2017.12.30

赤ちゃんを迎えるために妊活運動がおすすめ!気分転換しながら妊娠力アップ!

ARTICLE

妊活運動とは、妊娠しやすい体づくりに効果的な運動です。

いろんな運動方法がありますが、誰でも気軽にできて効果があるものがベスト!

夫婦で運動を行えば、より信頼関係も築け、身体にさまざまなメリットもあります。健康的に妊娠力を上げましょう。

acu-banner.jpg

妊活中の体作り

妊活中によい生活

妊娠をするためには、生活をそのものを見直していく必要があります。

バランスのとれた食生活や、規則正しい生活習慣を心がけることも大切。

また、質のよい睡眠を摂ることやストレス発散など、とにかく体を思いやることが妊活にとっては必要不可欠なのです。

旬の野菜を食べたり、栄養のバランスを考えて

食事は、身体に栄養を与え、生きるために必要な生活の一部です。

1日3食決まりよく食べましょう。

また、季節折々でよく採れる旬の野菜は、人間がその季節を耐え抜くために必要な要素が含まれています。

例えば、暑い夏に体を冷やしてくれるキュウリや葉物野菜、寒い冬に体を温めてくれる根菜類など。

バランスよく取り入れながら、季節の食材を夫婦で楽しむのもよいですね。

規則正しい生活が体内リズムを整える

規則正しい生活とは、一概に答えはありません。

しかし、だらだらと夜更かしをしたり、休日に自宅でごろごろして過ごすようでは、身体がなまってしまいます。

運動不足と睡眠不足は妊活の敵です。

男女ともにホルモンバランスを崩し、妊娠できにくい状態を作り上げてしまいます。

また、心にゆとりが持てる生活リズムにする必要があります。

時間に振り回され、心身が疲れ切ってしまうような生活リズムだとまったく意味がありません。

毎日同じリズムで生活できることが大切。

例えば、「何時に起きて何時に寝る」、「お風呂に何時に入る」というような生活リズムを決めることから始めましょう。

上質な睡眠をとること

睡眠は、寝た時間ではなくて「質」が大事。

ゆったりとした気持ちで眠れる環境が必要です。

眠る直前までスマートフォンをいじったり、テレビをだらだら見ているとブルーライトの影響により、脳が興奮状態に。

上質な睡眠をとるためには、ゆっくりお風呂に浸かったり、寝る前にストレッチをして、身体が気持ちがよいと感じる状態を作りましょう。

そうすることにより、入眠も早くなります。

ストレスは妊活の敵

ストレス社会といわれているように、職場などの人間関係や疲れなどが原因でストレスが溜まりやすい状態になっています。

ストレスを発散できずに溜めていると、気持ちが沈みやすくなる「うつ状態」に。

ストレスは大量の活性酸素を体内で生み出し、この活性酸素が老化や免疫力を下げるのです。

そのため、卵子と精子が劣化しやすいため、ストレスは妊活の最大の敵ともいわれています。

ストレスを上手にコントロールして、溜めないように発散することが大切。

ストレスを感じたら、自分に合ったストレス発散方法で乗り越えましょう。

妊活中に注意すべき点

妊娠するためには、必要以上にダイエットをしてはいけません。

ダイエットは、標準体重の範囲内であれば特にする必要はないもの。

無理な食事制限をすると、栄養が身体に行き渡らないため、よくありません。

そのため、あまり神経質にならないように注意しましょう。

喫煙は夫婦ともにNG

夫婦で禁煙も必要になります。

ヘビースモーカーの人や、喫煙歴が長いと大変かも知れませんが、妊娠するためには我慢も必要です。

夫婦で協力して、励ましあいながら禁煙していきましょう。

「タバコを吸っていると長生きできない」という話は、よく聞きます。

実際、タバコを吸う人は吸わない人に比べるて、余命が10年も短くなることが分かっています。

身体によくないことは胎児を宿すためにもしない方が賢明。

妊活中は赤ちゃんのためにも我慢しましょう。

運動不足や締め付ける下着は血行不良の原因に

運動不足は、基礎代謝量を下げるだけでなく、身体がこわばって血行不良の原因ともなります。

そのため、当たり前のように使っているエスカレーターなどを、階段など身体を動かす方に転嫁しましょう。

それだけでも、運動ができてしまいます。

また、締め付ける下着を付けるのは止めましょう。

血流の流れが締め付けられると、血行が悪くなってしまい、体の冷えに繋がります。

体を締め付けから解放して、楽にしてあげましょう。

妊活運動について

妊活運動のメリット

妊娠をするために運動をすると、メリットがたくさんあります。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあり、月経のタイミングでこの2つのホルモンが増えたり減ったりを繰り返します。

エストロゲンは、女性らしい身体を作り、美しさに働きかけてくれるホルモン。

卵胞や卵子の成長を助けてくれます。

プロゲステロンは、子宮の内膜を柔らかくしてくれ、着床しやすい状態に保ってくれるホルモンです。

受精卵が、着床して妊娠するように働きかけてくれるホルモンともいわれています。

ホルモンバランスの向上に役立つ

妊活運動をすると、この2つのホルモンバランスの向上につながります。

そして、卵巣や子宮の機能向上が期待できて、妊娠しやすい身体に整えてくれることも。

冷え性で悩んでいる女性は多いもの。

妊活運動をすると、冷え性の改善にも繋がります。

また、冷え性と自律神経は深い関係があり、冷え性によって自律神経のバランスが乱れてしまうことも。

そのため、冷え性を治していくと、自律神経が安定するので、イライラする回数も減ってきます。

また、代謝そのものが上がるため、自然に食べても太らない身体を作ることも可能に。

このような点から、妊活運動は、健康的に赤ちゃんを迎える準備として効果的なのです。

妊活運動を行う上でのポイント

妊活運動は、日々の生活の中に取り入れるようにしていき、習慣化してしまうのが理想的。

そうすることで、楽しみながら行うことができ、妊活運動が生活の一部になるので、必然的にするようになります。

どうしても忙しく、時間がとりにくいという場合は、短時間でもよいので継続して行うことが大切。

継続することは難しいことかも知れませんが、短時間なので頑張りましょう。

妊活運動を行う上での注意点

運動をすると、活性酸素が発生します。

特に激しい運動や、厳しいトレーニングなど、身体に負荷をかけすぎると大量に発生するのです。

この活性酸素は、体に悪い影響を与えることがあります。

鉄が酸化して錆びるのと同じで、体の中で活性酸素が増加すると酸化して体がさびてしまいます。

しかし、活性酸素は、私たちの体に必要なものでもあり、殺菌や消毒としての役割をしてくれているのです。

よって、ゆったりとした妊活運動であれば活性酸素も適度に発生しますが、激しい運動をしてしまうと、活性酸素を大量に発生させるため、くれぐれも息切れするような激しい運動をしないようにしましょう。

おすすめの妊活運動

無理なく行えるヨガ

ゆっくりと深い呼吸をしながらポーズを作るヨガは、有酸素運動の効果が期待できます。

そのため、脂肪の燃焼効果もあり、代謝の向上につながるため、痩せやすい身体を作ることができます。

また、深い呼吸を意識することで、リラックス効果を得られるため、ストレス発散にも効果抜群。

さらに、血行改善にも役立つのです。

よって、身体に無理がかからず行えるヨガは妊活運動としておすすめ。

妊活中の方で、ヨガのレッスンに通っていたり、自宅でヨガをしている人も多いようです。

運動が苦手な人におすすめのストレッチ

運動そのものが苦手な人におすすめなのが、ストレッチ。

ストレッチは、ゆっくりと身体に負荷をかけながら、身体を伸ばしていくので、血行改善の効果が期待できます。

特に、寝る前にストレッチをすると、寝つきがよくなったり、脂肪燃焼にも繋がります。

妊活運動として、骨盤の歪み改善に効果的な骨盤をまわすストレッチがおすすめ。

骨盤まわしストレッチ方法

1. 脚を骨盤の幅に開いて、膝の力を抜きます。
2. 骨盤を意識しながら、手を骨盤に当てて大きな円を描くようにまわします。

簡単にできて、骨盤の歪みを改善できるこのストレッチを、1日10分と決めておこなってみましょう。

骨盤のゆがみが改善できれば、骨盤の中のあるべき場所に子宮が戻ってくるので、妊娠しやすい身体へと導けることでしょう。

外で気軽にできるウォーキング

気候のよい季節には、気分転換に外に出てウォーキングを行うのもよいでしょう。

ウォーキングは、骨盤内の血流をよくしてくれます。

足腰の大きな筋肉を使う運動なので、全身の血流がよくなり、身体の隅々まで血液を届けることができます。

ウォーキングには、少しだけ工夫が必要。

特に、大股で歩くことを心掛けましょう。

そうすると、足の付根が伸びることので、子宮を温める効果が期待できます。

また、お腹を膨らませて呼吸をする方法である「腹式呼吸」でウォーキングすると、動悸や息切れがしにくくなります。

1日20分を目安に頑張ってみましょう。

手軽に始められる踏み台昇降

自宅で気軽に始めることができる有酸素運動として、「踏み台昇降」もおすすめ。

踏み台昇降は、一定のリズムを刻みながら、踏み台を昇って降りる動作を繰り返すだけの運動です。

踏み台が自宅になければ、階段でもOK。

踏み台であれば、狭いスペースでもでき、足腰の筋力アップにつながります。

また、高さのある踏み台を使用すれば、さらに効果が期待できるので、思い立ったときにやってみるのもよいでしょう。

有酸素運動と併用したい腹筋

腹筋と聞くと、横になって仰向けでするものと思う人も多いでしょう。

実は、立って行う腹筋があります。

この方法は、お腹の筋肉も鍛えることができ、ジョギングのような有酸素運動も一緒にできるというメリットも。

立ったまま行う腹筋運動

1.両手を頭の後ろに組んで回します。
2.左右のどちらかの膝をできるだけ高く上げて、上げた膝と反対側の肘をくっつけながら身体をひねっていきます。
3.それを交互に繰り返します。

この腹筋運動は、血流促進により、脚やお腹が温かくなるため、子宮の冷えを予防することが可能です。

実は、冷え性の人は流産しやすい傾向があります。

子宮が冷えてしまうと、機能が低下するため、流産する可能性があるのです。

身体を運動で温め、リスクを低減するように努めましょう。

自分に合ったペースと運動法で妊活を

妊活運動は、激しい運動ではなく、気分転換やリラックス効果のあるものが多くあります。

女性だけでなく、夫婦で行うと、より楽しく有意義な時間に。

明るい未来のために希望を持って、一歩ずつ焦らずマイペースに頑張りましょう。

妊活運動が上手くいくと、妊娠した時にも夫婦で助け合いながら頑張れるようになります。

かわいい赤ちゃんに会えるのを心待ちにしながら、夫婦で愛の絆を深め、幸せな家庭を築きましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。