不妊の悩みはとってもデリケート。
なかなか周りに相談できないという女性も少なくありません。
誰かに相談できない悩みは、ストレスになってしまいがちです。
でも、もしプライバシーを守って悩みを相談できる場所があれば、心身の負担を軽くできますよね。
今回は、不妊の女性が抱えやすい悩みから、匿名で相談できる専門機関まで詳しく解説していきます。
不妊に悩んでいる人が、どのくらいいるかご存知ですか?
2017年にメルクセローノ株式会社が実施した「妊活および不妊治療に関する意識と実態調査」によると、既婚女性の3人に1人が「不妊で悩んだ経験がある」と回答しました。
また、不妊治療の経験がある既婚女性は、7人に1人というデータが出ています。
不妊はとてもデリケートな問題。
なかなか相談できず、一人で悩んでしまうのはつらいことです。
実は、不妊の悩みを匿名で相談できる公共機関やサービスが増えてきています。
つらい不妊の悩みや悩みを解決できる方法について、詳しく見ていきましょう。
不妊の女性が抱えやすい悩みは、一体どのようなものがあるのでしょうか?
不妊の悩みで多いのが、夫や親しい友達にもなかなか相談できず、一人で悩みすぎてしまうということ。
不妊はつい周りの目が気になってしまったりと、とてもデリケートな問題です。
また、悩みを周りになかなか理解してもらいにくく、さらに苦しんでしまうということも。
2017年にメルクセローノ株式会社が実施した「不妊治療時に望むパートナーのサポートは?」という調査では、
関心を持ってほしい (68.9%)
話を聞いてほしい(62.9%)
など、夫の理解を求める回答が上位を占めていました。
不妊や治療への理解や関心の違いから、夫婦間ですれ違いやレスが生まれ、離婚問題に発展してしまうなどのケースもあります。
パートナーである夫の協力やサポートが得られていると、心身の負担が軽くなります。
いかに夫の理解を得られるかが重要です。
不妊は人間関係に支障をきたしてしまうこともあります。
既に子どもがいたり、妊娠をした友達を素直に喜べなかったり、幸せそうな姿を見ているのが辛くなる。気を遣ってしまって、気疲れしてしまうということも。
直接友達と会っていなくても、Facebookなどで子どもの投稿などを見ると嫉妬をしてしまう。
そんな自分に悩んでしまうなど、人間関係の悩みも多く存在します。
家に閉じこもりがちになり、子どもがいる友達と疎遠になってしまうという問題も出てきます。
日本では、不妊治療は保険適用外の場合もある一方で、治療にかかる費用を一部助成する制度が存在します。
しかし、助成制度があるとはいえ、不妊の治療費は高額です。
たとえば、体外受精の費用は、一回で平均約30~50万円に加えて検査料などの諸費用が加算されます。
受診先によって料金が異なるので、中には100万円近くの費用がかかる場合も。
また、不妊治療は排卵誘発剤による副作用や妊娠しなかった際のショックなど、心身にも大きく負担がかかります。
「もしかすると、次は妊娠できるかもしれない。」
「夫や周りの期待に応えなければというプレッシャーがある。」
などの気持ちから、不妊治療をやめられないという悩みもあります。
不妊治療をやめるというのは大きな勇気がいること。
2016年の4月に、NHKの「おはよう日本」で、不妊治療をやめたいという人たちが集まるグループカウンセリングが特集されました。
特集の中では、グループカウンセリングの参加者に悩みを打ち明けたことで、気持ちが整理できたと話す人も。
一人で悩むというのはとてもつらいことです。
悩みを相談できる場所は、不妊に悩む人にとって大きな支えとなる可能性があります。そ
れでは、なかなか周りには言えない悩みを相談できる場所をみていきましょう。
日本では、全国各地に無料で不妊の悩みを相談できる不妊専門相談センターが設けられています。
たとえば、神奈川県の「不妊・不育専門相談センター」では、専門医師や臨床心理士との電話相談や面談によって心身の悩みを相談することが可能です。
匿名利用可能なのでプライバシーが厳守されるため、本音を話しやすいというメリットがあります。
厚生労働省のホームページで「全国の不育症相談窓口一覧」が公開されています。近くの相談窓口を探してしてみましょう。
不妊専門の巨大掲示板やブログを利用すれば、プライバシーを守って誰にも話せなかった不妊の悩みを相談したり、同じ悩みを持っている人の体験談などがみれます。
不妊治療の交流サイトで有名な「子宝ねっと」は、年代別、不妊治療の種類別、悩みの種類別など、掲示板の種類が豊富です。細かく掲示板が分類されているので、自分の悩みにあった掲示板を探しやすい点がおすすめです。
スマートフォンの妊活アプリには、不妊に悩むユーザーが集まって、情報交換や相談ができる掲示板が設置されているものがあります。
掲示板以外にも、基礎体温などの情報を記録できるスケジュール機能や、体温計との連動機能など、アプリによって特徴はさまざまです。
スマートフォンなので、すき間時間や外出先でもかんたんにチェックが可能。
パソコンでは家族に履歴が見つかってしまう可能性がありますが、スマートフォンなら誰にも知られず掲示板を利用できます。
▶ マイナビウーマン 妊活アプリで何がわかるの?人気のおすすめアプリ7選
不妊は悩みが多く、心身に大きな負担がかかります。
周りには言えない悩みを相談できる場所があれば、気持ちが軽くなったり気分転換ができます。
悩みを相談できる方法を、ぜひ参考にしてみてください。
あなたにぴったりの方法を見つけて、誰にも言えなかった不妊の悩みを解消させましょう。