2018.07.14

女性のホルモンバランス改善は毎日の食事から!ホルモンバランスを保つ栄養素とは?

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女性の心身のリズムを整えてくれる女性ホルモン。

そのバランスが乱れると、さまざまな不調が現れます。

そこで、バランスが乱れる原因と女性ホルモンを活性化するための栄養素を知り、体にダイレクトに影響を与える食べ物でホルモンバランスを整えましょう。

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食生活を見直して女性ホルモンの乱れを整えよう

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女性の体のリズムを整え、妊娠や出産をするために欠かすことのできない女性ホルモン。

その女性ホルモンバランスが乱れると、肌荒れやニキビ、手足の冷え、生理不順など、さまざまなトラブルが起こりはじめます。

原因はいくつか考えられますが、食生活の乱れがその一つと考えられています。

食べたものは、体に直接影響します。

一度食生活を見直して、女性ホルモンの乱れを整えていきましょう。

女性の心身に関わる女性ホルモン

女性にとって、大切な女性ホルモン。

どのようなもので、どのような働きをするのか、詳しくおさらいしてみましょう。

女性ホルモンとは?

女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞 ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の二種類があり、この二種類のホルモンが互いにバランスをとって分泌されています。

・エストロゲン(生理後から排卵までの間に多く分泌されるホルモン)

エストロゲンは「美のホルモン」といわれており、肌や髪の潤いを守ったり、自律神経のバランスを整えたり、脳や骨、皮膚などの形成にも影響を及ぼすなど、女性の心身の健康を支える役割を果たしています。

プロゲステロン(排卵から生理前までの間に多く分泌されるホルモン)

プロゲステロンは妊娠に深く関わるホルモンで、妊娠に備えて子宮を着床しやすい状態に整えたり、体にエネルギーをため込もうとするホルモンです。
生理前に食欲が増したり、肌荒れがひどくなったり、イライラしやすくなるのも、このホルモンが影響しています。

副腎の機能を整えればホルモンがしっかり分泌される

副腎はホルモンを分泌する内分泌器官の一つです。

副腎が正常に機能していればホルモンがしっかり分泌されますが、精神的ストレス、肉体的ストレス、生活習慣の乱れにより、副腎疲労の状態になると、ホルモンバランスが崩れ、心身にさまざまなトラブルが起こります。

副腎を正常に機能させるためには、腸内環境を整えることが大切。

腸が荒れていると、副腎がその炎症を抑えようと働きかけ、さらに疲弊してしまうのです。

腸の炎症を引き起こす原因となるものが、小麦などに含まれるグルテンと乳製品に含まれるカゼインという物質。

小麦粉を使った食材や乳製品をできるだけ減らすことで、腸内環境が整い副腎疲労を改善することが期待できます。

ホルモンが崩れる原因は?

女性ホルモンは、自律神経を司る重要な部分である、脳の視床下部からの指令を受けて、卵巣から分泌されています。

しかし、視床下部がうまく指令を出せなくなると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

では、どのような場合にホルモンバランスが崩れてしまうのでしょうか。

その原因を深く探っていきましょう。

不健康な生活と過剰なストレス

視床下部は自律神経のコントロールもしているため、ストレスの影響を強く受けてしまいます。

そのため、睡眠不足、バランスの悪い食事、水分不足、喫煙、運動不足、過剰なダイエットなど、不健康な生活や過度のストレスから視床下部に負荷がかかると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

体を冷やしている

体の冷えは、女性ホルモンの分泌を妨げる原因となります。

女性ホルモンには血行をよくする働きがありますが、締め付ける洋服や、薄着、冷たい飲み物、カフェインの過剰摂取などで体を冷やすとホルモンバランスが乱れ、さらに血行を悪くするという悪循環に陥ってしまいます。

肌が荒れニキビなどが出来やすくなる

ホルモンバランスが乱れると、ニキビや、肌荒れしやすくなったり、生理不順や生理痛などのトラブルや、月経前症候群(PMS)の症状が強くでることも。

また、疲れがとれない、体が冷えるなどの不調を感じるようになります。

女性ホルモンを整える栄養素

ホルモンバランスを整えるには、規則正しい食生活に加え、食事内容を見直すことが重要です。

女性ホルモンを整える栄養素を知って、バランスよく普段の食事に取り入れていきましょう。

体の基本5大栄養素をバランスよく摂取する

栄養素は性質や働きから、タンパク質(女性ホルモンを調整する働き)、脂質(良質な油分)、炭水化物、ミネラル(鉄分)、ビタミンの5つに分類されます。

栄養の基本であり、この「5大栄養素」をバランスよく積極的に摂取することが大切です。

大豆イソフラボンはエストロゲンを手助けする

大豆製品に多く含まれている大豆イソフラボンという成分は、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることから「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。

エストロゲンの働きの手助けをして、生理不順や月経前症候群(PMS)などの改善が期待できます。

大豆イソフラボンは豆腐・納豆・豆乳・みそなどの大豆食品全般に含まれています。

ビタミンEはホルモンの分泌をコントロールする

ビタミンEには脳下垂体や卵巣に働きかけて、ホルモンの分泌をコントロールする作用があります。

そのため、ビタミンEが不足するとホルモンバランスが乱れる原因に。ビタミンEを含む食材を摂取することで、生理不順などのトラブルを改善することが期待できます。

ビタミンEには血行をよくする作用もあるので、冷え性にも効果的です。

ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類、カボチャ、アボカド、オリーブオイル、ウナギなどに多く含まれています。

女性の生殖機能を活性化させるマカ

ダイコンと同じアブラナ科の植物であるマカは、鉄分やカルシウムが豊富で、ビタミンB群、ミネラルなど、ホルモンバランスを整えるのに必要不可欠な栄養素を多く含み、女性の生殖機能を活性化する作用があります。

マカを効率よく摂取するには、サプリメントがオススメです。

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ボロンはエストロゲンを活性化させる

ボロン(ホウ素)はミネラルの1種で、エストロゲンを活性化させ、さらに濃度をあげる働きをします。

ボロンを多く含む食材を摂取することで、生理不順や、肌荒れなどのトラブルを改善することが期待できます。

ボロンは、リンゴ、キャベツ、アーモンドなどのナッツ類、ナシ、ブドウ、海藻類などに多く含まれています。

生理中のイライラを抑える栄養素

女性であれば多くの方が経験する、月経前症候群(PMS)や生理中のイライラ。そんな症状を抑えてくれる栄養素もあります。

ノンカフェインのハーブティー

コーヒーなどに含まれるカフェインは、神経を刺激することで生理中のイライラを悪化させることがあります。

そんなときは、リラックス効果のあるノンカフェインのハーブティーがおすすめ。

ハーブにはさまざまな種類があり、生理痛を和らげたり、イライラを落ち着かせたり、女性ホルモンを整える作用をもつものがあります。

神経の興奮を抑える働きのあるビタミンB6とカルシウム

生理中のイライラの原因のひとつが、神経が興奮してしまうこと。

ビタミンB6とカルシウムには、その神経の興奮を抑える働きがあります。

どちらも大事な栄養素ですが、ビタミンB6は体内で合成することができないので、食べ物から積極的に摂取することが必要です。

ビタミンB6は、大豆製品、カツオ、イワシ、レバーなどに、カルシウムは、海藻、乳製品、大豆製品、ホウレン草、いりごま、小魚などに多く含まれています。

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バランスの良い食事と生活で、ホルモンバランスを改善!

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肌荒れやニキビ、手足の冷え、生理不順など、さまざまな体の不調。それは女性ホルモンの乱れが原因かもしれません。

女性の体はデリケートで、食生活の乱れやストレス、睡眠不足などの負担が大きいと、ホルモンバランスは崩れてしまいます。

心身の健康にダイレクトに影響を及ぼすのが食べ物。

規則正しい生活とバランスの取れた食事を心がけ、ホルモンバランスを整えましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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