性機能障害は、不妊症と密接な関係があります。
性行為が行われないと不妊にも妊娠にも至らないからです。近年この性機能に障害を患った人が増加傾向にあります。
また、この性機能障害というのは、男性だけの問題ではありません。性機能障害には、男性の性機能障害と女性の性機能障害があるのです。
まず、男性の性機能障害には、大きく分けて4つに分類されます。
この男性の性機能障害には、加齢や過労・ストレス等の影響を受けることで、有効な勃起が起こらず性行為がうまくいかない場合や陰茎の静脈に異常があると血液がすぐに戻ってしまい、血液の流入量が十分でも勃起を持続できないことがあります。
膣内射精障害とは、マスターベーションでは射精できるのに、性交のときに膣内に射精出来ない状態のことを言います。
射精に際し、精液が尿道口から排出されるのではなく、膀胱の方に排出される状態です。
早漏、射精遅延や無射精などの状態があります。
動脈硬化や糖尿病も性機能障害の原因の一つであり、糖尿病になると、軽症でも勃起障害となり、重症となると射精障害や精液量が減少することがありますので、注意が必要です。又精液が出なくなる無精液症等の症状が起こることもありますので、何か異常があると感じた場合、すぐに男性性機能障害治療の専門医師の診察が必要になります。
次に、女性性機能障害の原因は、大きく3つに分類されます。
性欲が低下し、性的刺激に興奮状態が得られにくい状態です。
十分な興奮に引き続いて起こるべきオーガズムが起こるのが遅れるか起こらない状態が繰り返されることをいいます。
骨盤内で感じる奥の部分に痛みがある骨盤痛や十分な性的興奮があり、濡れているにも関わらず、挿入時に痛みを伴う挿入障害があります。