2017.12.02

妊活にかかる平均期間はどれくらい?早く成功させるポイントを知ろう!

ARTICLE

妊活はできれば早く成功させて、幸せな妊娠生活を送りたいと望む人は多いでしょう。

しかしそのチャンスは1カ月に1回しかありません。

成功する機会が非常に少ない妊活だからこそ、さまざまなポイントを抑えて効率よく妊娠できるように工夫していきましょう。

妊活が成功するまでの平均期間

半年で半数が子宝に恵まれている

妊娠するということは、そう高い確率ではありません。
健康な夫婦が排卵のタイミングに合わせて妊活をしたとしても、妊娠にいたる確率は20~25%ほどなのです。

しかもこれは、ストレスもなく体全体が健康そのものである場合の確率です。

好条件が揃っていたとしても、決して高くない確率である妊娠。
妊娠のチャンスは、基本的に1カ月に1度やってきます。

この毎月のチャンスを逃さずに妊活をしていけば、半年で約半数の夫婦が妊娠できているといわれています。
健康状態やストレス環境などによっても妊娠の可能性は大きく変わってきますが、夫婦が心身ともに健康であればこれだけ多くの夫婦が子宝に恵まれるのです。

毎月諦めずに根気強く妊活に励むことが大切です。

80%は1年目で成功している

半数の夫婦が半年の妊活で子宝を授かる一方、妊活をしている夫婦の約80%が1年以内に妊娠しているとされています。

これは毎月しっかりと妊活を行っていた場合の数字で、必ずしも全ての夫婦に当てはまる訳ではありません。
しかしこの数字を見ると、1年頑張れば多くの夫婦が妊活に成功できるともいえます。

ただし中には、体質的に妊娠しにくい夫婦もいます。
女性だけでなく男性にも、妊娠しにくい体質というのはあるのです。

妊活を始めて1年が経っても妊娠にいたらない場合は、不妊の可能性も考えられます。
また一般的に、妊活を始めて1年経っても成功しない場合には、不妊とみなされます。

妊活を始めて1年が過ぎたら病院で不妊治療を検討してみるといいでしょう。

不妊体質なのであれば、その原因を調べて改善してから妊活をしましょう。
その方が、効率よく妊活ができて、妊娠にいたりやすくなります。

20代は2~3カ月でできる

健康で夫婦ともに20代である場合には、2~3カ月の妊活で子宝に恵まれるとされています。
まだ体も若く体力もある20代なので、一回の妊娠確率も25~30%と期待できます。

妊娠に非常に適した20代は、妊活においても成功する確率が非常に高いといえます。

しかし妊娠の確率は、生活習慣や食生活などによっても大きく変わってきます。
また卵子や精子の質なども大きく影響してくるので、実際の妊娠確率は、25~30%ほど高いとはいい切れません。

非常に健康で生活習慣も安定していて食生活もしっかりしているうえに、体内も全て健康な男女であれば、25%~30%の確率となります。
しかしながら、実際の妊娠確率は、20%前後ほどという説もあります。

まだ若く健康な20代であっても、妊娠するということはそう確率が高いものではないといえるでしょう。

また妊娠において、夫婦の健康状態が非常に大きなポイントです。

30代はおよそ6カ月かかっている

加齢に従って、妊娠できる確率はどんどんと下がっていきます。

特に女性は、産まれた時から卵子の数が決まっていて、加齢とともにその数も質も下がってくるため、年齢を重ねる毎に、妊活に成功する確率も低下してしまうのです。
30代における妊活には、およそ6カ月ほどかかるとされています。

女性が多く活躍している現代においては、30代での出産は大変多くみられます。
しかし20代に比べると、30代の妊娠確率はぐんと下が理、30代前半の自然妊娠の確率は、一回当たり25%ほどとされています。

それに対して30代後半になると、その確率は18%に下がります。

さらに40代前半では5%、40代後半にいたっては1%となり、加齢とともに、染色体異常や流産の確率も高くなってしまいます。

このように妊娠の確率は、年代によって大きな違いがあります。

年齢だけではなく個人差がある

妊活にかかる期間には、年齢だけでなく個人差が大きく影響します。
人それぞれ、食習慣や生活習慣が違うので、妊娠しやすい人と妊娠しにくい人がいるからです。

前述の数字は、食習慣や生活習慣が整っていて尚且つ健康そのものである人の場合の確率です。

しかし外食店やファストフード、コンビニなどが発展している現代では、なかなか食生活が整っている人も少ないでしょう。
またストレス社会と呼ばれるほど、現代は多くの人がストレスを抱えながら生活しています。

こうした環境によっては、例え20代であっても妊娠する確率は決して高いものとはいえないでしょう。

人によってストレスへの耐性も大きく違いますし、同じストレスを受けていても、その感じ方は人によって全く違うものです。
年齢だけでなく個人の環境や精神状態においても、妊娠にいたる期間は違ってくるといえるでしょう。

妊活を早く成功させるためのポイント

適度な運動で健康的に過ごす

妊活を早く成功させるためには、より健康な体づくりが重要なポイントとなります。
これは女性だけでなく、男性も同様です。

夫婦一緒に、健康な体を目指すことが大切なのです。

健康な体づくりの第一歩は、適度な運動を心がけることです。
何かと忙しい現代人の多くは、運動不足に悩んでいるといわれています。

特にデスクワークが多かったり専業主婦である場合には、運動不足になりやすいといえます。

そこで1日に1時間でもいいので、運動をする習慣をつけていきましょう。
決して、激しい運動をする必要はありません。
ウォーキングや、軽いジョギング、ストレッチで十分です。

近所をウォーキングがてら散歩するだけでも、体には大変効果的といえます。

そして、運動して疲れた体は、しっかりと睡眠をとって癒すことも大切です。

毎日体を動かす習慣をつけて、健康づくりの第一歩を踏み出していきましょう。

バランスのいい食生活を送る

体を作っているのは、毎日、口にする食事です。
食べた食事が、自分の体を構成するといっても過言ではありません。

そのため、なるべく栄養バランスのいい食生活を送ることがとても重要となります。

人間は健康を維持するために、さまざまな栄養素が必要です。
これらをしっかりと摂取するには、栄養バランスを考えた食事を摂っていかなければなりません。

またバランスのいい食事だからといって、過剰に食べ過ぎるのはよくありません。

適度な量を、毎日なるべく同じ時間に食べることが大切です。
一日三食きっちりと食べることで、質の高い健康を手にすることができます。

そして、こうした食生活を継続して続けていきましょう。

食事に工夫があってこそ、健康な体を手に入れることができるのです。

仕事のストレスを減らす

ストレスは、妊活において最大の敵といえます。
ストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れ自律神経系が乱されてしまうのです。

すると、女性は排卵周期が乱れたり卵子の質が落ちてしまいます。

男性でも、精子の質が悪くなり活動量が落ちてしまうことになるのです。

こうなると、当然妊娠できる確率も下がってしまいます。
そうならないためには、なるべくストレスを減らしていくことが非常に重要です。
まずはストレスを溜めやすい、仕事の環境を見つめ直してみましょう。

例えば残業をしない、仕事量を減らすなど、ストレスの元を減らす工夫をしてみるのです。

疲れていても、ストレスは溜まりやすくなってしまいます。

ストレスは毎日少しずつでもこまめに解消していきましょう。

趣味の時間を作ったりゆっくりお風呂に浸かるなどして、上手にストレス発散していくとよいでしょう。

排卵日に子作りすることを心がける

妊活が成功しやすいタイミングは、排卵日周辺です。
妊活を早く成功させるポイントは、この妊娠しやすいタイミングを知って毎月実行していくことにあります。

女性は基礎体温を測ったり排卵検査薬を使用して、排卵日をなるべく正確に予測していきましょう。

排卵されてから卵子が生きていられる期間は12~24時間といわれています。
つまり排卵日だからといってその日の夜にタイミングを取ったとしても、卵子の寿命は終わった後という可能性もあるのです。

そのため、排卵日を予測したらその二日前から連続してタイミングを取っていくと効果的です。

精子は数日から一週間ほどの寿命があるので、排卵日の前から何回か子作りしておくとよいといえます。
これを毎月実践できれば、妊活にかかる期間も短くすることができることでしょう。

性行為が義務的にならないよう気を配る

妊活に集中していると、どうしても性行為が義務的になってしまうことが多くなります。
性行為は子作りのためのものでもありますが、それ以上に夫婦の愛を深めるものです。

それが子作りにばかりに気を取られてしまうと、性行為がどんどんと淡泊なものになってしまいます。
そして少しずつ性行為が嫌になってしまうということも少なくないのです。

性行為が嫌になってしまって回数が減ってしまえば、妊活どころではありません。

そこで、性行為の雰囲気作りをすることも忘れないようにしましょう。
単なる子作りではなく、夫婦の愛の時間であることを忘れないようにするのです。

性行為が義務的ではなくなれば、回数が減る心配はなくなります。

そのためにも、雰囲気作りは非常に大切なポイントといえるのです。

焦ったり心配しすぎたりしないようにする

妊活をしていると、「なんでできないんだろう」と心配になることも多くなります。
自分が悪いのか、妊娠にしくい体質なのかなど、不安や心配は留まることを知りません。

しかし妊娠は、それ自体の確率が少ないもので、すぐに妊娠できる夫婦は、本当にまれだといえます。

また、周りがどんどんと妊娠していくと、どうしても焦ってしまうこともあるでしょう。
こうした焦りや心配はストレスにつながってくるので、妊活にも悪い影響を与えてしまいます。

そのため焦りや心配が出てしまったときには、パートナーに話したりするなどして解消していきましょう。

またこまめに息抜きをして、頑張りすぎないことも大切です。
妊活を早く成功させようと意気込みすぎるよりも、いつかできるから大丈夫くらいの意気込みでいる方がよいといえます。

ストレスを排除して妊活に励もう

妊活にかかる期間は、夫婦の年齢や体の状態によって大きく変わってきます。
健康で若い夫婦であっても、妊娠できる確率は決して高くはありません。

また心身の健康も、妊娠に非常に大きな関係があります。

食生活や生活習慣によって、妊活に成功するまでの期間は大きく変わってくるものです。
そのため食生活や生活習慣を整えて、健康な体を維持していくことが非常に重要です。

またストレスも、妊活には悪影響を及ぼします。
できる限りこまめに発散して、ストレスをためないようにしていきましょう。

これらを心がけて健康な心身を手にいれ、妊活をなるべく早く成功させていきたいですね。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。