2017.06.30

妊活ストレスを解消させる生活習慣とは?

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妊活に付きもののストレス。
たとえ妊活を第一に考えても、生活していかなければなりません。

不妊治療をやるにしてもお金がかかります。
だから生活のために必要な仕事も、同じくらい重要に考えなければならない人は多いと思います。

妊活と仕事の両立は大変だと思います。
また、たとえ妊活だけに専念できたとしても、それはそれでプレッシャーもあり、ストレスを感じることも多々あるはずです。

不妊治療自体も、治療の苦しみや痛みや経済的不安もありますから。

結局、妊活をやっているやっていない、専念している、仕事と両立しているにかかわらず、ストレスは、人生において必ずあるもの、と考えるべきです。
だから、ストレスの解消はとても大切です。

この記事では、妊活に大敵のストレス解消法を紹介します。

◆妊活のストレス解消法

1. 呼吸

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落ち着くために、リラックスするために「深呼吸」が効果的ということは聞いたことがあると思います。

イライラするときなど、ストレスを感じた時は、深呼吸しましょう。

さらにおすすめなのが腹式呼吸です。

腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かす呼吸法ですので、体の中からお腹をマッサージすることができ、お腹の中の血液の循環を良くすることができます。

また、リラックスした時に働く副交感神経にスイッチを入れることができます。

それでは、腹式呼吸のやり方をご説明します。

(1)背筋を伸ばし、楽な姿勢でお腹に手を当てます。(できれば、椅子に座って行ってください)

(2)口から息をはきます。

(3)鼻からゆっくり息を吸いながら、おなかをふくらませます。

このとき、丹田(おへそから指4本くらい下)に空気をためていくイメージで行ってください。

さらに、体に良いエネルギーを取り入れるイメージで行うと効果的です。

(4)口からゆっくり息を吐きます。

このとき、体から悪いエネルギー(不妊の原因となるもの)を吐きだすイメージで行うと効果的です。

2. 日光を浴びる

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気分がうつうつとするときは、外出しましょう。
外に出かけるだけでも、気分んがすっきりしますよね。

これは、日の光を浴びることにより、脳内に精神に安定をもたらす 、’幸せ物質’といわれるセロトニンが生成、分泌されるからです。
セロトニンは、快感や喜びをもたらすドーパミン、不安や恐怖をもたらすノルアドレナリンと並んで「三大神経伝達物質」といわれています。

3. 運動

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これも深呼吸と同じで、体を動かすと、運動をすると、すっきりしますよね。

おすすめはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動です。
単調な繰り返しの運動も、’幸せ物質’セロトニンや、快感物質ドーパミンが分泌されて、気分がすっきりします。

スポーツジムなどにあるランニングマシンも良いですが、やっぱり外でやる方がすっきりします。風景が楽しめますし、日の光を浴びることにより、さらにセロトニンが分泌されるようになります。
ウォーキングやジョギングなどの時間がとれないときは、ストレッチや体操などでもよいでしょう。

ストレッチや体操で、筋肉、関節を動かすことにより、血流が改善され、やはりセロトニンが活性化されます。

4. 睡眠

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睡眠不足だったり、睡眠の質が悪かったりすると、イライラすることがありますよね。
睡眠不足自体が、ストレスホルモンを分泌させ、ストレスをもたらすことがあります。

睡眠をしっかりとることで、ストレスを和らげる効果があります。
睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌され、リラックスをもたらす副交感神経が優位になります。

5. 入浴

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お風呂に入ると、気持ちよくてリラックスできますよね。
入浴には疲れをほぐし、血行を促進させる効果があります。

普段の悩みから開放され、リラックスする事で、脳の緊張も緩和され、アルファ波が作動します。
脳波がアルファ波になるリラックスした状態を入浴で得る条件は、

・ 体の芯の体温(深層体温)を1℃上昇させること。

・ 心拍数の上昇を30以内におさえること。

です。

これを実現させるために、次の入浴法がおすすめです。

◎40℃のお湯で15分入浴

○41℃のお湯で10分入浴

○39℃のお湯で20分入浴

深層体温が1℃以上になると不快感が出てくるので、そのときには一旦あがって、一休みするか、身体を洗います。

これを2、3度繰り返します。

お風呂は、毎日入るものなので、毎日、リラックスできて、免疫力を高められます。

6. 美味しいものを食べる/ストレス解消に役立つ栄養を摂る

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ストレス解消は、「美味しいものを食べること!」という女性は多いですよね。
妊活のため、妊娠のために料理を頑張ることは、もちろんとても良いことです。

でもストレスがたまっているなと思うとき、たまには外食で美味しいものを食べにいきましょう。(ファストフードなどはなるべく避けましょう)
「美味しい!」と思いながら食べると、’幸せ物質’セロトニンが分泌され、幸せを感じます。

補足で、ストレス対策、解消のためによい栄養、食品は以下の通りです。

・タンパク質:肉類、魚介類、卵など

・カルシウム:牛乳、乳製品、豆腐など

・ビタミンB1:レバー、かつお、豚肉など

・ビタミンB1:レバー、かつお、豚肉など

7. たまには休む

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毎日、妊活、仕事を頑張っていると、疲れてストレスがたまりがちになります。

頑張るのはもちろん良いことですが、ずっと全力で頑張り続けることは無理です。
これは一流のビジネスマンでもプロスポーツ選手でも同じですよね。

頑張り続けていると、頑張ること自体がストレスを感じるようになることがあります。

そしてよく聞きませんか?

妊活を、不妊治療を辞めたらすぐに赤ちゃんを授かったという話を。
これは妊活のストレスから解放されたから、ということが考えられます。

だからたまには休みましょう。

まとめ

ストレス解消法をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

食事、運動、睡眠etc

「どれも当たり前のことじゃん」と思われましたか?

はい、ここではあえて当たり前のことをご紹介させていただきました。

ストレスは、当たり前の生活で解消されるものなのです。
そして妊娠しやすい体づくりも結局は健康な体づくり。

結局ストレス解消も、妊活も当たり前のことをいかに当たり前にできるか、なのです。
赤ちゃんを授かることも、本来女性として当たり前のこと。

赤ちゃんを授かるために、当たり前を極めましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。