2017.07.10

【妊活サプリ】必ず摂りたい!4つのおすすめ妊活成分とは?

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「妊娠しやすい体」作りのためには、普段の食事からバランスよく栄養をとることが大切です。
でも、普段の食生活で、バランスよく、ちゃんと栄養がとれているか不安になりませんか?

そこで、普段の食事だけでは足りない栄養をサポートをしてくれるのがサプリメントです。

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サプリメントであれば、面倒な準備もなく、決められた用量を飲むだけなので、簡単に摂ることができます。
サプリメントはたくさんありますが、「どうやって選んでいいのかよく分からない…」というあなたに、妊活でおすすめの栄養成分をご紹介します。

◆ 妊活サプリでおすすめの成分1:葉酸

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葉酸のサプリはたくさんありますよね。
厚生労働省も、妊娠を計画している女性、妊婦さんに推奨している、絶対に外せない栄養です。
「葉酸」はおなかの赤ちゃんの発育のために、とても大切な栄養。
ですから、妊活中は毎日しっかり摂り続けることが大切です。

「葉酸」は、抗貧血作用があり、フラフラ対策、周期前のイライラ・不安定対策に効果があります。
現実に不妊に悩む方は、ほとんどが鉄分不足といわれています。
女性は生理がありますし、肉をあまり食べない方も多いからです。

「葉酸」は、ビタミンB群の一種で、ホウレン草や青菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。
しかし、調理による熱に弱いので、必要な量を食事で賄うのが難しい成分です。
また、体内での蓄積性が低く、まとめて摂取することができないので、毎日コツコツと摂取しなければなりません。

厚生労働省が、「葉酸」を推奨している、もうひとつの大事な理由があります。
それは、妊娠を計画している女性は、神経管閉鎖障害の発症の恐れがあるといわれているからです。

神経管閉鎖障害とは、脳や脊髄など、中枢神経系の源になる神経管が作られる、妊娠の4~5週ごろにおこる胎児の先天異常です。
そのリスクを低減させるために、食品からの葉酸摂取に加えて、(サプリメントなどの) 栄養補助食品から「葉酸」を摂取することを推奨しています。
美肌やヘアケアのためにも必要な「葉酸」は、すべての女性にとって大切な栄養です。

◆ 妊活サプリでおすすめの成分2:マカ

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マカのサプリもたくさん出ています。
「精力増強」「滋養強壮」’などのイメージがある「マカ」ですが、不妊体質の改善にも非常に優れています。

「マカ」は、南米ペルーに植生するアブラナ科の多年生植物で、根は薬用ハーブとしても使われています。
「マカ」の根は、私たちが体内で作ることができない必須アミノ酸、身体の調子を整えるミネラル、ビタミンの他、ジャガイモの倍以上の鉄分とカルシウムなどを豊富に含んでいます。
その栄養成分の高さとバランスから「完全食」ともいわれています。

「マカ」が優れている理由は、これら栄養素が相乗効果で働くことです。
「マカ」に含まれている必須アミノ酸やミネラル、ビタミンは、ホルモンを作り出す器官を制御する脳下垂体を刺激し、体内で必要なホルモンを作る助けをしてくれ、体のバランスを整えてくれます。
「マカで基礎体温が安定した」という報告が多いのは、「マカ」がホルモンの過不足を上手に調節してくれるからです。
また、リジンという栄養素は、女性の生殖機能を活発化して、受胎環境を整える効果があると言われています。

「マカ」は女性だけでなく、男性不妊にも効果があるといわれています。
「マカ」に含まれる必須アミノ酸のアルギニンは、男性の精巣機能を活発にして、精子を増殖させ運動率をアップさせることが判明されたとか。
「マカ」を使った動物実験では、ホルモンの分泌バランスの安定化、受胎率の向上が確認されています。
ペルーでは、ホルモン療法より自然の「マカ」を使った療法を勧めるお医者さんもいるそうです!

◆ 妊活サプリでおすすめの成分3:タンポポ

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妊活に熱心な方には、タンポポ茶やたんぽぽコーヒーとして飲まれています。
「タンポポ 」は東洋医学の世界では、「不妊改善のハーブ」として、治療にも用いられています植物です。

「タンポポ 」が不妊によいとされる理由、それは、タンポポのエキスがホルモン量を調整する視床下部と、ホルモンを作り出す器官を制御する脳下垂体を活性化し、ホルモン分泌を促して、質の良い卵子を作るからだといわれています。

また、妊活中はストレスや、不妊治療で用いられる排卵誘発剤の使用などから、ホルモンバランスを崩しがちです。
「タンポポ 」には、ホルモンバランスを整える働きや、血液環境が良くなり生理不順や生理痛を改善する働きがあります。

そして、なんといっても「タンポポ 」には古くから歴史があります。
昔から世界各地で、健康な母体づくりをサポートする、女性に効用の高い薬草として知られています。
中国、ドイツでは昔から産婦人科治療で、「タンポポ 」が比較的よく使用されています。
特に卵巣機能不全、不妊症、更年期障害などの臨床に使用されてきました。

日本でも、婦人病予防、催乳促進のため古くから使われています。
出産後の体力回復、健胃、整腸、解熱、発汗などいろいろな民間療法に使用されてきました。
タンポポエキスを不妊治療で併用して処方しているクリニックもあります。

◆ 妊活サプリでおすすめの成分4:ローヤルゼリー

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「疲労回復」「滋養強壮」などのイメージがある「ローヤルゼリー」も、「マカ」と並んで有名な健康食品ですね。
「ローヤルゼリー」は働き蜂であるミツバチが、花粉や蜂蜜を食べて、体内で分解・合成して分泌する物質です。
たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素をバランスよく含んでいます。

ヨーロッパでは昔から精力増強剤として用いられています。
女性を対象とした試験では、冷え性改善作用があることが検証されています。

多くの女性の悩みである冷え性は、主に血行不良によって起こります。
血行が悪くなると、血液が体の末端にまで行き渡らないために「冷え」を感じます。
血行不良によっておこる「冷え」性は、不眠、肩こり、便秘、だるさ、疲労感などの体調不良にもつながり、日常生活の質を著しく低下させます。

東洋医学では、多くの婦人病の元凶が「冷え」だと言っているくらいです。
その「冷え」が改善されるかもしれないということは、疲労回復や肩こり、便秘改善にもつながります。

「ローヤルゼリー」も、女性の健康をトータルでサポートしてくれる栄養だといえます。
「ローヤルゼリー」の研究は、ヨーロッパ各国で1900年代より本格的に行われるようになりました。
当時のローマ教皇が老衰による危篤状態に陥った際、主治医らが「ローヤルゼリー」を投与したところ、見事回復。
教皇自らミツバチを称えるスピーチを行ったそうです。

ローマ教皇の回復をきっかけとして、「ローヤルゼリー」の効能効果は全世界で認知され、世界各国の科学者達が研究を開始して、今日までに様々な「ローヤルゼリー」の作用に関する報告がされています。

まとめ

以上、妊活サプリでおすすめの成分を4つご紹介しました。

「妊娠しやすい体作り」のために、「コレをとれば大丈夫!」というような特別な栄養は「ひとつ」ではありません。
栄養素は単独では効果的には働かず、基本的に他の栄養素を必要とします。

今回紹介した成分を参考に、たとえば葉酸サプリなら、他にどのような成分が入っているのかをチェックしてみてくださいね。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。