど、まとめてみました。

エストロゲンが減少するため

排卵出血の原因は、ホルモンバランスによる影響が大きいといわれています。排卵前の「卵胞期」には、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の分泌が増加するのですが、「排卵期」には卵巣から放出される「エストロゲン」が一時的に減少します。

そのため、子宮内膜が剥がれ落ちて、少量の出血を引き起こしてしまうのです。また、排卵が起こった際に、卵胞から飛び出した卵子が卵巣の壁を傷付き、卵管から子宮を伝って出血することもあるようです。

ストレスによるもの

排卵出血の原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れで、出血量が増えることもあります。日頃から不規則な生活が続いていたり、強いストレスを受け続けていたりすると、ホルモンバランスが乱れることで、子宮内膜の増殖・剥離という生理のサイクルが狂ってしまい、不正出血が起こることがあります。

また、無理なダイエットをすることで、肉体的・精神的にストレスを受け、ホルモンバランスが乱れて、不正出血が起こることもあります。

期間が長すぎる不正出血は病気の可能性もある

正常な排卵出血は、約3日間ほど続き、特に治療をする必要はないでしょう。しかし、3日過ぎても出血が続く場合や、生理時と同じくらいの出血がある場合は、ホルモン分泌の異常や、婦人科系の疾患の可能性もあるので、婦人科で受診することをおすすめします。

また、性交のあとに出血したり痛みがあったりする場合は、子宮腟部びらんや子宮頸管ポリープ、子宮頸管炎などが原因である可能性もあるので、婦人科で診察を受けることをおすすめします。

排卵日の不正出血の様子

排卵出血は、生理のときのように鮮血が多く出るわけではありません。排卵期の不正出血の色の種類や量など、基本的な症状を知っておきましょう。

排卵日の不正出血はピンク色が多い

排卵出血の色は、ピンク色であることが多いようです。しかし、個人差があり、人によっては黒っぽい色、赤、茶褐色、鮮血のように真っ赤な場合もあります。色だけで判断することが難しい場合は、出血の期間や量で判断します。

また、基礎体温をとっていると、低温期から高温期に変っている時期に出血があれば、排卵出血であることが確認できます。

排卵日の不正出血の量は少量

排卵出血は、正常であれば3日以内に止まります。また、生理と比べてもごく少量です。出血量が多い場合は、そのほかの不正出血ということも考えられ、ほかの病気の可能性もあります。よって、早めに婦人科で受診しましょう。

また、排卵日の不正出血が気になるようなら、ピルの服用やホルモン剤の投与によって、症状が軽くなることがあるので、婦人科に相談してみるとよいでしょう。

排卵期の過ごし方

排卵期のつらい症状を乗り越えるためには、どのような対処法があるのでしょうか。

充分な睡眠を心がける

排卵期は、「プロゲステロン」の作用の影響で、夜の眠りが浅くなり、眠りの質が落ちます。そのため、日中に眠くなることが多くなります。

そうならないためにも、質のよい眠りをとる必要があります。効果的なことは、寝る1時間前には携帯を触ることをやめて、脳をリラックスさせるようにしたり、食事やカフェインを寝る前にとらないように心がけたりしましょう。

大豆製品を積極的に摂る

イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きを持ち、ホルモンバランスの安定を助ける効果があります。したがって、排卵期はイソフラボンを摂取するようにしましょう。イソフラボンを摂取するために、豆乳を飲んだり、納豆や冷ややっこを食べたりするとよいでしょう。

手軽な方法として、サプリメントに頼ることもおすすめです。イソフラボンを摂取することは、ホルモンバランスを助ける効果だけでなく、肌や髪の毛もつるつるになるので、女性にとっていいことずくめなのです。

排卵日の不正出血はリラックスして過ごそう

排卵日は不正出血だけでなく、体の不調や精神不安定などで落ち込んだりしがちです。できるだけリラックスして過ごすために、しっかりと睡眠をとったり、好きな入浴剤を入れてゆっくりお湯につかったりして、体をあたためるなどして、ストレスをためないように過ごしましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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