2018.08.07

「妊娠しました」の体験談。29歳以上の女性が妊娠して気になること

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辛い不妊治療を受け、やっと授かった赤ちゃん。嬉しい反面、健康な子が産まれてくるのか、自分の体力は持つのか、周囲の目が気になるなどさまざなま不安も抱えている人も多いのではないでしょうか。実際に妊娠・出産を体験した人の体験談を見ていきましょう。

他の人の妊娠体験を聞いてみたい

妊娠・出産の年齢が高くなるにつれて上がるリスク。ネットや周りの話を聞くと、不安は募るばかり。しかし、初めてのことに戸惑い、悩む人は大勢います。妊娠がわかって嬉しいのは事実だけど、不安な気持ちは消しきれない。実際に同年代の妊婦さんはどんな悩みを持っているのか、またその不安をどうやって解決したのか見ていきましょう。

29歳の妊娠体験

30間近になり周りが妊娠していく中で自分だけ妊娠せず焦る気持ちや29歳で初めて妊娠したときの喜びや不安など、実際のママの体験談を見ていきましょう。

1.「妊娠に対する焦りがあった仲のいいグループ6組のご夫婦と時々飲み会などを開いて楽しく交流しています。会話の中で「みんなで同級生の子どもができたらいいね」という話になり、その時は深く考えていなかったのですが、いざ一人が妊娠すると急に焦りが出てきました。」

2.「不妊検査に産婦人科へ行くと周りは妊婦さんばかりで、悲しくなります。20代最後ということもあり、早く妊娠したい気持ちでいっぱいです。」

妊娠した喜びの気持ち

1.「26歳で結婚。そのうち妊娠するだろうと軽く考えていましたが、1年、2年と過ぎてもその気配はなし。友達の妊娠報告を聞くのも嫌になったころ、近くの不妊治療専門の病院へ通い始めました。」

2.「タイミング法、人工授精、卵管内人工授精など色々な方法を試すものの、妊娠しませんでした。経済的負担も大きく、成果が見られない治療に嫌気がさしてきました。」

3.「妊娠をあきらめかけていたとき、生理がなかなか来ず、妊娠検査薬を使うと陽性反応が出ました。期待していなかったので、びっくりしましたがとても嬉しかったです。」

ダウン症検査についての戸惑い

29歳妊婦です。妊娠5週目と8週目の時に流産を2回経験しました。3度目の妊娠をした妊娠10週目のとき、病院の先生から超音波でダウン症の検査を受けるかと聞かれました。

高齢出産ではダウン症の子が生まれる確率が高くなるのは知っていました。しかしまだ20代で高齢出産というわけではないのに、ダウン症の疑いがあることに戸惑いを感じました。

高齢出産への不安を感じる

1.「現在妊娠8カ月の29歳妊婦です。病院の医師に二人目を作るなら、高齢出産にならない1~2年のうちに作ったほうがいいと言われ焦っています。」

2.「まさか一人目をまだ出産してもいないのに、今の時点で高齢出産の話をされるとは思っておらず、高齢出産へのリスクなど、不安が高まっています。」

35歳から39歳の妊娠体験

高齢出産と言われ始める年齢での妊娠体験談を見ていきましょう。

高齢出産への不安を感じる

35歳からの出産は高齢出産と言われます。35歳以上の高齢出産では、分娩時に障害を起こす可能性や染色体異常、切迫早産や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、胎盤の位置の異常、子宮筋腫の合併など多くのリスクが高まります。

「高齢出産はたくさんのリスクがあるので、高齢出産への不安を感じることが多いようです。不妊治療をしてようやく授かった赤ちゃんが流産したり、次に妊娠した赤ちゃんも切迫早産気味だった高齢出産をした友人の体験談を聞いていたので、胎動を感じるまでの毎日、何かしら不安な思いを抱えていました。」

ダウン症の不安 を感じる

1.「35歳で三人目を妊娠しています。高齢出産について調べると、30半ばからは染色体異常の確率が高くなるので、ダウン症の確率が高くなるという記事をたくさん見つけてしまい、不安で仕方ありません。」

2.「36歳で一人目、41歳で三人目を産みました。生まれるまではやはり心配でしたが、無事に五体満足の赤ちゃんが産まれました。」

3.「36歳で出産しました。【高齢出産なので、羊水の検査をしたい】と話したところ、【都会じゃこの年齢での出産は普通だよ。検査はあまり勧めないけど、どうしてもと言うなら検査するよ】と言われました。あまり心配しすぎず、マタニティーライフを楽しんだほうがいいと思います。」

?体力的不安を感じる

「今年35歳で三人目を妊娠しました。旦那は喜んでくれていますが、体力的に不安を感じています。」という質問に対し、同年齢からの回答を見ていきましょう。

1.「37歳で二人目を出産しました。不安はありましたが、心配いりませんでした。長男と15歳年が離れていましたが、育児に協力的で助かっています。また、育児グッズも進化していてとても便利です。」

2.「20代半ばで初めて出産し、13年ぶりの出産でした。体力的に大変ですが、上の子がかわいがってくれて産んでよかったと感じています。」
このように、上の子供や進化した育児グッズに助けられて、体力面をカバーしている母親もたくさんいます。

40代の妊娠体験談

40代で妊娠し、嬉しさはあるものの、不安や恥ずかしいという気持ちがあるのもまた事実です。

妊娠してとても嬉しかった

「まさか自分に赤ちゃんができるとは思ってなかったので、すごく嬉しかったです。」

「妊娠がわかって旦那と一緒に喜びました。」

「再婚してすぐ体外受精までの不妊治療を行いました。体の負担を考え、体外受精は1回だけにしました。その時、陽性反応は出ず、あきらめかけていたら自然妊娠をして夫も私も大喜びしています。」

などの喜びの声がたくさん出ています。特に不妊治療で体外受精をした人は喜びが大きいようです。

不安は30代より更に強くなる

「38歳で一人目を出産したものの、生後2時間後に娘は息を引き取りました。悲しみや痛みを抱えながらも少しずつ元の生活に戻れていました。それから5年後、二度目の妊娠が発覚。40代は流産の確率が高くなるというし、一人目の娘のこともあって不安で仕方ありませんでした。」

このように40代での妊娠は、流産の確率が高くなるだけではなく、初めて産むことへの不安や産むか産まないか、羊水検査を受けるか受けないかなどさまざまな迷いが出てきます。また、金銭的にも肉体的にも厳しいことから中絶をする人もいます。

40代で恥ずかしさを感じる

「40歳から不妊治療を始め、46歳でやっと妊娠。この年になってどうしたいか考えず治療を続けていましたが、白髪まじりの自分の姿を見ておばあちゃんって言われたらどうしよう。この年で妊娠したと会社に言うのが恥ずかしい」

このように、高齢で妊娠したので周りに言えない人もいるのです。

不安より出産子育てを楽しみたい

「40代の妊娠初期の流産リスクは40%を超え、安定期に入ってからもさまざまなリスクがあります。しかし、大きくなっていくお腹と胎動を感じ、日々母になる決意を日々強くしています。」

さまざまな不安はあるものの、高齢出産の人同士で励まし合い出産や子育てを頑張っていきたいと前向きな人もたくさんいます。

妊娠は嬉しいが不安を感じている人が多い

妊娠は嬉しいものの、不安を感じている人は多いものです。妊娠に不安に思うのは自分だけではありません。しかし、身近な人には相談しづらいこともあるでしょう。同じ悩みを持っていたりネットでは意見交換や疑問に答えてくれるサイトがあるので、そこを利用するといいでしょう。また、専門的なことは病院で相談することが大切です。一人で抱え込まず、周囲に相談しつつ楽しい妊娠生活を送りましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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