2017.12.15

妊活中の退職をするメリットとは?両立をするための方法について

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仕事も妊活も生きていく上では、比べようがないほど重要な問題。

どのような決断をするのが自身にとってプラスになるのか、一度は悩むのではないでしょうか。

皆さんにとってよい決断が出せるように、知識を深め一度しっかりパートナーと話し合ってみましょう。

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妊活退職を決意する理由

妊娠出産が人生において大切な活動のひとつ

女性で生まれたからには、一度は想像する妊娠出産。

それは、女性にしかできないからこそ、タイミングを考えるものです。

子どもを持つということは、その子の責任も持つこと。

そして最低限、成人式を迎える20歳までは、親として立派に育てる義務を持ちます。

それは、子を持った人のみ経験できる大切な活動のひとつ。

その20年の中には、大変なこと、苦労も沢山ありますが、子どもがいるからこそ感じる幸せも大きいものです。

妊娠出産は自分にしかできない

妊娠出産は、女性にしかできない大きな役割。

他の誰かにとって代わることはできません。

血の繋がりのある子どもを出産できるのは、自分以外にはいないのです。

友達や他人の子も、もちろん可愛い。

ですが、10カ月間大切に過ごして、すくすく育っていく赤ちゃん。

そして、おなかを痛めて生まれてくる我が子が一番可愛いのです。

後悔するくらいなら試したほうがよい

妊娠出産には、やはりタイミングがあります。

仕事が忙しいのを理由に、妊娠出産のタイミングを逃してしまった。

仕事が落ち着いた頃に、やっぱりあの頃妊活していれば…と後悔してもタイミングが遅かったということにもなりかねません。

何故ならば、妊娠出産はタイムリミットが存在するからです。

一度でも、自分の血の繋がった我が子に会いたい。

大好きな旦那さんとの間の子どもを産みたい。

両親に孫の顔を見せてあげたいといった未来を想像するならば、妊活してみることをオススメします。

仕事と妊活の両立の難しさ

分煙ではない職場環境の問題

妊活をする上で大切なのは、身の回りの環境面。

やはり、ストレスフリーな状態で挑みたいものです。

当たり前ですが、外に出れば自分以外の他人も生活しています。

みんながみんな自分に気を使って生活してくれるわけがないので、ゆったりとした環境を作るのは難しいもの。

その中で、ストレスを感じる環境問題の一つとして挙げられるのは喫煙問題。

たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させる働きがあるので、血流を悪くしてしまいます。

結果的には、排卵の機能の低下に繋がってしまうのです。

ホルモンバランスの崩れによる生理周期の乱れ

仕事をしていると、ストレスフリーで一日を終えるのは難しいもの。

仕事が忙しく自分に余裕がなくなってくると、ストレスを溜めがち。

そのせいで睡眠不足や食生活の乱れといった要因にも繋がります。

ストレスにより、ホルモンバランスが乱れ、生理周期が乱れてしまった。

といった経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。

他にも、ストレスを感じることは卵胞の育成などの大きな役割を担う生殖ホルモン分泌を促す視床下部がうまく機能しなくなります。

その結果、生殖ホルモンの分泌が後回しに。

そうなると、排卵障害を起こすようになる場合、生理不順を招くことになることが多々起きてしまうのです。

タイミング法などの不妊治療を行っていた場合には、このような要因が原因でうまくいかなくなってしまうのです。

不妊治療は月経周期で通うため予定が立てづらい

不妊治療を行う上で、病院に通院する機会は必然的に増えていきます。

健康診断のように一年に一回通えばいい、というわけにはいかなくなってしまうのです。

頻繁に通院する場合でも、連日や週に1回通院することも。

また、仕事をしているとどうしても日中に病院に通うことが難しくなってきます。

診察を夜まで行っている病院やクリニックが少ないのです。

ましては、土日休みの仕事をしている方は、休日に病院に通院したくても、病院が空いていないということも。

大抵の場合、仕事を早退や休みを取ることが多くなってしまいます。

ホルモン治療の副作用で体調不良になる場合も

ホルモン剤とは、女性ホルモンが配合された薬のこと。

ホルモン剤にはいくつか種類があるのですが、ホルモン剤を服用することにより、人工的にホルモンを増量させ、バランスを調整する効果があります。

服用する理由としては、人工的にホルモンを増やし、ホルモンバランスを調整するために服用するのです。

ただし、ホルモン剤は体内のホルモンバランスを直接変化させてくれる効果があるためメリットも多いですが、デメリットも。

頭痛や腹痛、腰板といった副作用が強く現れやすいため、使用の際に不安要素も大きいです。

しかし、用量や用法を正しく守って使えば、女性ならではの悩みを和らげる効果や、不妊治療の強い味方になってくれるでしょう。

妊活は職場で公表しづらい

今や不妊治療といった言葉はメジャーになってきましたが、会社の理解自体理解が深いかといわれると、まだまだ理解は浅い現状。

そういった環境の中では、妊活していることはなかなかいい出しにくいはずです。

ましてや、上司が男性となると余計に理解してくれないのでは、と不安になってしまいます。

もちろん、妊活は恥ずかしいことではありません。

人生計画を立てる上では、妊娠出産はとても大きな出来事。

必ずしもみんなが通れる道ではありません。

しかし、妊活をしているからといって、周りが具体的になにか協力してあげられる問題でもありません。

そういった点では、かえって周りに気を使わせてしまったり、会社に居づらい状況を作ってしまうということも。

妊活のために退職するメリット

仕事のストレスから解放される

仕事をしていると、どうしても人間関係や仕事でのストレスといった問題からは避けられません。

ましてや、妊活をしていると、ストレスといった言葉や気持ちに対して、とても敏感に感じてしまいます。

そういった点では、仕事を退職することは、仕事のストレスから解消されるといった大きなメリットがあります。

仕事を退職することで、心に余裕を持った、ストレスフリーな環境での妊活をすることができます。

妊娠しやすい体づくりのための生活リズムで過ごせる

妊娠しやすい身体作りとは、ストレスを発散したり、質の良い睡眠をとることなど、試せば試すだけ身体によいものはたくさんあります。

また、妊娠しやすくするために気を付けることを中心とした生活を送ることができるので、身体だけではなく心のリフレッシュにもつながることでしょう。

他にも、たばこの煙を避けることができたり、アルコールを摂取しなければならないイベントも避けられます。

さらには、寒いオフィス環境から、身体が冷えないように温めることも。

パートナーと過ごす時間を確保できる

仕事が忙しいと、パートナーとの時間よりも睡眠やプライベートの時間が大切になってしまうなんてことも。

他にも、仕事の休みの日が合わないため、二人の時間が帰宅してからの数時間しかない、という方もいるのではないでしょうか。

パートナーをないがしろにしてしまうような生活は、一番妊活を遠ざけてしまいます。

仕事を退職することで、パートナー中心の生活にシフトチェンジすることができます。

二人の時間を大切にすることはもちろん、パートナーが仕事から疲れて帰ってきているから、おいしいごはんを作って待とう。

部屋を綺麗にして出迎えてあげようなど、パートナーへの思いやりを持てる余裕も生まれるはずです。

自炊が増え滋養の良い食事が摂れる

仕事が忙しいと、帰宅する時間も夜遅いし、明日のお弁当を作る時間なんてない。

そんな方も多いのではないでしょうか?そうなると自ずと、コンビニ弁当に走ってしまいがち。

実は、妊活中の食生活も重要なので、コンビニ弁当などの食事は控えるのがベストです。

仕事を退職すると、専業主婦になるので、バランスのよい食事を作る時間も余裕もできるはず。

また、大きな節約にもなるので、浮いたお金で妊活の治療に充てることもできます。

かたよった日々の食事から解放され、バランスのよい食事をすることや、食べることに時間をかけられるのは、妊活にとって大きなメリットの一つになるはずです。

不妊治療のための通院時間を確保できる

妊活の治療法によっては、頻繁に病院やクリニックに通わなくてはならないことも。

さらには、行きつけの病院やクリニックが夜間の対応をしていない、ということもあるのではないでしょうか。

そうなった場合には、仕事をしていると、早退や遅刻、欠席せざる負えない状況に陥ってしまいます。

そのようなことが頻繁に続いてしまうと、上司の顔色や周りの視線が気になって余計にストレスを感じてしまいます。

仕事を退職していれば、時間も自分の好きなように使えます。

周りの視線や意見を気にせず病院に通院することもできるのです。

病院の診察時間や通院回数を自分の思い通りに使えることで、妊娠出産に対しての些細な質問や不安な点を、密に担当医ともコミュニケーションをとることができるはずです。

妊活退職で心配な経済面

不妊治療にはお金がかかる

退職することは、妊活をする上でメリットも沢山ありますが、一方で不安要素も大きい方は多いのではないでしょうか。

その一つとしてあげられるのは、経済面的不安要素です。

NPO法人が行った、不妊治療環境向上アンケートによると、不妊治療にかかった費用は100万円未満と答えた方が全体の約半数を占めている数字に。

しかし、これは医療費での金額。

中には、妊娠しやすい身体作りをするために、健康食品や漢方、鍼灸を利用する方も。

その料金も上乗せされていくと考えると、かなりの費用が必要になってくることがわかるはずです。

妊娠出産後の子育て費用が心配

妊娠出産することは、もちろん費用もかかります。

ですが、それで終わりではありません。

子どもを持つということは、教育費や身の回りの雑貨、食費などを含めた子育て費用がかかってくるのです。

子育て費用は、平均的に約1,200万円必要。

パートナーの収入が高ければ、心配はないかと思います。

ですが、低い場合や、固定支出が多い場合、パートナーひとりでの稼ぎでは、追いつかない可能性も出てきます。

妊娠しても産休手当がもらえない

会社を退職してしまうと、当たり前ですが育児休暇や育休手当がもらえなくなってしまいます。

妊娠出産、出産後は出産費、入院費、医療費などいろいろとお金がかかってきます。

それを考えると、一円でも多く毎月手元に入るのは有難いこと。

妊活中はストレスフリーの状態で日々を過ごすことができても、肝心の妊娠出産時、それ以降の日々にお金のないストレスを感じながら生活するということになりかねません。

そうならないためにも、妊活中の費用、その後の費用に関するメリット・デメリットをよく話し合う必要があります。

育休をもらうメリットについて

旦那さんのお給料と、自身がもらえる育休手当。

総額での給料で生活ができるため、家庭が経済的に潤います。

ベビーカーや抱っこひもなど、いろいろなメーカーが販売していますが、ブランドや値段もさまざま。

その中で金銭的に余裕があれば、子どもにとっても自身にとっても、よいと思ったものを選ぶ選択肢が増えます。

費用面以外でも、子どもがある程度成長し、保育園に入園することが決まったら、仕事に復帰できるメリットも。

育休がもらえないデメリットについて

自身の育休がもらえない場合は、旦那さんのお給料のみでの生活になります。

旦那さんの稼ぎが多ければ、それが一番理想的ですが、必ずしもそうであるとは限りません。

なんとか生活できたとしても、子どもの学資保険や、子どもの将来のための貯金。

もしくは、第二子を望む場合には、そのための貯金さえも必要になってきます。

金銭的に余裕がなければ、子どものための貯金をしてあげる余裕や、兄弟を作ってあげることもできなくなってしまうかもしれません。

自分たち夫婦と、我が子の人生の選択肢を狭めてしまうといったデメリットが出てきてしまいます。

一度退職すると再就職が難しい

一度退職してしまうと、再就職が難しいといったデメリットも。

例えば、妊活がうまくいき、妊娠出産を経て念願の我が子誕生。

その後、自分がフルタイムで働ける環境になるには、最低でも子どもが小学校高学年になるまで、待たなければいけない可能性も。

なぜならば、小学校低学年のうちには学校が早く終わってしまうため、身近に手伝ってくれる人がいない限りは帰りを待つ必要があるので、仕事どころではありません。

保育園といった手もありますが、地域によっては待機児童問題に直面する可能性も。

再就職ができたとしても、また時期に第二子ができた為に、またすぐに育休を取り、キャリア建築できないといったデメリットもあります。

産後の再就職は待機児童問題も

住んでいる地域によっては、待機児童問題を避けては通れません。

仕事を一度退職してしまうと、専業主婦という扱いになってしまいます。

その為、空きのある枠には、育児休暇を取っている方が優先的に入園する形にに。

そうなると、思い通りには自分の子どもを保育園に入れさせてあげることができなくなります。

保育園に入れなければ、面接に行くことも、仕事をフルタイムやパートですることができなくなってしまいます。

もちろん、保育園に入れなければ一生仕事ができないわけではありません。

時間が経って、子どもが中学生くらいになり、手がかからなくなってくると、自身の時間が増えます。

それくらいの時期になれば、再就職の目途もたってくるようになるでしょう。

妊活と仕事を両立する方法

勤務スタイルを変えて負担を減らす

会社を退職するデメリットの方が自身にとって、ストレスを大きく感じてしまうようならば、勤務スタイルを見直してみましょう。

きっとその中にも負担を減らせる方法が見つかるはずです。

例えば、会社員にとってストレスを感じる要因として、通勤時の満員電車や対人関係、プロジェクトの進捗状況といったことが挙げられます。

妊活に対して理解のある上司であるようならば、思い切って相談してみましょう。

そういったストレスを考慮してくれて、通勤時間の変更や、負担の少ないプロジェクトへの移動を提案してくれるかもしれません。

それでも、今の会社に居続けるのはむずかしいと判断した場合には、妊活をしながら、今よりも負担の少ない勤務条件の会社に転職することも方法の一つです。

家事を軽減して休みを増やす

週二回の休みの日。

普段行き届かないところの家事業に目がいってしまい、休みが休みではなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。

たまには、家事で使う時間や体力を軽減して、できる限り自身のゆったりできる時間を作る意識をしてみましょう。

また、パートナーにお願いできるような家事を積極的にやってもらえるように、お願いしてみるのも。

休日、休めるときにしっかり休んで、リフレッシュすることを心がけてみましょう。

そうすることで、仕事に対するストレスも解消でき、次の日から始まる勤務も明るい気持ちで通勤できるはずです。

家事の負担を軽減するコツ

仕事が忙しい時や、自身のリラックスタイムを確保したい。

そんな休日は、完璧に家を綺麗する必要はないのです。

家事のレベルを下げて、まあまあ生活できるくらいには綺麗。

そんなスタンスで家の家事をしてみましょう。

万が一、パートナーに完璧な家の状態を求められるようならば、家事の負担が大きいことをキチンと伝え、理解を受けたうえで家事のレベルを下げてみましょう。

そうすることによって、家事が原因で喧嘩のもとになることも少ないはず。

そして、誰にでも苦手な掃除の場所は持っているもの。

そんな苦手な部分の掃除は思い切ってパートナーにお願いしてみましょう。

苦手な部分に限らず、お願いできるところをパートナーに手伝ってもらうことによって、自身の家事負担が大幅に減るはず。

女性も仕事をしているので、「俺は仕事で疲れている」なんていわせません。

他にも、曜日によって掃除をする場所を決めておくこともオススメ。

例えば、月曜日はトイレ掃除だけ、火曜日は、テレビ周りだけ。

など。

そうすることによって一週間を通して、家の綺麗な状態を保てるはず。

思い切って、掃除機は三日に一回。

など決めてしまうのもいいでしょう。

そうすることによって、休みの日は一気に掃除する時間が省けるので、ゆったりと自身の時間を使うことができるのではないでしょうか。

転職して両立しやすい仕事に就く

どうしても、激務が避けられなかったり、残業が避けられないような環境の会社の場合、ストレスの負担を減らすようなことは難しいかもしれません。

そんな場合には、思い切って転職をすることを考えてみることも方法のひとつ。

まだ妊活を始めた段階であれば、今よりもっと勤務条件の良いところに転職できる可能性が高くなります。

例え、給料が今より安くなってしまったとしても、今感じているストレスよりかは少しばかりマシになるはず。

妊活にも、ストレスフリーで専念できると思えれば、そちらの方が断然自身にとってよいはずです。

ただし、生活の基盤となる、大変重要なことなので、思い切りで決断せず、パートナーとしっかり話し合ったうえで決断しましょう。

妊活中でも続けやすい仕事とは

妊活中でも続けやすい仕事とは、具体的にデスクワークや専門職、短期アルバイトなどがあげられます。

デスクワークは基本的には座り仕事なので、身体の負担は減るはず。

決められた仕事を行うような事務職もあるので、精神的ストレスを感じにくい仕事内容の部署もあります。

中には、残業なしの定時で上がれる部署も。

また、法律上、妊婦がいる際には、希望に応じて負担の少ない部署に異動させるといった、妊婦の権利もあります。

妊活した結果、妊娠したといった場合には、自身の希望があれば状況に応じて、会社側もよい方向に動いてくれるでしょう。

専門職は、技能によっては在宅で請け負うことができるものがあるはず。

例えば、イラストレーターやウェブデザイナー、IT職などは、パソコン一台あれば行える仕事です。

会社に掛け合って、在宅で請け負う形をとる女性もいれば、妊活を機会に独立して、自分の顧客をとっていくといった方法もあります。

短期アルバイトは、期間限定のアルバイト。

終わりの期間もあらかじめ設定されています。

そのため、終わりが見えているので、妊活が成功し、妊娠していても対策を取りやすい仕事ではないでしょうか。

最終的には、どのような仕事でも残業なしの定時上り、自身のできる範囲の仕事をこなすような業務、ストレスのない環境。

このような条件をもとに、新しい職場を探すことがオススメです。

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後悔しないプランで妊活を続けよう

一度きりの人生。

妊娠出産は人生の中でも大きな出来事です。

女性にとっても、タイムリミットのある問題なので、後悔しないためにも、しっかりとパートナーと話し合ったうえで計画していきましょう。

子どもがほしい、でも手遅れだったということになって後悔してからでは遅いのです。

皆さんにとって、一番いい方法を見つけるためにも勉強し、しっかりと知識を深めていきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。