妊活中、妊娠中にもっとも大切な栄養素は葉酸といわれています。
母子手帳などで、国からも葉酸を積極的に摂りましょうと呼びかけています。
ここでは、葉酸が不足するとどうなるのか、食事でも補えるのか、どういった葉酸サプリがよいのかなどをお伝えします。
葉酸は赤ちゃんにとってもママの体のためにも、大切な栄養素といわれています。
妊婦前から葉酸に関しては「サプリメントも併用して飲んだほうがよい」と国からも推奨されている栄養素です。
また、母子手帳にも葉酸を摂るように書かれているのが「葉酸」です。
なぜ葉酸は大切な栄養素なのか、葉酸を積極的に摂ることによってどういった効果があるのか、不足するとどうなるのか、またサプリで補えるのかなどについて詳しく解説していきます。
妊活中に葉酸を摂取することで、子宮内膜はフカフカになりやすく、精子の質も良くなると言われているので、婚活中にこそ葉酸を積極的に摂り入れることが大切です。
妊娠中も、赤ちゃんは細胞分裂を繰り返し育つので、葉酸はとても大事な栄養素なんですね。
また、ママにとっても貧血予防やストレスを軽減をしてくれる効果もあるため、妊活中の方や妊婦の方にとって、葉酸は積極的に摂りいれたい栄養素の一つです。
葉酸が不足すると「神経管閉鎖障害」の心配が出てきます。
葉酸は、DNA合成や細胞分裂の過程で、とても重要な役割を果たせる栄養素です。
妊娠初期に葉酸の摂取量が不足すると、細胞増殖が十分に行えずに「神経管閉鎖障害」の発症リスクが高くなります。
葉酸を補うことによって「神経管閉鎖障害」の発症のリスクを70%~80%減らすとされています。
よって、葉酸を摂取することにより、予防できることがわかります。
できれば、妊娠する前から葉酸摂取し続けることが理想です。
少なくとも、妊娠に気づいたときには葉酸摂取を心掛けたいですね。
100%完全な予防はできませんが、努力次第で発症リスクをかなり防ぐことが出来ますよ。
葉酸は緑黄色野菜(葉野菜)、果物、ナッツ類、豆類、レバーなどに多く含まれています。
一見、食べやすそうな食品が多いのですが、葉酸は水に溶けやすく、熱には弱いという特徴があります。
食べ物に含まれている葉酸の量をそのまま吸収できません。
葉酸の吸収率は、約50%ほど。
そのため、妊婦さんが食事で十分な葉酸を摂ることはかなり難しいことになります。
そこで、不足しがちな葉酸を葉酸サプリを使って補う方法がおすすめです。
妊娠中に葉酸不足になると、貧血やつわりがひどくなったり、肌荒れや口内炎の症状が現れやすくなったりします。
重症化すると赤ちゃんへの奇形のリスクが高くなり、神経障害や生活習慣病など、恐ろしい症状がでることがあります。
葉酸だけではなく、そのほかの栄養素もバランスよくとることも大切です。
妊娠中に不足しがちな栄養素はカルシウム、鉄分、ビタミンB6、B12、Cです。
葉酸だけではなく、なるべくバランスよく摂取することが大切だといわれています。
妊娠中は、ママと赤ちゃんの栄養を摂る必要があるので、食事で100%摂ることは難しいことです。
食事もバランスよくとり、不足しがちな栄養素はサプリメントで摂取できると助かりますね。
葉酸は食事では100%補うことが難しい栄養素ですが、サプリで手軽に補う事が出来ます。
では、葉酸サプリの選び方のポイントについて見ていきます。
健康志向により「オーガニックのほうが良い」と言うイメージを持っていませんか?
葉酸には「天然葉酸」と「合成葉酸」と呼ばれる2種類が存在します。
実は葉酸は、天然葉酸よりも合成葉酸のほうが吸収率が高く、厚生労働省では、天然の葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)よりも、吸収率の良い合成葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)の摂取を推薦しています。
つまり、合成葉酸を含むサプリメントを選んだほうが、吸収効率の良い葉酸を摂取することが出来ます。
厚生労働省では、葉酸の摂取量は1日あたり1,000μg(1mg)を上限としています。
通常の食事に加えて、約400μgをサプリメントで補うように推奨されているのです。
上限を超えてしまうと、葉酸過剰症になりますので注意が必要です。
しかし、葉酸は水溶性のため、多く摂っても水分と一緒に流されることが多いので、すぐに葉酸過剰症になることはありません。
さらに、葉酸だけではなく、母体の健康に必要なビタミンB、ビタミン12とC、カルシウム、鉄分、ミネラルも、妊娠中は不足しがちになります。
葉酸単体で摂るよりも、ビタミンやミネラル、カルシウム、鉄分などのほかの栄養素を一緒に摂るほうが、より吸収率が良いとされています。
したがって、葉酸サプリを選ぶ際は、葉酸以外の栄養素が入ってるかどうかも選ぶ際の大事な基準になります。
葉酸サプリを選ぶ基準として、つわり中に飲みやすいかどうかも重要です。
つわり中は、食事ものどを通らないことも多いと思います。
栄養もなかなか意識して摂ることが難しくなるので、匂いが抑えられ、形状も小さくて丸いものが飲みやすいです。
サプリを選ぶ際には、妊娠中のつわりのことも考えて選ぶことも大切な基準になります。
GMP(Good Manufacturing Practice:適正製造規範)準拠工場とは、製品が安定的に一定の品質で作られている、厚生労働省認可の製造所のことです。
サプリメントを作るときにばらつきが出たり、有害物質が混入したりすることがあるので、きちんとGMP認可の工場で造られているかも判断基準のひとつです。
GMPに準拠しているかは、商品のWebページ等にきちんと記載されているところが多いので、安全なものを選ぶためにもしっかりチェックしてみてくださいね!
葉酸サプリの選び方のポイントをふまえて、2018年の人気の葉酸サプリをご紹介します。
合成型の葉酸400μgに加え、妊活に良いとされている成分「マカ、ザクロ、タンポポ、ローヤルゼリー、マルチビタミン」などが一度に摂れる、オールインワン妊活サプリです。
サプリメント・健康食品に精通した専門家(栄養士、管理栄養士、薬剤師)が監修、GMP規格の工場で製造、原料もNon-GMO(遺伝子組換原料不使用)と、品質にこだわって作られています。
形状も打錠で飲みやすいので、つわり中でも安心!
女性だけでなく、男性にも嬉しい成分が含まれていますので、夫婦で一緒に飲めるおすすめの妊活サプリです。
ベルタ葉酸サプリは、ほかにはないモノグタミン酸型の葉酸を酵母し、酵母葉酸を配合しています。
葉酸は400μg(マイクログラム)配合されています。
さらに、酵母葉酸のほかにも鉄分やビタミン27種類、カルシウム、ミネラル、アミノ酸など、すべて含めて77種類もの成分が配合されています。
その中に、プラセンタエキスやコラーゲンなど、美容成分も配合されているところもうれしいですね。
そして、無香料で無添加、すべての成分に自然由来の素材を使用しています。
GMPに適合認定されており、放射能検出・残留農薬検査も実施しているので安心です。
mitete葉酸サプリは、4粒にグルタミン酸葉酸400μg、カルシウム200mg、鉄分10mg、8種類のビタミン、4種類のミネラル配合。
1日に4粒で、粒の大きさは8mmと小さいので飲みやすく続けやすいです。
そして、自社工場で製造も販売も行っているので、コスパがよい点も魅力です。
コスパがいいので続けやすいでしょう。
ママニック葉酸サプリは、モノグタミン酸型葉酸400μg配合で、国産野菜8種類、美容成分8種類、鉄分・カルシウム・アミノ酸・乳酸菌・ビタミン・ミネラルなど、合計23種類も配合されています。また、国内GMP工場生産で、第三者による放射能試験や残留農薬試験も実施されているので、安心です。
1日4粒で、粒の大きさは一般的な薬剤基準と同じ9mmサイズで、匂いを抑えたコーティングが採用されているので、妊娠中のつわりのときにも飲みやすいこともうれしいですね。
ピジョン葉酸プラスは、保存料無添加、放射能検査の実施など安全面でも安心の商品です。
小粒で飲みやすく、1粒でモノグタミン酸型の葉酸が400μgとれます。
鉄分とビタミンB群もプラス。
妊活中に、葉酸をしっかり摂りたいという方におすすめです。
コスパがよくて、手に取りやすい価格帯も魅力です。
オーガニックレモンから搾った葉酸が3粒中に500μg配合されていて、葉酸以外にも国産野菜22種類、鉄分・ビタミン・珊瑚カルシウム・アミノ酸18種類を自然由来で配合している優れもの。
安全・安心にこだわってGMP認定工場で製造され、安全性の試験も定期的に行っているので安心です。
葉酸サプリもさまざまですが、葉酸400μg配合されているものが主流になってきています。
妊娠中は貧血も起こしやすいので、鉄分配合で貧血予防も期待できますね。
そのほかにもビタミンやミネラル、カルシウムなどを配合しているものも注目です。
そして、なにより続けやすさも比較するポイントになります。
妊活中や妊娠中は特に、安全性も重視して内容成分を確認し、自分にあった葉酸サプリを取り入れたいものです。
妊活中の方、そして妊娠中のママと赤ちゃんの健康のためにも、自分の好みの葉酸サプリを見つけて活用できるといいですね。