2017.07.10

【妊活体験談①】頑張らない妊活

ARTICLE

本サイト「妊活部」が発行する妊活メルマガ『HAPPY!子宝』の読者様からいただいた体験談をご紹介します。

妊活メルマガ読者 Yさんからのメール
「流産の後…」

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初めまして。
いつもメールを愛読させていただき、たくさん励まされています。

この度、赤ちゃんを授かりましたので報告します!
妊娠に至るまでの私の体験が何かの参考になればと思い、メールしました。

私は4年前結婚し、その年すぐに妊娠しました。
でも、その子はこの世に生まれてくることなくで天国へ帰ってしまいました。
流産のはっきりした原因はわかりません。

お医者さんからは

「おそらく染色体異常が原因だからまたすぐできますよ」

と言われたのですが、その後数年経っても妊娠の気配すらなく、このメルマガにたどり着きました。

35歳を過ぎると卵子の劣化が急速に進み、妊娠しにくくなると聞いていたのでかなり焦ってました。
毎日届くメールに励まされながら、良いと言われることは色々試しました。

でも、なかなか結果は表れず、生理が来るたびにひどく落ち込みました。

このまま妊娠できないんじゃないかと思い、泣いて主人に謝ったこともあります。

そんな私を見て主人は、

「子どもがいたら楽しいだろうとは思うけど、子供がいなくても幸せな夫婦はたくさんいるよ。
子供がいないから不幸なわけでもないし、子供がいるから必ず幸せってわけでもないと思うよ。
もし、できなかったとしたら子供にかかるはずのお金も時間も自由が増えるわけだから二人で楽しいこと、やりたいことを存分にやっていこうよ。
それで俺は十分楽しいし幸せだと思うけどな。」

と言ってくれました。

今思えば、その言葉が私の焦っていた心をほぐしてくれたのだと思います。
その日から、できることをできる範囲でやる、頑張らない妊活が始まりました。

毎日湯船に浸かること。
根菜を積極的に食べること。
週に一回プールに行くか地元のバレーボールチームの練習に参加するよるにすること。
首、手首、足首は絶対に冷やさないこと。
基礎体温を測ること。
サプリメントを毎日飲むこと。
結果に振り回されず信じて待つこと。

一つ一つ確実に一歩ずつ進もうと決めました。
できない日や忘れちゃうこともあるけど気にしないと決めました。
主人もできることは協力してくれました。

そして、もし子供を授からなかったら二人でやってみたいことや行きたいところなどをあげ、この先50年の楽しい計画や目標をたくさん立てました。
不安が減ると、毎日あんなに楽しみにしていたこのメールも読まない日が増え、まとめて読むようになりました。
ごめんなさい…。

その日から数ヶ月後、妊娠検査薬で陽性反応がありました。
喜んだのも束の間、生理が来てしまいました。
でも、希望の光が見えた気がしました。

そして、その半年後、再び陽性反応。
妊娠が確定しました。

でも妊娠が継続するのか、無事産めるのかなど不安は尽きません。
今は安定期に入り、胎動を感じられるようになったので、少し不安は減りました。
授かった命を二人で大切に大切に育てています。

自分の心のあり方がこんなに身体に影響しているんだと驚きました。
あの時は気づかなかったけど、かなり焦って不安定だったんだと思います。
基礎体温のグラフもあの頃はガタガタでした。

私のように、焦って、不安で、自分を責めてしまっている方の何かの参考になればと思います。
このメールを読んでいる皆さんは、きっとすでに十分過ぎるほど頑張っていると思います。
どうぞ自分を一番大切にしてあげて欲しいと思います。
大変長文失礼しました。

できることをできる範囲でやる「頑張らない妊活」

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『できることをできる範囲でやる、頑張らない妊活』

とてもいい言葉ですね!
Yさんは、いただいたメールで書かれてある通り、いろんなことを複合的に実践されています。
一見表面上は「頑張っている」ように見えます。
本当にいろいろされていますからね。

でも、気持ちは

「頑張っていない」

「頑張る」って、ある程度までは充実感、心地よさを感じることができます。
でも、それが度を越してしまうと、「頑張る」がストレスに感じてしまいます。
妊活を自分が「楽しい」「気持ちいい」「心地よい」と感じる範囲でやること。

たとえば、料理自体は、本来楽しいことです。
ツボ押しやストレッチやマッサージやウォーキングだって、気持ちいいものです。
半身浴やアロマだって、心が癒されます。

妊娠しやすい体をつくる「妊活」って本来楽しいことばかりです。

それがなぜ、ストレスに感じるようになってしまうのでしょうか?
それは、「結果」だけを求めすぎてしまうからだと思います。
そうなってしまうのは仕方がないことかもしれません。

でも、気持ちが不安定になってくると、

「子どもがいない人生なんて考えられない」
「子どもがいない人生なんて幸せになれない」

みたいなことを考えてしまいます。

「絶対に赤ちゃんができないとダメ!」

と考えてしまうと、妊活がストレスに感じてしまいます。

Yさんのように、子どもがいない生活も肯定すること。
そうすれば、心は楽になります。

Yさんの旦那さんが言われたこと。

「子どもがいたら楽しいだろうとは思うけど、子どもがいなくても幸せな夫婦はたくさんいるよ。
子供がいないから不幸なわけでもないし、子供がいるから必ず幸せってわけでもないと思うよ。
もし、できなかったとしたら子供にかかるはずのお金も時間も自由が増えるわけだから
二人で楽しいこと、やりたいことを存分にやっていこうよ。
それで俺は十分楽しいし幸せだと思うけどな。」

本当にそのとおりだと思います。

「あきらめる準備もしなさい」

ということではなくて、

なるべくストレスをなくすために。
なるべく楽しく妊活を送るために。

「子どもがいない生活も楽しい」と認めることも、必要な考え方だと思います。

あなたはどう思いますか?

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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