2017.11.21

妊活の食事で子宮環境を改善。健康的で妊娠に向けた体作りをしよう

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妊活の食事は、妊娠に向けた体作りをするためにも、とても大切なことです。まだ妊娠していないから大丈夫と考える方も多いですが、妊活中の食事を注意し、栄養のある食事を心がけることで、あかちゃんを授かりやすい体へと導いていきましょう。

夫婦で摂りたい妊活に良い食べ物

体を作るたんぱく質を含む食べ物

妊活のための食事は、女性だけではなく、男性も一緒に栄養を考えた食事を心がけることが大切です。

不妊で悩む女性は、もしかすると男性の栄養不足が原因という場合もあるので、妊活中の食事の見直しは、夫婦共に行うことが大切です。

私たちの身体は、水分の次にたんぱく質で主に構成されています。

したがって妊活中は、体を作るたんぱく質を含む食べものを意識して取り入れていくとよいでしょう。

卵や鶏肉、大豆製品などの食材は、低カロリー高タンパク質なので、他の食材と組み合わせて、摂取しやすくアレンジできるので、いろいろなレシピで活用できます。

抗酸化作用のあるビタミンEを含む食べ物

妊活中に積極的に取り入れたい栄養素は、抗酸化作用のあるビタミンEを含む食べものです。

ビタミンEは、体の老化を防ぎ、若々しい体を維持させることができます。

酸化ストレスによる卵子の老化予防にもつながるとされ、質のよい卵子が生成されることも期待できます。

主に含まれる食べものは、アボカド、アーモンド、カボチャ、トマトなどです。

若返りの効果がありますが、これだけ食べるのではなく、他の食材もバランスよく摂取することが大切です。

妊活中も意識して摂りたい食材ですが、普段から取り入れることで、体の調子も整い、美容と健康を意識した生活をおくることができます。

アボカドが苦手な男性も多いですが、他の食材と合わせることで食べやすくなります。

工夫して取り入れていきましょう。

スタミナをつけるビタミンB1群を含む食べ物

ビタミンB1を含む食べものは、スタミナ効果があり、不足すると疲れやだるさを感じやすくなります。

したがって、ビタミンB1を積極的に摂取してスタミナをつけ、妊娠、出産、育児まで、長く安定した体調管理を行っていきたいです。

多く含まれる食品は、ウナギ、卵、納豆などがあげられます。

ウナギは高級食材になり、普段食べる機会が少ないですが、季節の変わり目の土用になると、スーパーで見かけることができます。

気分転換に取り入れることで、心も体もリフレッシュさせることができます。

卵や納豆は、普段から摂取することができるので、いろいろな料理に活用し、工夫して摂取していきましょう。

スタミナがあると、気持ちも安定させることができ、イライラの予防につながります。

しっかり栄養補給をしていきましょう。

骨や歯など体の骨格を丈夫にするカルシウムを含む食べ物

骨や歯など、体の骨格を丈夫にする働きがあるカルシウムの摂取も、とても重要になります。

カルシウムをしっかりと摂取していると、妊娠したときに、自分自身の栄養を補うだけではなく、赤ちゃんへの栄養を届ける働きも高めることができます。

乳製品には、カルシウムが豊富に含まれていますが、小松菜にもカルシウムが豊富に含まれています。

同時にビタミンもバランスよく含まれているので、小松菜を取り入れた食事を意識していきましょう。

カルシウムが不足してしまうと、骨や歯がもろくなりやすくなります。

カルシウムは夜の方が吸収しやすいので、食べる時間帯も意識しながら摂取しましょう。

子宮内の血行を良くし精子生成も促す葉酸を含む食べ物

妊活中は、夫婦共に食べるものを意識して、栄養を補うことが大切です。

女性は特に、子宮環境を整える作用のある食品を選んで食べると、妊娠しやすい体作りができます。

枝豆やブロコッリー、ほうれん草には、多くの葉酸やビタミンが含まれているので、子宮内の血行を促進させ、滞りをなくする作用があります。

葉酸は、男性の精子の生成も促進させ、卵子、精子ともに質のよい状態で生みだすことができ、受精卵を作ることにつながります。

子宮環境も改善させる効果があるので、着床しやすくなったり、妊娠につながったりなどの確率を高めることができるのです。

サプリメントで栄養を摂取する方も多いですが、日々の食事でも意識して、葉酸が多く含まれる食品を摂取するように心がけていきましょう。

造血作用のある鉄分を含む食べ物

女性は、毎月の月経があるので貧血になりやすく、悩みを抱える方は多いです。

造血作用のある鉄分を、多く含む食べものを積極的に取りいれることで、貧血を予防することができ、体調管理をしやすくなります。

レバーやアサリには、鉄分が多く含まれているので、意識して摂取していくことが大切です。

妊娠中や産後まで貧血があると、お産のときに多量出血を起こしてしまうリスクも。

そうなると、産後の体調管理も難しく、体だけではなく、精神的なストレスも抱えやすくなるので、鉄分はしっかりと摂取することが大切です。

自分の身を守るだけではなく、赤ちゃんを守ることにもつながり、支えてくれる周りの人に迷惑をかけにくくなります。

普段から鉄分の摂取を意識して、食事や飲みものなどで、工夫して取り入れていきましょう。

妊活中に避けるべき食べ物

体を冷やす食べ物

妊活中に避けるべき食べものもあるので、しっかりと認識しておきましょう。

基本的に、体を冷やす食べものは控えたほうがよいです。

特にアイスクリームや、カフェインが多く含まれる飲みものは、食べすぎや飲みすぎに注意が必要です。

夏の暑い日などは、アイスクリームを食べたくなるので、食べすぎないように注意し、足やお腹は温めるように意識しましょう。

カフェインが多く含まれる、お茶やコーヒーも控えた方がよいです。

妊活中や妊娠中でも飲むことができる、カフェインゼロのコーヒーもあるので、どうしても飲みたい方は、そちらの方の利用をおすすめします。

妊娠を望む場合は、体を冷やさず、温める作用のある食べものや飲みものを取り入れていきましょう。

悪玉コレステロールを増加するトランス脂肪酸を含む食べ物

妊活中は特に、悪玉コレステロールを増加させる食べものの摂取は控えましょう。

マーガリン、ジャンクフード、スナック菓子は、トランス脂肪酸を含む食べものになり、悪玉コレステロールを増加させ、身体の老化を促進させてしまいます。

また、大量に摂取することで、不妊へつながったり、流産などにも影響をあたえるという研究結果もあるので、注意が必要です。

気分転換として、少量を摂取する程度であればよいですが、ファーストフードに依存している生活をしている方は、特に注意が必要です。

ビタミンを多く含む食材を取り入れ、バランスのよい栄養を摂取できるように、工夫していきましょう。

肝臓に負担をかけるアルコール類

妊活中のアルコールは、飲んではいけないわけではありませんが、飲みすぎには注意したいです。

たしなむ程度であればよいでしょう。

お酒は肝臓に負担をかけ、栄養の吸収が上手くできなくなります。

体の水分を外に排出する作用があり、体や肌の乾燥を促進させてしまいます。

飲みすぎなければよいのですが、飲みすぎてしまうと健康にも美容にもよくありません。

卵子や精子の質を悪くさせてしまうので、妊活中のアルコール摂取は十分に注意しましょう。

お酒を買いだめしていると、過剰に飲んでしまう可能性があるので、飲む分だけを購入することで、過剰摂取を予防することができます。

妊娠に備えて、アルコールを断つ習慣を身につけておくことも大切です。

美容と健康、妊娠に向けて、自分の意識を高めて、お酒は少しずつ量を抑え、控えるようにしましょう。

妊活に効果的な食事のレシピ

鉄分と葉酸が摂れるアサリとほうれん草のソテー

?材料

・アサリ 300g

・ホウレンソウ 1束

・チューブニンニク 小さじ1

・塩コショウ 少々

・だし醤油 大さじ1

・バターまたはマーガリン 10g

?作り方

1.アサリは前の日に塩抜きしておき、ホウレンソウは水洗いをして、食べやすい大きさにカットしておく

2.フライパンにバターを入れ、1のアサリを入れる。

貝の蓋が空いたらホウレンソウを加え、しんなりしたら、だし醤油とニンニクを入れ、塩コショウを少々加える

小松菜とアサリの、ビタミンとカルシウムを摂取できるレシピです。

塩辛くなりやすいので、塩コショウの量は、かけすぎないように注意しましょう。

ニンニクが苦手な方は、入れなくてもよいです。

アサリは汁物にしてしまいがちですが、炒めものでもおいしくいただくことができます。

アレンジしやすく、リメイクもしやすいので、妊活中におすすめの一品です。

鉄分、葉酸という妊活に大切な栄養を摂取でき、男性にもおすすめできるレシピです。

健康と美容維持にも最適なので、普段の食事にもおすすめできます。

ホウレンソウは、前もってレンジ加熱しておくと、時短調理することができて、簡単に済ませたい方におすすめの方法です。

体を温めてたんぱく質も摂れる湯豆腐

?材料

・豆腐(絹、木綿どちらでも可) 1丁

・ポン酢醤油 適量

・万能ネギ お好み

?作り方

1.豆腐は、あらかじめ水を切っておく

2.ネギは小口切りにカットしておく

3.1の豆腐を耐熱皿に入れ、500wの電子レンジで1分加熱する。

温かくなったらOK

4.ポン酢をかけ、2のネギを乗せて完成

豆腐には、タンパク質が豊富に含まれ、イソフラボンも豊富なので、女性にとって嬉しい栄養が含まれています。

温かくすることで、体内の吸収率を高めることができ、効率よく栄養を摂取することができます。

低カロリー高タンパク質で、太りにくく痩せやすい健康的な体へと導きます。

イソフラボンは、女性ホルモンによい作用があり、タンパク質も一緒に摂取できるのでおすすめの食品です。

豆腐はいろいろなレシピに活用することができ、経済的という点も魅力です。

節約レシピにも活用できるので、家計のためにも妊活のためにもおすすめできます。

カルシウムたっぷり小松菜シチュー

材料

・小松菜 1束

・鮭 1切れ

・シメジ 4分の1パック

・塩コショウ 少々

・玉ネギ 半分

・市販のシチューの素

・牛乳 300cc

作り方

1.玉ネギは薄切りにカットし、薄く油を敷いた鍋に入れ、サッと炒める

2.1にシメジを加え塩コショウを振り、牛乳を入れ沸騰させる

3.鮭はお好みの食べやすい大きさにカットして、小松菜は2cm幅にカットして2の鍋に入れ、シチューの素を入れる。

とろみが付いたら完成

カルシウムたっぷりのシチューです。

牛乳は吹きこぼれに注意しながら、加熱していきましょう。

牛乳と小松菜のカルシウムや、鮭のアスタキサンチンも含まれ、抗酸化作用の高い若返り効果のあるシチューになり、健康的な一品になります。

市販のシチューの素を使用しても、自分で作ってもどちらでもよいので、作りやすい方で試してみましょう。

朝でも夜でもどちらでもおすすめ。

パンやパスタと合わせていただくのもよいでしょう。

健康にも美容にも最適で、妊娠に備えた体作りを意識することができます。

自分のお好みで具材を加えてもよいので、栄養満点にして食べる方法もおすすめです。

食材に含まれる栄養素を考えながら具材を考えると、効率よく摂取することができます。

スタミナたっぷりうな丼

材料

・市販のウナギ 1枚

・料理酒 小さじ1

・海苔または山椒 適量

・ご飯 160g

作り方

1.フライパンにアルミホイルを敷き、お好みにカットしたウナギを乗せ、料理酒をかけ加熱する

2.フライパンの蓋があれば使用し、なければアルミホイルに数カ所穴を開けて被せ、2分~3分加熱し、付属のタレをかける

3.ご飯を器に盛り付け、ウナギを乗せ、お好みで海苔をまぶして完成

市販されているウナギを、ふっくらとおいしく、お店のウナギに限りなく近づけていただくことができます。

自宅でも、お店に負けないほどおいしく仕上げることができ、スタミナたっぷりの丼にすることができます。

スタミナをつけたい、妊活中の食事にぴったりなので、ウナギが手に入ったときにおすすめの方法です。

酒蒸しはとても簡単にできるので、失敗なく温めることができます。

レンジで温めた仕上がりとは、全く違ったおいしさを味わうことができます。

おいしいウナギが食べたいと思ったら、この酒蒸しレシピがおすすめです。

スタミナをつけて、妊娠しやすい体に導きましょう。

抗酸化作用と元気を身につけるアボカド納豆

材料

・アボカド 1個

・納豆 1パック

・卵黄 1個

・万能ネギ

・白だし 大さじ1

作り方

1.アボカドは食べやすい大きさにカットし、納豆は付属のタレと一緒に混ぜる

2.器に納豆、アボカド、卵黄、刻んだ万能ネギを入れ、白だしをかけて完成

切って混ぜるだけの簡単に作れるレシピ。

そのままでもよいですが、ご飯に混ぜてもおいしくいただくことができます。

納豆のイソフラボンと、アボカドの抗酸化作用で、元気になれる健康レシピです。

妊活中に必要な栄養を補うことができ、妊娠中にもおすすめの1品です。

普通の醤油ではなく、白だしを使用することがポイントで、上品な仕上がりになります。

ご飯ではなく、豆腐に混ぜて食べる方法もヘルシーになり、おすすめのアレンジレシピです。

ご飯だけではなく、食パンにも乗せるなど、アレンジしやすいので、いろいろ活用できる点も魅力です。

妊活に効果的な食べ物とレシピを知りライフスタイルに活かす

妊活中は、妊娠につなげるための大切な期間です。

食生活に、妊娠に向けた栄養や食品を取り入れることで、妊娠しやすい体作りを行うことができるのです。

妊活は女性だけではなく、男性にとっても大切です。

夫婦でしっかりと栄養管理を行い、お互いの体の状態を整えて、健康的な赤ちゃんを授かりましょう。

自分たち夫婦のためにも、健康を意識した生活をおくることができるので、レシピを工夫しながら妊活を楽しみましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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