2018.03.19

着床に必要な食べ物はコレ!身体の中から妊娠力をつけるコツとは?

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赤ちゃんが授かりやすい身体を作るためには、身体の内面から健康な身体を作る必要があります。

特に食べ物はとても重要。

栄養バランスがとれた食事をとる必要があります。

着床前から意識しておくことで、ストレスの少ない妊活を実践することができます。

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受精や着床に影響を及ぼす食生活

受精卵が着床するためには、妊娠しやすい夫婦生活のタイミングだけではなく、着床するまでの食生活が大きく影響を及ぼしてきます。

特に、普段から栄養バランスが整っている食事を心がけているだけで、妊娠するために大切なホルモンバランスを整えてくれます。

また、偏った食事をしていると貧血や身体の冷えの原因となってしまい、妊娠しにくい身体になってしまいます。

特に、朝食を食べないことで自律神経が乱れてしまい、ホルモンバランスが崩れてしまいやすくなります。

そのため、特に朝ご飯はしっかりと食べることが妊娠する確率を高める結果へとつながっていきます。

着床確率アップに期待が持てる食べ物は?

卵子の老化を防ぐアーモンドなどのナッツ類

受精卵が着床する確率を高める効果が期待することができる食べ物の中で、アーモンドなどのナッツ類がおすすめです。

アーモンドなどのナッツ類には、ビタミンEが豊富に含まれています。

このビタミンEには、強い抗酸化作用があるため、卵子の老化を防ぐ効果が期待することができます。

そのほかにも、末梢神経を広げて血液の流れを良くする効果があります。

血液の流れがよくなることで、子宮内膜に血液をしっかりと送ることができるようになります。

酸化を防いでくれるパイナップル

パイナップルには、ビタミンCが豊富に含まれています。

卵子は、年齢と共に老化していき質が下がっていきます。

しかし、ビタミンCの抗酸化作用によって老化によって下がる卵子の質を保ってくれます。

また、パイナップルに含まれているブロメリンという成分には、子宮内膜を柔らかくする効果が期待することができます。

受精卵が着床する際にベッドとしての役割を持つ子宮内膜を柔らかくすることによって、柔らかくて居心地の良い子宮内膜を作ることができ、着床率を高めることができます。

血液の質をよくする青魚

青魚に含まれているDHAやEPAといった成分には、血液をサラサラにして質をよくし、血液の流れをよくする効果があります。

血液の流れがよくなることで血栓ができにくくなり、不育症によって胎盤に血栓ができて流産になってしまう確率を下げることができます。

また、血液の流れがよくなることで、卵子の老化を防ぐことができたり、子宮環境を改善することができたり、男性の場合は精子の劣化を防ぐ効果が期待することができます。

高温期の子宮内膜の強化を促すほうれん草

ほうれん草に多く含まれている葉酸には、着床する前の子宮内膜を環境のいい状態につくるために必要不可欠な成分となります。

また、このほかにも元気な卵子や元気な精子、質の良き受精卵を作るためにも必要不可欠で、これらがそろうことでさらに着床する確率を高めることができます。

ほうれん草には、葉酸以外にもビタミンEが多く含まれており、抗酸化作用によって卵子の老化を防ぎ、血液をサラサラにすることで血行をよくし、子宮や卵巣への血液量を高めることができます。

ホルモンの働きを助けてくれるレバー

レバーに多く含まれている亜鉛には、妊娠をするために必要不可欠な黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの働きを助けることで、卵巣の働きをよくしてくれます。

黄体形成ホルモンには、排卵を促すエストロゲンと子宮内膜に作用して着床しやすい環境を作るプロゲステロンの分泌を促すことで、妊娠しやすくなります。

また、卵胞刺激ホルモンには、卵胞を健康に育てることで元気な卵子を排卵し、生理を正常に起こしてくれる役割があります。

着床期におすすめの飲み物とは?

活性酵素を除去してくれるルイボスティー

ルイボスティーに含まれる成分には、身体の中の活性酸素を除去する効果があります。

この活性酸素が増えすぎてしまうと、排卵が正常に行われなくなるため体質を改善する必要があります。

また、活性酸素による子宮の老化やホルモンの分泌を抑えることができます。

ルイボスティーは、ノンカフェインな飲み物なので安心して飲むことができます。

また、活性酸素を除去する以外にも、身体を温める効果があるため冷え性に悩んでいる人にもおすすめです。

ビタミンB群の豊富なグレープフルーツジュース

ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなどを総称して呼ばれるビタミンB群には、葉酸と一緒に摂取することで、葉酸の効果をより高めることができます。

特に、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12は、妊娠前から多く摂取する必要があります。

しかし、ビタミンB群の1日の必要摂取量を摂るのはとても大変です。

そのため、果汁100%のグレープフルーツを飲むことで、手軽にビタミンB群を摂取することができます。

冷え性の改善に期待がもてるココア

着床しやすい身体を作るためには、身体を温めて、冷えから遠ざけることが大切です。

身体を温めて体温を上げることで、子宮や卵巣も温めることができ、臓器の働きを高めることができます。

ココアに含まれているポリフェノールには、血管を広げることで血液の流れをよくする働きがあります。

血液の流れがよくなることで、身体の隅から隅まで血液が行きわたり、身体の冷えを予防することができます。

また、ココアと同様な効果を持つショウガも、高い効果を期待することができます。

妊活中は摂取を控えたい食べ物

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塩分の多いスナック菓子

妊活をしている間は、塩分が多く含まれているスナック菓子などは控える必要があります。

塩分が多いものを食べすぎてしまうと、身体がむくみを起こしてしまう原因となってしまいます。

スナック菓子に多く含まれているトランス脂肪酸には、排卵障害を起こして不妊となってしまったり、精子の数が減ってしまうなどの影響も考えられています。

そのほかにも、悪玉コレステロールが増えることで血液の流れが悪くなるなど、妊娠しにくい身体を作ってしまいます。

糖分の多いチョコレート

チョコレートには糖分が多く含まれているため、カロリーが高いです。

糖分が多く含まれているチョコレートを食べることによって、血糖値が上がったり下がったりすることによって糖尿病になりやすくなるだけでなく、肥満や妊娠しにくい身体を作りやすくなります。

また、チョコレートには多くのカフェインが含まれています。

カフェインには、交感神経を活発に働かせることで血管を収縮させて、血液の流れが悪くなり、身体の冷えの原因になる可能性が高くなります。

添加物の多いインスタント食品

インスタント食品は、手抜きをしたいときなどでも簡単に作ることができるため、とても便利です。

ですが、添加物が多く含まれていて塩分も多いため、食べすぎてしまうと肥満や妊娠高血圧症になる確率が高くなります。

また、添加物を摂取しすぎることで、卵巣や子宮、精巣などの機能が下がってしまい、妊娠しにくくなると考えられています。

カロリーの高い揚げ物

妊活をしている間は、栄養バランスが整った食事をする必要があります。

しかし、カロリーが高い揚げ物ばかりを食べていると、どうしても栄養バランスが偏ってしまいます。

栄養バランスが偏ることで、健康な卵子や着床しやすい子宮内膜、男性の場合は健康な精子を作ることができなくなってしまい、不妊の原因になってしまいます。

揚げ物は食べすぎず、衣を薄くするなどの工夫をするといいでしょう。

体を冷やすアイスクリーム

アイスクリームばかりを食べていると、身体が冷えてしまいます。

冷たいものが身体の中に入ると胃だけではなく、子宮や卵巣まで冷えが伝わり、妊娠しにくくなってしまいます。

また、アイスクリームだけではなく、ドリンクに入った氷を食べすぎてしまったり、すいかなども身体が冷える原因になってしまうため避ける必要があります。

アイスクリームを食べる場合は、口の中で溶かして常温にしてから飲み込むことで、身体の冷えを軽減することができます。

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着床後も正しい食生活を心がけよう!

妊活をしている女性の多くが、着床して妊娠が確定するまではしっかりとした栄養バランスを意識している人も多いでしょう。

しかし、着床してからも胎盤を通して赤ちゃんに栄養が届くため、栄養バランスがとれた食事を心がける必要があります。

着床しやすい体をつくるために、日ごろから正しい食生活を意識しながら、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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