40代での妊娠出産は、世間では高齢出産と呼ばれ出産時や胎児への高リスクが伴います。しかし40代でも妊娠や出産と頑張っている芸能人は多く、同じ世代の女性として勇気や励ましになります。高齢出産した芸能人を知ることで妊活に頑張る励みにしましょう。
40代でも、妊活や出産に頑張る人は大勢います。40代になってから、妊娠し出産した芸能人のニュースや話題も、よくみかけることがありますよね。
そんな高齢出産をした芸能人にはどんな人がいるのか、また彼女たちのブログなどに関してもとりあげたいと思います。芸能人の先輩ママたちのをお手本に、まだまだ遅くない妊活生活の励みにしましょう。
晩婚化は、女性が働きやすくなり、地位を持ちやすい社会になってきたことが、大きく影響しています。働きながら妊娠して出産するためには、仕事へのリスクが大きいです。そのため、仕事である程度の地位に落ち着いてから、結婚して出産を考える女性も多く、そのときには既に晩婚、高齢出産となってしまいます。
芸能人においても一般人より晩婚化が進んでいますが、結婚や妊娠が人気の低迷につながるため、仕事がなくなることに影響します。よって、若く未婚である華やかな内に仕事に追われ、ある程度人気が確立するまでは、仕事をし続けることで晩婚化になっています。
ここでは、40代で第一子や第二子を妊娠、出産した芸能人を年齢順に調べてみましょう。自分と同じような年齢の芸能人の妊娠、出産は励みになり参考にもしたいですね。
40代で初産の場合、母体への出産リスクや妊娠中の合併症などへの問題や、生まれてくる子供も、染色体異常などによるダウン症のリスクが高まるといわれています。40代での出産リスクを超えて、初産となった芸能人を見てみましょう。
高齢出産といわれる年齢は、平成3年度までは30歳以上で「マル高」と呼ばれていました。なぜこのマル高と呼ばれたのかは、婦人科検診で30代以上の妊婦に、マルに高という判子を押されていたのが、始まりといわれています。
現代に入ると、医療技術の発達や晩婚化に伴い、日本婦人科学会では「35歳以上の初産を高齢出産」と定義しています。ただしこの頃の傾向では、初産や経産を分けずに、年齢のみに着目して高齢出産といわれています。
また、世界単位で見てみた場合は、国際産科婦人科連合では初産婦35歳以上、経産婦に関しては、40歳以上が高齢出産と定義しています。
人工授精などで、卵子の凍結などの技術進歩なども含め、45歳以上50代でも妊娠・出産する女性も少なくありません。45歳以上での出産は「超高齢出産」と呼ばれ、妊娠が成功する確率は、約5%以下といわれています。
一般的に、40代後半から50代にかけての女性の多くは、閉経時期と呼ばれる排卵や生理が終わる年代にあたります。またそれに伴い、ホルモンバランスの崩れなどで、更年期障害と呼ばれるホルモン障害に悩む時期であります。よって、自然妊娠する可能性は低いといわれていますが、中にはこの時期でも自然妊娠をして、出産する場合もあります。
45歳以上の超高齢出産で、妊娠、ハイリスク出産をこころみた芸能人も大勢います。やはり年齢の壁は大きく、不妊治療の末にやっと授かった場合や、卵子提供による体外受精での妊娠、低い確率の自然妊娠で授かった場合など苦労されているようです。以下で、芸能人の超高齢出産をみてみましょう。
野田聖子(政治家):第一子となる男児を卵子提供により体外受精で妊娠、出産
坂上みき(元タレント):第一子となる男児を卵子提供により体外受精で妊娠、出産
高齢出産に伴うリスクは、母体へ負担がかかるだけでなく、胎児にも高いリスクがあります。母体へのリスクは、出産に耐えられる体力の問題や、流産や難産になる確率が高く、帝王切開になることが多くなることが挙げられます。また加齢によって、卵巣の機能低下や周辺の血管も老化することで、妊娠中毒症や妊娠糖尿病などの病気が、発症しやすくなるといわれています。
生まれてくる胎児への影響として、一番大きなリスクは、染色体異常によるダウン症を発症して、生まれてくる確率が高くなります。加齢によって、卵子や精子の質が低下することが原因で、染色体異常の胎児になるのではないかといわれています。40歳の妊娠では、約100人に1人の高確率で、ダウン症が発症するリスクがあります。
高齢出産でも妊活に励んでいる芸能人の方は多く、頑張っている様子などの妊活情報を、ブログなどで綴っています。高齢出産や高齢妊活に悩んでいる方は、芸能人の妊活や高齢出産ブログを参考に、勇気をもらいましょう。
33歳で自己流妊活するもなかなか妊娠せず、旦那様の不妊や卵子の劣化にも負けずに不妊治療を続けられました。3度の流産を経験後に、44歳で第一子を出産。ご自身で決めた46歳のリミットまでに、7度の体外受精を経験して、46歳で第2子を妊娠されています。出産された加藤貴子さんの妊活や不妊治療、出産などを綴ったブログです。
【参照リンク:https://ameblo.jp/takaco-blog/】
1度聞いたら忘れられない声の持ち主である、声優の金田朋子さんは、たびたびお笑い番組などにもご夫婦で出演され、中睦まじい姿を拝見した方も多いでしょう。44歳で第一子を出産され、高齢出産のへの不安を抱えつつも、同じように悩んでいる人たちに、一緒に楽しみましょうと元気を与えてくれる内容のブログです。
【参照リンク:https://ameblo.jp/kanetomojigoku/】
晩婚化が増える現代において、高齢出産は他人事ではなくなっています。平成28年度の「厚生労働省の人口動態統計」での出生率でみると、15~39歳階級では、前年度より減少しているにもかかわらず、40~44歳階級では、前年度より増加していることが発表されています。
今後どんどん進んでいく、40代での妊娠や高齢出産に対して、今自分でできることから、早めに準備をすることが必要です。ゆっくり、少しずつと思っていると、あっという間に1年、2年と歳を重ねて、日ごとにリスクが高まります。
しかし高齢出産をすると、子宮がんのリスクが少なくなるといわれています。高齢出産には、リスクだけでなくメリットもあるのです。妊娠、出産に向けて、運動や食事、婦人科検診など身体づくりから始めてみるのもよいでしょう。