2017.11.19

妊活がうまくいかないときこそ、実践したほうが良いこととは?

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妊活ライフを行う中で、孤独感を感じている女性も多いのではないでしょうか。

妊活がうまくいかないと感じたときこそ、試してみてほしいことがたくさんあります。

うまくモチベーションを保ちながら、楽しい妊活ライフが送れるようになるはずです。

妊活がうまくいかないとき気をつけたいこと

自分を責めてストレスをためない

妊活をする上で重なことのひとつとして、ストレスを溜めずに妊活を行うこということがあげられます。自分の生活習慣に問題があるのではないか、自分の身体に妊娠ができない問題があるのではないか。あれやこれやとうまくいかない理由を考えてみては、自分のことを必要以上に責めてしまう…そのようなこともあるのではないでしょうか。

そんなときこそ、寄り添ってくれる大切なパートナーに自分の気持ちを素直に話してみましょう。ひとりで溜め込むことが一番よくないのです。自身を理解してくれたうえで、気持ちに寄り添ってもらうことで、自分だけを責めるような暗い気持ちから解消されるはずです。

相手への思いやりも忘れずに

ついつい自分だけの気持ちが先走ってしまい、パートナーに無理をさせてしまっているということはないでしょうか。妊活をするうえで一番の理解者はパートナーのはず。自分だけの気持ちを押し付けるのではなく、パートナーの気持ちも理解し、尊重してあげられるような余裕を持ちましょう。

妊活を焦ってしまう気持ちもあるかと思いますが、焦ったからといってすぐに結果が出るものでもありません。二人で支えあいながら、楽しく妊活に挑んでいきましょう。

焦らずゆっくりした気持ちで

社会人になって数年すると、周りには結婚や妊娠、出産と、友人の幸せ報告ラッシュが続く時期も。または、結婚した先には妊娠出産。当たり前のことのように、孫がほしいとご両親や義両親からいわれてしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。身近でそんな出来事が続いてしまうと、我が子を授かることに対してプレッシャーを感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし、誰になんといわれようが出産はタイミング。焦らずゆっくりと、根気よく続けられるモチベーションを保ちながらで妊活を行いましょう。また、どうしても気持ちが落ち込んでしまう場合には、パートナーと支えあって乗り越えていきましょう。

妊活がうまくいかないときの対処法

タイミングをもう一度確認

妊活する上で一番大切なのは、自分の身体の状態です。自分の身体の状態についてしっかりと知っておきましょう。その一つとして挙げられるのが、タイミング。排卵日をしっかりと確認してみましょう。なかなか妊活がうまくいかない原因の一つとしては、タイミングがずれているなんてことも。

自身の月経周期や排卵の有無を調べるためには、基礎体温を測るといった方法などが挙げられます。しかし、人それぞれ排卵日がずれることがほとんどなので、排卵のタイミングを確実に判断することは難しいといわれています。正確に判断したい場合には、排卵検査薬を使用してみることがオススメです。

正しい基礎体温の測り方

基礎体温とは、小数点以下0.3度~0.7度までの微細な温度差を観察するものです。そのために、正しい測定方法を身に着け、日々記録することを習慣としましょう。

1. 毎朝、口の中に婦人体温計を入れ、同じ時刻に測定しましょう。

2. 測定する間は、なるべく身体を動かさない。朝起きてから、布団の中で寝ている状態で測ります。

3. 体温計は、舌の下に当てて測定しましょう。

食事や規則正しい生活環境を整える

妊娠しやすい身体作りをするためには、まず健康な身体であることが重要。そのために、食事や規則正しい生活環境を日々の生活で心がけなければなりません。健康体でいると、女性ホルモンのバランスが整ってくれたり、不妊のトラブルである、生理不順や冷えなども解消してくれる嬉しい効果も。

きちんと睡眠時間を確保し、栄養バランスのとれた身体によい食べ物を摂取していきましょう。身体の内側から変えていくことで、だんだんと妊娠しやすい身体へとなっていくはず。

身体の冷えを解消してくれる食材

身体の冷えをは、血管の滞りのもと。妊活中の女性には、冷えを解消する食材を積極的に取り入れましょう。

カボチャやゴボウなどの根菜類、ネギやショウガなどの薬味類が一般的。他にも、果実の中ではサクランボやモモなどが身体を温める効果が期待できる食材です。

身体の重要な要素を構成してくれる食材

人間の体を作る重要な栄養素として、脂質・糖質・タンパク質といった三つの栄養素が挙げられます。中でもタンパク質には、筋肉や皮膚、さらにはホルモンなどといった身体の重要な要素を構成してくれる働き。胎児の成長にも欠かせない栄養素です。

タンパク質は、肉や魚、乳製品や大豆製品などの食材から摂取することができます。一日約50g摂取できるのが理想。自炊する時間のない日は、豆腐やチーズなどといった火を通さなくても、気楽に食べれる一品を用意すると楽チンです。

女性にとって必要不可欠な鉄分・亜鉛・葉酸

女性は決まって毎月月経が来るため、鉄分が不足しがち。亜鉛には、女性ホルモンの分泌を促してくれる効果があり、葉酸には妊娠初期に起こる可能性のある、「神経管閉鎖障害」の予防に繋がります。上記の三大栄養素は、日ごろから不足しがちな要素のため、妊活中は特に気を使って摂取していく必要があります。また、サプリメントで補うのも可。

鉄分は、豚肉や牛肉などの動物性食品のものを取り入れていきましょう。亜鉛は、レバーやカキ、レンズ豆に含まれています。葉酸は、ホウレンソウやブロッコリー、モロヘイヤなどの野菜や、アボカドやイチゴなどの果実からも摂取することができます。

卵子の老化を防いでくれるカロテン・ビタミンC・ビタミンE

卵子は、生まれた時から女性の身体の中で形成されます。そして、年齢を重ねるにつれて、卵子も一緒に歳をとるのです。そして、だんだんと受精しにくくなってしまうのです。卵子の機能低下を防ぐ抗酸化作用のある、カロテン・ビタミンC・ビタミンEを積極的に摂取することがオススメ。

カロテンは、カボチャやニンジン。ビタミンCは、アセロラやブロッコリー、グレープフルーツ、ビタミンEは油脂類に多く含まれます。これらの食材をたくさん摂取してみましょう。

体を動かして気分転換する

適度な運動は、妊活にとっては必要なもの。運動をすることによって、ストレス解消の他にも嬉しい効果がたくさんあります。運動を日々の生活の一環として行うことで、妊活をより効果的なものにしてくれるはず。

まず、一つは血行の促進。これにより、冷えの改善や卵巣や支給の機能低下が改善される効果があり、妊娠しやすくなります。もう一つは、ホルモンバランスが整えられます。運動することによって鍛えられた筋肉によって、普段の生活から代謝の巡りがよくなります。それにより、ホルモンバランスが崩れにくくなるのです。

妊活意識の温度差を少なくする

妊活や不妊治療を行っている夫婦間の温度差。これについては、女性のほとんどの方が感じているといわれています。私ばかりが頑張っている、旦那さんとの気持ちが釣り合ってないと考えてしまい、思い悩んでしまうという経験をした方も多いのではないでしょうか。

そんなときこそ、夫婦の絆を深めるチャンス。しっかりと自分の気持ちやパートナーの気持ちに寄り添い、寄り添ってもらいながら乗り越えていきましょう。そして、お互い感謝の気持ちを忘れずに日々を過ごすことで、妊活と共に夫婦の絆も深まっていくのではないでしょうか。

上手なストレス発散法をみつける

仕事をしていると、なかなかストレスフリーな状態で毎日を過ごすのは難しいかもしれません。しかし、妊活をするうえで、ストレスは身体にとっても、精神的にも大敵。ストレスが大きすぎてしまうと、ホルモンバランスが乱れたり、妊娠しにくい身体になってしまうことも。上手にストレスを発散する方法を見つけられるように心がけてみましょう。

例えば、運動の他にも、おいしいものを食べてみたり、マッサージに行ってみたり。時には溜まってしまったものを全部吐き出せるくらい泣いてしまいましょう。最もストレス解消できる方法を一つ身に着けるだけで、上手に気持ちのコントロールができるようになるはずです。

マンネリ化しない工夫を

子どもを授かるためには大切なセックス。忙しい日々の中でセックスが作業になってしまっているなあと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。セックスをするなら、愛し愛されるセックスをしたいと女性の多くの方が望んでいるはず。

そのためには、雰囲気作りを大切にしてみましょう。セクシーな勝負下着を身に着けてみたり、女性側からリードしてあげたり。マンネリ防止を心がけましょう。

良いといわれることを試してみる

妊活に効果があるといわれているものをとりあえず試してみましょう。困ったときの神頼みという言葉もありますので、だめもとでやってみるのも一つの手です。

例えば、子どもを授かる神社に足を運んでみたり、よいといわれるエクササイズを行ってみたり。犬や猫などの動物を飼って一緒に生活するようになってから、母性が芽生えたおかげで子どもが授かれましたなんて話も。周りの経験談から盗めることは盗んで、実践してみましょう。

生理の日を楽しむ

妊活中に生理が来てしまうと、またか…と気分が落ちてしまう。そんな道を皆さん必ず経験しているのではないでしょうか。実際に経験してる人でなければ分からないくらい、次こそ頑張ろうといったモチベーションを保つのは難しいものです。

しかし、そんな気分が落ち込んでしまう生理の日こそ、チャンスの日だと思ってみてください。なぜなら、生理は赤ちゃんをために子宮をリセットしてくれるからなのです。生理が終われば、排卵日に向けての妊娠のチャンス日が来ます。その日のために、あえて生理の日には、普段我慢していることを解放して、排卵日までストレスフリーで待ってみることを心がけてみましょう。

妊活がしんどいと感じたら

今しかない2人の時間を楽しもう

妊娠をすると、お腹の中にいる我が子と夫婦3人の生活が始まります。遠出の旅行なども、思うようにできなくなってしまうことも。出産してからは、もっと忙しくなるのでなかなか二人きりの時間を楽しむ機会がなくなってしまいます。次二人きりの時間がゆっくり楽しめるのは、子どもがある程度手の離れる何十年後かもしれません。

そのために、思う存分二人きりの時間を楽しみましょう。そして、金銭の余裕があるうちに、二人きりの旅行やおいしいディナーなどの思いでを沢山作っておきましょう。子どもを授かってから、もっと二人の時間を大切に、沢山いろんな所に行っておけばよかったなど、後悔してからでは遅いのです。

一度妊活から離れてリフレッシュする

ずっと我が子を待つことは、簡単なように思えて簡単ではないことです。時には、思い通りにならなくて、気分が沈んでしまう日の方が多くなってしまうなんてことも。一度そう思ってしまうと、なかなか立ち上がるまでに時間がかかってしまうものです。

そんなときには、思い切っていったん妊活ライフから離れてみましょう。子どもを授かるまで、ノンストップで妊活をしなくてはいけないわけではありません。たまには、二人きりで旅行などにでかけて、たまのリフレッシュを心がけてみましょう。そうすることで、また新たな気持ちで妊活ライフをスタートできるのではないでしょうか。

自分の気持ちと素直に向き合う

たまには自分の気持ちと素直に向き合う時間を設けてみましょう。子どもを授かったときに、後悔のない妊活ライフを送れているか。はたまた、本当に子どもがほしいのかな、なんとなくという気持ちではないかな。一度立ち止まって考えてみることは、とても重要なことです。

一番大切なのは、子どもを授かってもそうでなくても、後に後悔のない妊活ライフだったといえることです。あれをやっておけばよかったなどと、中途半端に後悔を残してしまうと、そのあとずっと後悔を引きづってしまうことにります。そうならない為にも、いったん立ち止まって、自分の気持ちと向き合う時間を大切にしてみましょう。

周囲に甘えてみる

パートナー以外にも、自分の気持ちと寄り添ってくれる友人や仲間がいるのは心強いものです。妊活を乗り越えて、今幸せに生活している人、今まさに自分も妊活中の人。自分ひとりだけが妊活に悩んでいるわけではないのです。同じような境遇と戦っている仲間はたくさんいます。

しんどいなと感じたときには、今自身が抱えている不安な気持ちや弱音を相談してみましょう。解決策がでなくとも、辛い気持ちに寄り添ってくれる人がいるだけで、気持ちが明るくなることもあると思います。今や妊活カフェと呼ばれるサークルもあるので、同じ境遇の人が集まるような場に足を運んでみることもオススメです。

楽しい未来のことを想像しよう

しんどい思いをしているときは、気持ちがどうしても暗くなりがち。そんな時こそ、あえて楽しい未来を想像するようにしましょう。辛いばかりの未来ではない、わくわくできることも沢山あると思えるはず。

例えば、子どもが授かって、パートナーと一緒に喜べる未来。出産して、可愛い我が子がどんどん成長していく未来。想像力はとても大切なのです。パートナーと一緒に楽しい未来を想像するのも、楽しい時間が共有できるのではないでしょうか。

気持ちの切り替えで前向きな妊活を

モチベーションを保ちながら妊活を続けることは、簡単なようで難しいです。ですが、なによりも妊活において継続力が大切。なにごとにも続けることに意味があるのです。そのためには、楽しく妊活ライフを送ることを心がけましょう。

一人きりで妊活を行っていては難しいのです。パートナーや自分の気持ちと寄り添ってくれる仲間に頼りながら、素敵な妊活ライフを送っていきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。