2018.05.10

「不妊専門病院」選びのコツとは?ポイントを抑えて上手に病院選びを

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「不妊治療を受けたいけど、どんな病院を選べばよいかわからない」

という方は多いでしょう。

今回は、不妊専門病院を選ぶためのコツを伝授します。

病院の特徴や、踏まえるべきポイントを知り、自分にぴったりの病院を選びましょう。

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不妊治療を専門に扱う「不妊専門病院」

不妊にお悩みの方の強い味方となってくれるのが「不妊専門病院」です。

不妊専門病院では「不妊」を専門とし、さまざまな治療を行うことが可能です。

本記事では、不妊治療を検討している方に向けて「病院選びのポイント」「おすすめの不妊専門病院」について詳しくご説明していきます。

不妊治療を受ける病院の選び方

不妊治療専門医がいる

病院選びにおいて、もっとも重要といっても過言ではないのが、不妊治療専門医がいるということ。

専門医であれば、不妊に対しての知識を豊富に持っています。

知識がある分、治療の選択の幅も広がるでしょう。

また、人によっては不妊が大きな悩みとなっていることも。

いろいろな悩みを相談できるよう、カウンセラーが常駐する病院がベストです。

最新の医療設備が整っている

現代では、さまざまな不妊治療があります。

しかし、最新の医療設備が整っていなければ、希望する治療を受けられないことも。

自分が希望する治療をしっかりと受けたい場合は、最新の医療設備が整っている病院を選びましょう。

豊富な設備が完備されている病院であれば、治療方法の選択肢もぐっと広がります。

専門医のサポートを受けながら、自分にぴったりな治療方法を選んでください。

会社や自宅の近くにあって通いやすい

不妊治療中は、定期的に病院に通う必要があります。

知名度の高い病院であっても、会社や自宅から離れているのは不便に感じることが多いでしょう。

また、通うこと自体が億劫になってしまうこともあるかもしれません。

負担なく通い続けるためには、できるだけ会社や自宅付近の病院を選ぶことをおすすめします。

少し遠い病院を選ぶ場合も、バスや電車一本で通える程度の距離であれば負担を軽減できます。

口コミ人気や評判がよい

信頼できる病院を探すためには、実際に通った方からの口コミがとても参考になります。

口コミで人気の病院や、評判がよい病院は、信頼できるといえるでしょう。

友人や知人からおすすめされた病院もよいですが、インターネットなどでも気軽に口コミを検索できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

不妊治療を専門に行っている

不妊治療に対応している病院は、不妊治療専門病院だけではありません。

しかし、産科も併設している病院などは子連れの方が多い可能性があります。

不妊にお悩みの方の場合、子連れの方を目にすることで気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。

精神面に対する負担を考慮するのであれば、子連れがいない不妊治療を専門に行っている病院を選ぶことをおすすめします。

東京都内でおすすめの不妊病院

加藤レディスクリニック

体外受精をはじめとした、さまざまな治療方法が用意されています。

加藤レディスクリニックが開発した「ガラス化凍結法(クライオトップ法)」という治療を受けることも可能。

この凍結法には、従来の凍結保存よりも、受精卵の生存率が高いという利点があります。

また、365日・年中無休の診療体制となっているので、夫婦一緒に無理なく通うことができるでしょう。

住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7−20−3 ウエストゲート新宿ビル
TEL:03-3366-3777
公式サイト:http://www.towako-kato.com/

東邦大学大森病院 不妊科

先端の高度生殖医療を受けることができるのが、東邦大学大森病院不妊科。

夫婦に応じた適切な医療を提供してくれます。

また、リプロダクションセンター泌尿器部門と連携しており、男性・女性の両方の検査や治療を行うことが可能。

「さまざまな角度から検査をしたい」という方におすすめです。

住所:〒143-8541 東京都大田区大森西6丁目11−1
TEL:03-3762-4151
公式サイト:http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro_f/

杉山産婦人科

生殖医療科を設けており、体外受精や胚移植を行うことが可能です。

また、行うのは夫婦に応じたオーダーメイド治療。

その夫婦の状態に合わせた、適切な治療を受けることができるのです。

入院施設も完備されているため、さまざまな不妊治療に対応できることも大きなメリットです。

住所:〒156-0041 東京都世田谷区大原1-53-1
TEL:03-5454-8181
公式サイト:https://www.sugiyama.or.jp/

梅が丘産婦人科

体外受精、顕微授精などを中心に治療を受けられる梅が丘産婦人科。

「日本で認められており、なおかつ確立された治療を行う」というスタンスをとっています。

夫婦に合わせてた必要最小限の治療で妊娠を目指すため、体への負担を軽減することが可能です。

住所:〒154-0022 東京都世田谷区梅丘1-33-3
TEL:03-3429-6036
公式サイト:http://u-m-e.com/

キネマアートクリニック

人工授精、体外受精などを主体とした治療を行っています。

初診や検査の情報をもとに、夫婦の希望を取り入れながら治療を行うので、納得できる医療を受けることが可能です。

また、臨床心理カウンセラーがいるので、不妊に対しての悩みなどをゆっくり相談できます。

住所:〒144-0052 東京都大田区蒲田5丁目28−18
TEL:03-5480-1940
公式サイト:http://www.cinema-art.com/

初めて「不妊治療」の病院に行く時のポイント

なるべく夫婦で一緒に行く

不妊治療は、女性だけが行うのではなく、夫婦で取り組むことが理想的です。

初めて病院を訪れる際は、なるべく夫婦一緒に行きましょう。

夜間診療や土曜診療を行っている病院も多いので、チェックしてみてください。

また、不妊の原因を知るために、女性だけでなく男性の不妊検査を受けることをおすすめします。

結婚してから1年のタイミングで通い始める

健康な夫婦は、1年を通して避妊をせず性交渉をすると、およそ9割の確率で妊娠するといわれています。

不妊の基準となるのは1年以上妊娠しなかった場合。

結婚後、避妊なしの性交渉をして1年以上妊娠しない場合は不妊治療を受けることを検討しましょう。

また、2年以上妊娠しない場合は不妊である可能性がより高くなります。

子供を望む場合は、早めに不妊の検査を行ってください。

高齢であれば不妊検査はなるべく早めに行う

実は妊娠確率は、加齢とともにどんどん低下していきます。

25~30代前半の女性が排卵日付近に性交渉をし、自然妊娠する確率は、およそ25~30%。

対して30代の女性の自然妊娠確率はおよそ18%。

この数値は、年齢が上がるにつれて小さくなっていきます。

35歳をこえると高齢出産。

高齢での出産は、流産などのリスクも高くなります。

高齢である場合はできるだけ早めに不妊検査を受けるようにしましょう。

まずはカウンセリングの予約をしてみよう

不妊治療を専門に行っている病院は数多くありますが、まずは気になった病院のカウンセリング予約をしてみましょう。

カウンセリングを行うことで「この病院は自分にあっているのか」「どのような方針で治療をいきたいのか」が見えてくるはずです。

多くの病院は、電話やネットで予約をとることが可能。

まずは、カウンセリングを行って不妊治療の第一歩を踏み出しましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。