2017.12.21

妊活に必要な「期間」とは?お腹に赤ちゃんを授かるまでの心構えをしよう!

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赤ちゃんが欲しいと思ったとき、なかなか赤ちゃんが授かれなくて悩む女性は多いと思います。

ですが、いざ、妊活を始めたいと思ってもなにから始めればいいのかわからないことだらけです。

妊活事情をしっかりと把握して、赤ちゃんを迎える心構えをしましょう。

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人には相談しづらい妊活事情について

妊活の平均期間は世代ごとで異なる

一般的には、健康で身体に問題のない20代から30代前半までの男女が排卵日に合わせて性行為をした場合の赤ちゃんを授かる確率は20%~30%といわれています。

しかし、30代後半になると15%~18%、40代になると1~5%と徐々に赤ちゃんを授かる確率が下がってきてしまいます。

このため、年齢を重ねれば重ねるだけ赤ちゃんを授かる確率が下がってきてしまうので、妊活を始めるタイミングによっては世代ごとに妊活期間に差がでてきてしまいます。

そして、年齢を重ねた分、妊活する期間が長くなってしまうのです。

また、35歳を超えると排卵機能が急激に衰えるといわれていて、赤ちゃんを授かる確率が一気に下がってしまいます。

また、晩婚化が進んでいることで結婚する年齢が上がり、それに伴って妊活を始める年齢が高くなってきてしまっていることが、赤ちゃんがなかなか授かることができず、妊活の期間が長くなる原因になっていると考えられます。

妊活開始から一年以内のケースが多い

多くの女性が赤ちゃんが欲しいと思い始めて妊活を始めてから、約半年から1年ほどで子宝に恵まれているケースがほとんどになります。

また、妊活を始めてから2年以内には約90%の女性が赤ちゃんを授かることができています。

このため、1年から2年以内に赤ちゃんを授かることできない場合には、病院へ受診し、不妊治療を始める必要があると思われます。

不妊治療を始めるには、まず最初に、毎日の基礎体温をつけるようにしましょう。

高温期に36.8度以下ならば、身体が冷えている状態であるので、冷えの改善をする必要があります。

そして、生活習慣を見直し、12時までには寝るようにして、しっかりとした睡眠を確保するようにしましょう。

二人目の妊活期間は生活習慣により異なる

1人目の育児が落ち着いて2人目がほしいと思ったとき、1人目を産んだときよりも2人目を産むときの年齢のほうが上がっているため、妊活期間が長くなるのは仕方のないことです。

また、1人目を妊娠したときは自分のペースで毎日過ごすことができていたので比較的ストレスが少ない状態でしたが、1人目が生まれたことによって育児と家事などで忙しい毎日に追われてしまいます。

そのため、睡眠時間が減ってしまったり、しっかりとご飯を食べられないことが多くなるなど、生活習慣の乱れにつながってしまいます。

気づかない間に乱れてしまった生活習慣が、身体に影響してしまっている可能性があります。

妊活の一般的なペースは週に3回程度

妊活をしているカップルのうち、約半数の51%ものカップルが週2回~3回、性行為をしていると思われています。

逆に、毎日のように性行為をしているカップルは約7%、週4回性行為をしているカップルは約5%と意外と少ないようです。

これには、現代の夫婦は共働きのカップルが増えていて、お互いに忙しく夜が遅くなったりすることで、妊活をしたくてもお互いに時間が作れないことが多いと思われます。

また、いざ妊活をするとなると子どもを作るという責任感と重圧が大きなストレスになってしまい、なかなか毎日子作りをするというのは難しいようです。

不妊治療は長期にわたる可能性がある

一般的に病院で行う不妊治療の平均期間は、約2年間と言われています。

ですが、人によって赤ちゃんが授かりにくい身体の場合は、2年以上かかってしまうこともあり、不妊治療を行う期間には個人差があります。

不妊治療には、不妊の原因を調べる検査に約半年かかるといわれています。

また、排卵日にあわせて性行為をするタイミング法については6回まで効果が期待することができるため約半年かかってしまいます。

排卵日に合わせて男性側から取り出した精子を子宮内に注入する人工授精に約半年、体外受精や顕微授精、凍結胚移植といった高度不妊治療に関しては、それぞれ約1年かかるといわれているので、かなりの時間がかかってしまうことが予想されます。

最低でもこれだけの長い時間がかかってしまうため、不妊治療を実際に始めてみると想像以上に長期にわたって治療が続くこともあり、気力と体力の負担と精神的ストレスが大きくかかってしまいます。

妊活をする際に知っておきたいポイント

ストレスは妊活の大敵になる

長い妊活を続けていくにつれて、妊娠への期待や赤ちゃんを授かることができるのかという不安、生理がきてしまったことでリセットされて落ち込んでしまったりすることで、ストレスへとつながってしまいます。

妊娠するために大切な女性ホルモンは、脳の視床下部や下垂体というところから指示をうけて、卵巣から分泌される仕組みになっています。

この視床下部は、ストレスの影響をとても受けやすく、またストレスを受けたことでホルモンバランスが崩れやすくなってしまいます。

ホルモンバランスが崩れてしまうことによって、生理周期が長かったり短かったりとバラバラになってしまったり、経血量が増えてしまったり、子宮や卵巣の機能の低下につながるなど、結果的に妊娠しにくい身体になってしまいます。

基礎体温を計り排卵検査薬を用意する

赤ちゃんを授かる準備をするうえで大切なことは、排卵日を予測するということです。

朝起きてすぐの一番安静な状態で起き上がらずに体温を計り、基礎体温表をつけることで生理予定日の予測、排卵がしっかり行われているのか、ホルモン分泌がきっちりされているか、妊娠しやすい時期、妊娠しているかどうかなどのさまざまな身体のコンディションをチェックすることができます。

また、同時に排卵検査薬を使うことでより高い確率で排卵日を予測することができます。

最近の排卵検査薬は、尿をかけて陽性がでてから1~2日後が排卵日にあたることが多いようです。

排卵検査薬も上手に利用していきましょう。

クリニックや病院を把握しておく

妊活をするうえでまずどこの病院へ通うことがいいのかという事前準備が重要となってきます。

不妊治療は、産婦人科でもすることができますが、卵管造影検査や精液検査、排卵チェックなどの基本検査しかできず、卵巣年齢や抗精子抗体の現状までは分かりません。

この状態で、タイミング法や人工授精しても意味がありません。

また、産婦人科には妊婦さんや小さな子どももいるため、精神的ストレスになってしまうこともあります。

なので、本気で妊活、不妊治療をする場合には、不妊治療専門の病院や専門医へ受診をすることがおすすめです。

近くにある産婦人科や不妊治療専門の病院を把握し、自分にあった病院を見つけておきましょう。

一年以上授からなければ病院へ行く

多くのカップルは、なかなか赤ちゃんを授からないというときに、本当に病院へ行くべきなのか、いつどのタイミングで病院へ行けばいいのか、ということに悩んでしまうようです。

そして、実際に病院に行くという決断になかなか至らない傾向があります。

不妊治療を始める目安というのは、赤ちゃんが欲しいと思って、避妊をせずに自分たちのタイミングで行ってみてから、1年以上赤ちゃんが授かれない場合には、不妊治療へ移行することをおすすめします。

実際の不妊治療は、かなりの時間とお金、体力、気力がかかります。

また、年齢を重ねれば重ねるだけ卵子が老化してしまうので、赤ちゃんが授かりにくくなってしまいます。

このことから、自分たちで妊活を始めて1年以上たってしまった場合は、早めに病院へ行くことがおすすめです。

サイトを通して同じ悩みを持つ女性と話す

妊活や不妊治療中は、いつ授かれるのかわからない不安や授かることができるかもしれないという期待、生理がきてリセットされてしまい落ち込んでしまったりと、夫婦でも分かち合えない悩みが大きなストレスになってしまい、身体にとって悪影響となってしまうことがとても多くあります。

今では、妊活や不妊治療中の同じ悩みを持った女性が集まるサイトやアプリなどの交流ツールがたくさんあります。

このようなサイトやアプリを上手に利用することで、同じ悩みをもった女性と相談しあえることができます。

同性の女性と話すことで、つらいのは自分だけじゃないことを実感し、悩みに共感してもらえるだけで少し気持ちが楽になるかもしれません。

また、経験談やアドバイスを教えてもらえることもあります。

上手に利用することで、あまりストレスをためずに赤ちゃんを迎える準備をしていきましょう。

冷えを改善しサプリメントを摂り入れる

現代の多くの女性は、身体の冷えを実感しています。

身体が冷えてしまうと子宮自体が冷えてしまうことにつながってしまいます。

子宮が冷えてしまうことで、卵巣の働きが悪くなります。

そのため、健康で元気な卵子が作られなくなってしまい、赤ちゃんが授かりにくい身体になりやすくなってしまいます。

また、血液の巡りが悪くなり、子宮内膜が十分に育たなくなるので、着床しにくくなってしまいます。

もし、着床できたとしても流産してしまう確率が上がってしまうのです。

身体の冷えが気になるときは、サプリメントを上手に使うことで冷えが軽減されることがあります。

ザクロやハーブティーによく含まれるルイボスには、血流を改善する作用があります。

ほかにも、ローヤルゼリーやたんぽぽ、ビタミンEには、自律神経を整える働きがあります。

また、生姜には身体を温める効果があり、血流をよくしてくれる働きがあります。

このように、いろいろなタイプの身体を温めることができるサプリメントやハーブティーなどがあるので、使いやすく自分に合ったものを探してみましょう。

冷えを改善して、身体を温めることで赤ちゃんを授かりやすい身体をつくる準備をしていきましょう。

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周囲と比べずポジティブに妊活をしよう

多くの妊活や不妊治療は、長い時間がかかってしまうケースがほとんどになります。

妊活、不妊治療をしていくうちに、なかなか赤ちゃんを授かれない不安が大きなストレスになり、治療についてネットなどでたくさん調べてしまうことがあります。

調べてしまうことで余計に不安になってしまい、落ち込んでしまうことがよくあります。

また、いろいろな方と話すことがメリットにもつながりますが、逆に赤ちゃんを授かることができた女性や赤ちゃん、小さな子どもを見て落ち込んでしまったり、どうしてわたしのところには赤ちゃんが来てくれないの…と他人と自分を比べてしまいがちになります。

赤ちゃんを授かるタイミングは人それぞれにあり、決して授かることができるのは周りだけではありません。

サプリメントやハーブティーを上手に取り入れたり、適度な運動をしたり、お風呂にゆっくり浸かるだけでも、身体が温まりリラックスすることができます。

あまり深く考えず、楽しくポジティブに赤ちゃんを迎えるための妊活や不妊治療を始めていきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。