2017.11.21

妊活のおすすめは健康な体づくり。必要な栄養は食材やサプリで摂ろう

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妊娠は大きな体の変化をともないます。

また子どもを育てるためには、栄養をしっかりと摂ることも欠かせません。

さまざまな妊活方法がありますが、健康な体を作ることは妊活の基礎といえます。

栄養をたっぷりと摂って、妊活に向けた健康な体作りをしましょう。

健やかな生命は健康な体に宿る

妊活中は食習慣を見直そう

妊活で目指すゴールは、健康な赤ちゃんを授かることにあります。健康な赤ちゃんを授かるためには、まず母体の健康が重要なポイントとなります。健康な体にこそ、健康な命が宿るのです。

健康な体を作るためには、まず食習慣を見直してみましょう。何かと忙しい日々を過ごす女性が多い現代では、自宅で自炊する機会が大変少ない人も多いといわれています。

ファーストフードや外食、コンビニなどが発展して、いつでも簡単に食事が手に入る現代。例え、このような食事ばかりであったとしても、一日三食をきちんと食べることが大切です。そして栄養バランスの取れた食事を心がけて、体を気遣うことが必要なのです。

もう一つ、健康に欠かせないのが睡眠です。睡眠は、心身を癒すために欠かせない要素です。細胞の修復の他、脳の情報処理が行われるのも睡眠中で、体の修復だけでなく脳の回復も行われています。

そのため、健康には睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。平均的な理想の睡眠時間は6~7時間とされていますが、必要な睡眠時間は人によって異なります。特に妊活中は、積極的に自分の体に合った睡眠時間を毎日しっかりと確保していきましょう。

またより質のよい睡眠を取り、効率的に眠ることも大切です。しっかりと眠れる環境を整えて、深く質の高い睡眠を心がけていきましょう。

妊活中はお食事タイムを楽しもう

妊活中は、さまざまなことに注意しなければならずストレスが溜まるものです。体に悪いものは食べないようにしたり、アルコールなども控えなければなりません。中には好きなものを我慢しなければならないということも少なくないでしょう。これには、かなりのストレスを伴うことが予想されます。

しかしストレスは、妊活に非常によくない影響をもたらします。ホルモンバランスを乱して、排卵周期を崩してしまうことも少なくないのです。

そこで、毎日の食事タイムをリラックスできる時間にしましょう。本来食事中は、人間がリラックスできる時間とされています。美味しいものを食べ、楽しい時間を過ごすことでさらにリラックスできるようになるのです。

妊活中は、ストレスを受けないことは非常に困難です。しかし食事中だけでもノンストレスで過ごすことを心がければ、リラックスしてよい時間を過ごせるでしょう。

食事の時間にも配慮しよう

健康な体には、健康な生活リズムが欠かせません。できれば、毎日の食事もなるべく決まった時間にとるようにしていくと効果的なのです。

一日三食しっかりと食べることはもちろん重要ですが、この三食をいつ食べるのかも重要なポイントといえます。朝は、忙しくてご飯は口にしないという人もたくさんいるでしょう。しかし朝こそしっかりと食事を摂ることが大切で、体重管理にも繋がってくるのです。そのため、寝る時間や起きる時間もある程度決めていくといいでしょう。

そして、夕食は早めに食事を済ませておきましょう。ただ夕食を早くとると、どうしても夜にお腹が空いてしまうものです。そんな時に手を出してしまうのが、夜食。夜食を食べないとストレスにもつながってしまうので、むりな我慢は禁物です。どうしても夜食が我慢できないときは、適量で抑えるようにしましょう。

妊活中のおすすめ栄養素

女性ホルモンの分泌を促すビタミンE

妊活中は、普段以上に栄養に気を遣った食事をしていく必要があります。新しい命をもう一つ育もうとしている体なので、通常以上の栄養を蓄えておくという意識が大切です。

妊活中はさまざまな栄養素が必要となってきますが、まず大切なのはビタミンEです。ビタミンEは、女性ホルモンの分泌を促す作用があるといわれています。

女性ホルモンは、正常に分泌されていないと排卵に問題が出てくるケースもあります。そのため女性ホルモンは妊活に非常に大切で、分泌を促してくれるビタミンEは欠かせない栄養素といえるでしょう。

またビタミンEには抗酸化作用もあり、体内の活性酸素を除去してくれます。これによって、より若々しい体作りが期待できます。ビタミンEは、ナッツ類やモロヘイヤ、アボガドなどに多く含まれています。

鉄分の吸収を助けるビタミンC

妊娠すると、鉄分が多く必要となります。胎児に多くの血液を供給しなければならないので、いつもよりも血液を多く作る必要があるのです。

血液を作るのには、鉄分が不可欠です。そんな鉄分の吸収を助けてくれるのが、ビタミンCです。せっかく鉄分を摂取しても、しっかりと吸収されなければそれだけ効果は薄くなってしまいます。だからこそ、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCの摂取が欠かせないといえます。

ビタミンCは、レモンやピーマン、モロヘイヤやブロッコリーに多く含まれています。美容にもよいとされているビタミンCは、ぜひ積極的に摂っていきたい栄養素ですね。

抗酸化作用のあるビタミンB類

体内がより若々しい方が、健康の質も高いといえます。体内では、加齢とともにどんどん活性酸素が溜まっていくことが分かっています。活性酸素が増えると、体内の健康の質はますます下がってしまうことになるのです。

そこで、抗酸化作用のあるビタミンB類も積極的に摂取していきましょう。抗酸化作用によって活性酸素は少なくなり、体内はより健康になることができます。

このビタミンB類は、さんまやマグロ、レバーなどに多く含まれています。普段は多く食べる食材ではないかもしれませんが、ぜひ意識的に取り入れていけるといいですね。またバナナやさつまいもにも多く含まれているので、こうした食材もどんどん取り入れていきましょう。

卵子の質を向上させるミネラル

健康な赤ちゃんを授かるには、母体の健康はもちろんのこと卵子の質もとても重要となってきます。赤ちゃんを作るための受精卵となる、卵子。卵子は、加齢とともに質が落ちるといわれています。そして質が落ちてしまうと、当然受精する確率も下がってしまいます。すると、妊娠自体が難しくなってしまうことも考えられるのです。

そこで、卵子の質を向上させる効果のあるミネラルの摂取が重要なポイントとなります。ミネラルは体内で作られない必須ミネラルもあり、しっかりと摂取しなければならない栄養素のひとつです。さまざまな食材に含まれるミネラルですが、特に玄米や雑穀米がおすすめです。普段の白米を玄米や雑穀米に変えて、ミネラルをたっぷり補給していきましょう。

女性に特におすすめの栄養素

妊活女性に必須栄養素の葉酸

約10カ月の間赤ちゃんを体内で育てる女性は、妊娠に備えてさまざまな栄養を蓄えておく必要があります。普段から栄養バランスのよい食事は必要ですが、赤ちゃんを育てるためには普段以上の栄養が必要となるのです。

まずは、妊娠中には特に摂取が必要と言われる葉酸。葉酸は、妊活中にも積極的な摂取が必要なことで知られています。しかし葉酸は水に溶けやすい性質があるので、食材からの摂取は大変困難です。そのうえ、熱にも弱く、加熱すると葉酸が減ってしまいます。できるだけ多くの葉酸を摂取していると、妊娠しやすい体質となり健康な赤ちゃんを育むことができる可能性が期待できるでしょう。

葉酸は、枝豆やブロッコリー、モロヘイヤやほうれん草に多く含まれます。これらは加熱して食べるものが多いので、より多くの量を食事に取り入れていけると効果的です。

卵子に良い成分L-カルニチン、コエンザイムQ10

卵子の質が落ちてしまうと、受精する確率が下がってしまいます。また卵子の数は生まれたときにはすでに決まっていて、その数が増えることはないのです。そのため、卵子は加齢とともに減る一方となってしまうのです。

そんな卵子は、質が高ければ高いほど妊活には大変有利となります。卵子にはミネラルも必要ですが、L-カルニチンとコエンザイムQ10も非常に重要とされています。L-カルニチンとコエンザイムQ10は、肉類に多く含まれています。中でも、ラム肉や牛肉、豚肉に多く含まれている成分です。

これらは美容にも効果があるとされている成分なので、積極的に摂ると妊活と美容に効果があり一石二鳥です。ぜひ、毎日の食生活に取り入れていきたい食材ですね。

女性ホルモンの分泌を促すイソフラボン

妊娠するためには、女性ホルモンをバランスよく分泌させることが大切です。そんな女性ホルモンの分泌を促す成分として有名なのが、イソフラボンです。

イソフラボンは大豆に多く含まれている成分で、女性に嬉しい効果を多くもたらしてくれます。女性ホルモンの分泌を促すことで、女性らしいボディラインになれる。ダイエットしやすい体質になる。排卵周期が整うなど、これらは女性ホルモンの分泌が促されることで得られるとされている効果です。

女性に嬉しい効果がたくさん詰まった、イソフラボン。そんなイソフラボンは、納豆や味噌、豆腐や豆乳から多く摂取できます。取り入れやすい食材から、進んで摂取していくようにしましょう。

男性に特におすすめの栄養素

男性ホルモンの分泌を促す亜鉛

妊活は、女性だけで行うものではありません。夫もちろん男性も、妊活に参加する必要があるのです。妊活に基礎である体作りも、男性も大変重要なポイントといえます。

そんな男性におすすめの栄養素の一つが、亜鉛です。亜鉛には、男性ホルモンの分泌を促してくれる作用があります。女性ホルモンの分泌が妊活によい影響を与えるように、男性ホルモンの分泌を促すことも妊活には欠かせないものなのです。

男性は男性ホルモンの影響を、女性ほど身をもって感じることはありません。しかしその大切さは、妊活中にこそ深く感じられるものといえるかもしれませんね。

亜鉛は、牡蠣や牛肉、カニに多く含まれています。またそら豆にも多く含まれているので、牡蠣などが手に入りにくい場合はそら豆も積極的に摂っていけるといいですね。

精子の質を向上するセレン

卵子の質と並んで大変重要なのが、精子の質です。質のよい精子がたくさん作られれば、それだけ受精できるチャンスが多くなるといえるのです。

精子の質を向上させるには、男性ホルモンの分泌を促すことも大切ですがセレンの摂取の大切です。セレンを摂取すると、より健康な精子が作られるようになるのです。

妊活の中でも無視できないポイントとなってくる、精子の質。精子の質を上げるためには、サバやブリなどを多く摂るとよいでしょう。また卵類にも多く含まれるので、毎日積極的に卵を取り入れていけるといいですね。

さらにかつお節にもセレンは多く含有されているので、ちょっとした料理にかつお節をプラスするのもおすすめです。豆腐や炒めものなんかにも、かつお節をかけると美味しくなりますよ。

元気な精子を生成するムチン

精子は、質がよくて元気であるものが理想です。受精のためには、大変多くの精子が卵子を目指して進んでいきます。

このとき、元気のない精子は卵子にたどり着く前に力つきてしまうのです。とはいっても、卵子に受精できるのはたった一つの精子のみです。例え卵子にたどり着けたとしても、卵子の中には入れない精子が多くいる訳です。

しかし卵子により多くの精子がたどり着ければ、それだけ受精のチャンスが増えることになります。だからこそ精子が元気であることは、大変重要なポイントといえるのです。

元気な精子を生成してくれる成分としては、ムチンがおすすめです。ムチンは、モロヘイヤやオクラ、長いも、レンコンに多く含まれます。妊活をスムーズに進めるためには、これらの食材はどんどん取り入れていけるといいですね。

疲労回復の栄養素のアルギニン

体が疲れていては、妊活にも悪影響が出てきてしまいます。より妊娠しやすい体を目指すには、疲労をしっかりと回復させることが大変重要なポイントといえます。

疲労回復には、毎日きちんと食事をとって十分な睡眠時間を確保することが欠かせません。またそれと同時に、アルギニンも摂取していくと効果的です。

アルギニンには、疲労回復を促進してくれる作用があります。そのため、これを多く摂取すると、より効率的に疲労回復することができます。そんなアルギニンは、かつお節やシラス、エビに多く含まれます。普段の食事にちょっと足すだけでも効果的なので、ぜひ実践していきましょう。

妊活中にすすんで食べたい食材

体を温める食材

妊活中には、冷えも大敵です。体が冷えてしまうと、体内の血液循環が悪くなって子宮や卵巣の働きも落ちてしまうからです。衣類やカイロなどを活用して体を温めるのも効果的ですが、表面からだけでなく体の内側から温めることも大切なのです。

そこで、体を温めてくれる食材も積極的に取り入れていきましょう。根菜類では、カボチャや人参、ゴボウが大変おすすめです。また薬味類では生姜やネギが効果的なので、さまざまな料理にプラスしていくとよいですね。

そして果物では、サクランボや桃も体を温めてくれる効果があるとされています。こうした食材をなるべく多く取り入れていけるとよいでしょう。食べるときは、あまりキンキンに冷やさず、常温か温かい状態で口にできるようにします。

体をつくるたんぱく質

たんぱく質は、私たちの体には不可欠な栄養素です。3大栄養素のひとつで、これこそ毎日積極的に取り入れていかなければならない栄養素といえます。特に妊活中は、新しい命を育むために多くのたんぱく質を摂取する必要があります。

さまざまな食材に含まれるたんぱく質ですが、なかでも肉や魚に多く含まれています。身近な栄養素であるたんぱく質ですが、ぜひ良質なたんぱく質を多く摂っていきましょう。

なるべく、新鮮な肉や魚を選んでいけると効果的ですね。また正しく保存して、肉や魚が傷まないうちに美味しく食べてしまうことも大切ですよ。

妊活サプリを賢く利用

妊活中は、口にするものにも何かと気を遣います。なるべく体によくないものは控え、体によいものを積極的に摂っていきたいものですね。そして栄養を豊富にとって、バランスのよい食事を心がけていく必要があります。

さまざまな栄養素が必要となる妊活中ですが、中でも葉酸は妊活中に不可欠な栄養素となります。しかし葉酸は食材からの摂取が非常に難しいため、サプリでの摂取が理想的でしょう。

妊活中・妊娠中における葉酸の摂取量は、一日当たり400~480μgとされています。これは厚生労働省推奨の摂取量となっており、ぜひこの量を毎日摂取していきたいものなのです。

また葉酸以外にも、マカなど普段の食事からは摂取しにくい成分も多くあります。そうした場合にも、妊活サプリを賢く利用していけるとよいでしょう。

妊活サプリには、妊活中に必要なさまざまな栄養素が多く含まれています。これを使えば、ストレスなく、そして手間なく栄養が摂れるのです。

妊活中に避けたい食材

トキソプラズマの原因になる生肉

妊活中におすすめの食材ある一方で、妊活中には避けていきたい食材もあります。まずは、ユッケなどの生肉です。

生肉には、トキソプラズマの原因菌が含まれていることがあります。必ず含まれている訳ではありませんが、生肉を食べたことによりトキソプラズマに感染してしまう可能性が高い食材なのです。

トキソプラズマに感染して妊娠すると、胎児に障害が残ってしまう可能性も出てきます。特に水頭症などは、トキソプラズマが原因で発症することが多いとされています。そのため、妊活中であっても生肉は避けておいた方がよいでしょう。

またトキソプラズマは、ネコ科の動物が保菌していることもあります。特に野良猫などは、不用意に触らないようにしましょう。もし触ってしまったときには、しっかりと手洗いをしていくことが大切です。

腸の健康状態に影響する生卵

非常に栄養豊富で、健康によいとされている卵。しかし加熱していない生卵は、サルモネラ菌がある場合があります。そのため生卵を食べると、感染症を起こしてしまう可能性があるのです。

特に妊娠中は免疫力が低下するため、感染してしまうリスクが高くなります。そして妊娠中にサルモネラ菌に感染すると、胎児にも影響が出てしまうこともあるのです。

妊活中も、こうしたリスクを避けるためには生卵を避けた方が安心でしょう。なるべくしっかりと加熱した、ゆでたまごなどを食べることをおすすめします。特にサルモネラ菌は卵に殻にも付きやすいとされているので、卵を触ったら手を洗うように心がけましょう。

ビタミンAを多く含むレバーやうなぎ

さまざまな栄養素が必要となる妊活中ですが、ビタミンAは過剰摂取に注意する必要があります。ビタミンAは体に必要な栄養素のひとつですが、過剰摂取をしてしまうと胎児が奇形や耳の形態異常になってしまう可能性もあります。

これはビタミンAが胎児の成長に影響を及ぼすと考えられていて、あくまでも過剰摂取が原因となります。レバーやうなぎに多く含まれるビタミンAですが、これを一日推奨摂取量に換算すると、うなぎは約50g、レバーは4.6~6gです。大変わずかに見える数字ですが、これはレバーやうなぎを毎日摂取した場合の量です。そのため週単位などで換算すれば、ある程度食べられるものでもありますね。

またビタミンAの摂取ならば、レバーやうなぎより緑黄色野菜がおすすめです。緑黄色野菜は、栄養素も豊富で、ビタミンAもほどよく配合されています。レバーやうなぎに比べると、ビタミンAを過剰摂取する心配はほとんどないとされています。特に小松菜やほうれん草、人参などを取り入れていきましょう。

鉄分吸収の妨げになるカフェイン

女性でも、コーヒーが好きな人は大勢います。コーヒーに含まれるカフェインは、低出生体重児のリスクがあります。そのため、妊娠中はカフェインの摂取を控える必要があるのです。

またカフェインには、鉄分吸収の妨げとなる作用が含まれています。すると、妊娠に必要な鉄分は吸収されずにどんどんと排出されてしまうことにもなるのです。

カフェインは、コーヒーだけでなく紅茶や緑茶などにも含まれています。妊活中は一日に1~2杯を目安として、摂取を抑えていきましょう。どうしても多く飲みたいという場合には、カフェインレスのものを使用するとよいでしょう。

体を冷やす食材

体を冷やす食材は、妊活中にはぜひ避けておきたいものです。体が冷えてしまうと、妊娠しにくくなることも多いからです。体を冷やしてしまう食材としては、きゅうりやなすなどが挙げられます。特に夏が旬の食材は、体を冷やしやすいものが多くなっています。

また冷たい飲み物やアイスなどの冷たい食べ物も、体を急激に冷やす要因です。こうしたものは極力避けて、体は常に温めていきましょう。また水も、冷たく冷えているものよりも常温のものの方がおすすめです。

排卵機能の低下や精子運動率の低下を招くトランス脂肪酸

肥満の原因としても挙げれられている、トランス脂肪酸。トランス脂肪酸は、排卵機能の低下や精子運動率の低下を招くものとしても知られています。排卵機能が低下すると、卵子の質が落ちてしまい排卵されなくなることも考えられます。また精子運動率が落ちてしまうと、精子が卵子までたどり着ける確率が急激に下がることにもなるのです。

妊娠には悪い影響ばかりとなる、トランス脂肪酸。ジャンクフードやスナック菓子、マーガリンなどに多く含まれるので、注意していきましょう。また、ショートニングにもトランス脂肪酸は含まれています。こちらも、大量に使わないように工夫していけるとよいでしょう。

血糖値の急上昇させる糖質

甘いものが好きな女性は、大変多いものです。しかし糖質は、血糖値の急上昇を招く危険があります。血糖値が急に上がると、ホルモンバランスが乱れてしまうこともあります。すると、排卵にも影響が出ることが考えられるのです。

特に人工甘味料などは、糖質の中でも体への影響が大きいとされています。甘いものがどうしても食べたいときには、自然由来の糖質を選ぶようにしましょう。また果物などで代用していくのも、よい方法です。糖質も制限し過ぎるとストレスの原因となってくるので、適度に控えていきましょう。

多量のアルコール

アルコールは、妊娠したら控えていくべきもののひとつです。特に多量のアルコールは、精子濃度や運動率の低下を招いてしまうことがわかっています。また、妊娠中に多量のアルコールを摂取していると、正常形成率に関係して胎児に影響が出てしまうこともあるのです。

しかしアルコール好きな人にとって、アルコールを控えるというのは大変困難なことでしょう。アルコールを控えなければならないことがストレスとなって、逆に妊活に悪影響をもたらしてしまうこともあるのです。どうしても我慢できない場合は、少量のアルコールに留めておくようにしましょう。少量であれば、体への影響も少なくなります。

また妊活中なので、まだ胎児への実質的な影響も考えにくいといえます。妊娠するまでに、アルコールを徐々に減らして体を慣らすという期間にもできます。妊娠したら、アルコールは極力摂取しない方が安心です。アルコールがやめられない場合には、なるべく早く妊娠に気づいてアルコールを制限していく必要があるのです。そのため、まだ妊娠していないからといって、通常通りにアルコールを摂取しているのは、あまりよいことではないといえます。

おすすめの妊活サプリ

Bambino(バンビーノ)

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妊活には、ぜひ妊活専用のサプリを取り入れていきましょう。

さまざまな栄養素が大量に必要となる妊活なので、これらを効率的に摂取するにはサプリが大活躍します。

またサプリならばストレスも少なく栄養を取り入れられるので、忙しい夫婦にもおすすめですよ。

妊活サプリのおすすめは、まず「バンビーノ」です。

バンビーノには妊活に良いとされる成分がなんと5種類も入っている、妊活専用オールインワンサプリなんです!

厚生労働省が摂取推奨している「葉酸」のほか、「ザクロ」「マカ」「たんぽぽ」「ローヤルゼリー」など、妊活中に摂りたい成分がこれひとつでまかなえます。

また、管理栄養士の栄養メールサポートが付いてくるので、専門家のサポートも受けられます。

妊活中には、バンビーノのような必要なものがたくさん詰まったオールインワンのサプリは大変嬉しいですね。

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makana(マカナ)

マカナは、妊活専門の管理栄養士が作ったオールインワンサプリです。

妊活中に必要な400μgを含有した葉酸やマカ、生姜やGABA。そしてDHAやEPA、ルイボスティー、野菜は22種類も入っている上に、スーパーフードであるスピルリナまで配合されているのです。

もちろん鉄分や亜鉛も多く含まれているので、妊活中に不足しやすい栄養素もしっかりとカバーできます。その栄養成分の数は、なんと50種類以上にもなるとされています。

これらを絶妙なバランスで配合しているのが、マカナなのです。高品質で安心の無添加で作られている点も、妊活中には嬉しいポイントですね。

だからこそ、不妊治療に携わる医師からも推奨されているサプリなのです。

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ベルタ葉酸サプリ

さまざまな健康・美容商品を販売しているBELTA。そんなBELTAから販売されているのが、ベルタ葉酸です。

ベルタ葉酸には、酵母葉酸を100%使用しています。そんな酵母葉酸は、もちろん400μg配合。そして鉄分、カルシウム、野菜は21種類も入っています。ビタミンやミネラルは、合わせて27種類も含まれており、さらに美容成分は6種類も入っているのです。

そしてもちろん無添加なので、体にも優しく安心して飲めるサプリです。美容成分としては、ツバメの巣やプラセンタ、そしてヒアルロン酸等と6種類も入っています。

また出産経験のあるBELTA社員が、いつでもサポートしてくれるのも嬉しいサービスです。ベルタ葉酸は、モンドセレクションを受賞している実績のあるサプリで、最近ではリニューアルされて、DHAやEPAに加えてラクトフェリンやベビーコラーゲンが多く配合されるようになりました。

妊活サプリでありながら、美容成分も多いのも大きなポイント。BELTAだからこその徹底したこだわりが、人気となっているサプリです。

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Lara Republic(ララリパブリック)

Lara Rupublicは、モノグルタミン酸型の葉酸を使用しているサプリです。国産野菜中心のミックスパウダーを配合し、鉄やカルシウム、ビタミン、ミネラルも配合している商品です。

特に妊娠中には不足しがちとされている鉄分は、一日推奨摂取量の95%もカバーできます。また植物由来で体にやさしいHPMCという成分を使ってコーティングしているので、気になるにおいも大幅に減らしているのです。そのため例えつわり中であっても、飲みやすい設計といえるのです。

またモノグルタミン酸型葉酸は、食品由来の葉酸とは少し違います。サプリメントから摂取できる葉酸として知られているモノグルタミン酸型葉酸は、より葉酸を体内に取り入れやすいとされているのです。そのため厚生労働省も、サプリメントなどからのモノグルタミン酸型葉酸の摂取を推奨しています。もちろん無添加なので、妊活という敏感な時期にも最適です。

また、ビタミンやミネラル、カルシウムも大変豊富に配合されているのが特徴です。そしてこれらの成分は、それぞれ過剰摂取にならないように配合量をしっかりと計算されて作られています。さらに美容成分まで配合しているので、妊活中には嬉しい効果が詰まっていますね。飲みやすく妊娠という体の大きな変化にも対応できるように作られているのが、このLara Rupublicといえますね。

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VEGEMAMA-ベジママ

ベジママは、ピニトールが配合されているのが大きな特徴です。ピニトールは、アイスプラントという植物に含まれている成分です。ヨーロッパで古くから食されているアイスプラントは、ほのかな塩味が特徴でミネラル類が豊富に含まれています。そしてそこに含まれるピニトールは、女性らしさを整えママのコンディションを整えてくれます。さらに体のリズムを整え、食習慣のサポートにまで効果があるといわれているのです。

そして注目すべきは、ピニトールはカイロイノシトールという成分をサポートする作用があることです。このカイロイノシトールが不足すると、妊娠にしくいとされています。そこで、カイロイノシトールをサポートしてくれるピニトールが注目されているのです。

新しい妊活の成分としても名高い、ピニトール。そんなピニトールに加えて、葉酸はもちろん、ビタミンCやビタミンEもしっかりと配合されています。さらにルイボスも配合されていて、妊活の情報誌やアプリでも多く紹介されている商品です。葉酸もモノグルタミン酸型なので、まさに妊活に欲しい成分がたっぷり詰まったサプリといえます。

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妊活おすすめのアプリ

コウノトリ

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妊活においては、サプリや食生活に気を遣う以外にも、体の管理をすることが非常に重要です。もちろん手書きで管理をしていくのもよいですが、最近ではアプリを活用している人が大変多くみられます。アプリならば、管理もとても簡単でいつでも確認ができるのでおすすめです。

コウノトリは、生理や排卵日の算出をしてくれるアプリです。基礎体温の入力や生理日と周期を入力すれば、妊娠しやすい日がカレンダーで一目でわかるようになっているのです。さらに女の子を妊娠しやすい日、男の子を妊娠しやすい日とそれぞれ表示されるので、産み分けを希望している夫婦にもおすすめです。

女性が一人で使うことが多い妊活アプリですが、女性から「この日が妊娠しやすい日」とはなかなか言いにくいこともあります。そんなときは、コウノトリの連動機能を使いましょう。パートナーと連動させると、妊娠しやすい日の共有ができるのです。さらに「帰るよ」「待ってる」のメッセージを送ることもできるのが、コウノトリの大きな特徴です。ワンタップで送れるこのメッセージ機能は、夫婦で楽しみながらのコミュニケーションにもつながります。

トツキトウカ

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トツキトウカは、夫婦でアプリ共有できることはもちろん、妊娠コラムももりだくさんのアプリです。妊娠コラムで、プレママもプレパパも子育ての勉強ができてしまうのです。さらに日記や検診記録を保存できるので、妊娠期間の大切な思い出をたくさん残すことができます。

出産予定日から逆算し、赤ちゃんの成長や時期に合わせた妊娠コラムも見ることができるトツキトウカ。またママの体調記録や検診管理、そして写真も記録してパパと共有することができます。

ママが情報を更新すれば、自動的にパパのアプリにも通知がくるようになり、パパも都度ママの体調や検診結果を見ることができるのです。これならば、パパもママと一緒に妊娠期間を存分に楽しむことができるでしょう。さまざまな不安が募る妊娠期間中だからこそ、悩みに対応したコラムも多いので、ママにもパパにも安心できるアプリといえます。妊娠してから使うアプリなので、妊活に成功したらパパと一緒にぜひ使っていきたいですね。

正しい食生活で子宝を授かろう

子どもを授かるということは、簡単にできるものではありません。体質によって子どもが授かりやすい・授かりにくいということもありますが、基本的に妊娠は確率が高いものではないのです。そのため、子どもが授かりやすい体つくりをしていくことが妊活の基礎となります。健康な両親であってこそ、健康な子宝を授かることができます。

また妊活中は、口にするものにも気を配っていく必要があります。体によい成分は積極的に取り入れ、体に悪影響となるものはなるべく避けていきましょう。ストレスはなるべく溜めないように、あまりストイックになりすぎないことも大切です。リラックスして、楽しみながら食生活を改善していきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。