2017.07.18

【不妊治療】失敗しない不妊鍼灸院を選ぶコツ

ARTICLE

不妊症はデリケートな悩みです。
いきなり産婦人科へ行くのは、かなりの勇気が必要です。

そんななか、不妊治療の中でも注目されているのが「不妊鍼灸」です。

日本国内はもちろん、海外でも不妊治療に鍼灸を取り入れるところが増えています。
また、不妊治療と合わせて不妊鍼灸を行うことで、妊活に非常に効果的に作用する事もわかってきました。

失敗しない不妊鍼灸院の選び方についてまとめてみました。

◆ 不妊鍼灸にはどんな効果があるの?

鍼灸4.jpg

不妊鍼灸を受けることで身体が妊娠しやすい状態に変化しますが、体感できる効果としては下記のような効果が期待できます。

① 自然治癒力の向上
② 血流促進・冷え症の改善
③ 自律神経のバランスを整える
④ ホルモンバランスの調整
⑤ ストレス緩和・リラックス効果

◆ 不妊のための鍼灸院の上手な選び方は?

鍼灸5.jpg

鍼灸治療は、体自体の根本を治療して健康な体にすることによって、人間の生殖機能も活発になり、妊娠しやすい状態になることを目指すものです。
そのため、すぐに効果があらわれるものではなく、長期間通院しなければなりません。

近所の通院しやすい場所に鍼灸院があればベストですが、できれば多少通院に不便であっても不妊治療の経験が豊富な鍼灸院を選んだ方が安心です。

また不妊治療だけでなく、全身的な体調管理も同時にしてくれる鍼灸院を選びましょう。
胃腸の調子や、不眠、冷えなど、全身的な体調管理も不妊治療と同時にしてくれる鍼灸院がおすすめです。

◆ お灸にはどんな種類があるの?

鍼灸2.jpg

お灸には、火傷の痕が一生残るものや、4日から2週間以内に痕がきれいに消えるタイプ、痕が全く残らなくて熱くもないソフトなものなど色々とあります。
最近は火傷の痕が一生残るタイプのお灸をしている鍼灸院はほとんど見かけませんが、使うお灸の種類は鍼灸師によって違うので、事前に確認しておきましょう。

◆ 鍼にはどんな種類があるの?

鍼灸1.jpg

中国式や韓国式の鍼はかなり太いものを使いますが、日本式の鍼は極めて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を使います。

鍼は痛いのではないかと不安を抱いている方にとっては、鍼の太さも、少しでも不安をとりのぞく要素となります。
事前に確認しておくことで、安心して治療に取り組みましょう。

◆ 不妊治療の経験豊富な鍼灸師も重要

鍼灸3.jpg

不妊鍼灸の経験と腕のある鍼灸院を選びたいものですが、通院の期間が長くなることを考えれば、近くて通いやすい所も選択肢のひとつです。

鍼灸師には、専門医制度のようなものはありません。
ですから、鍼灸院そのものが不妊治療専門であることよりも、その治療院に所属している鍼灸師が、不妊治療の経験が豊富かどうかを重視して選びましょう。

不妊カウンセラーという資格を有している鍼灸師もいますが、公的な資格ではありません。
資格ばかりに眼を向けず、経験のある鍼灸師を探すのが確実でしょう。

最近では、お灸や鍼を打つだけでなく「鍼灸+整体+ストレッチ」「鍼灸+高周波機器」「鍼灸+漢方」などを組み合わせた施術も行っている鍼灸院もあります。

まとめ

鍼灸が本当に不妊に効果があるのか、疑問を抱く方も多いでしょう。
しかし、鍼灸治療は古くから伝わる東洋医学の伝統的施術です。

整体にしろ、鍼灸にしろ、不妊治療中のストレス緩和や体のコンディションづくりには、間違いなく役に立ってくれるはずです。

体自体の根本を治療して健康な体にすることによって、人間の生殖機能も活発になり、妊娠しやすい状態になることを目指すのが不妊鍼灸です。
どうしても赤ちゃんの誕生を望むのなら、不妊鍼灸にチャレンジしてみることも、妊活の検討項目に加えてみてはいかがでしょうか。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。