2017.07.10

【妊活体験談⑤】出産するまでこの不安は続くの…?

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本サイト「妊活部」が発行する妊活メルマガ『HAPPY!子宝』の読者様からいただいた体験談をご紹介します。

◆ 妊活メルマガ読者Mさんからのメール

悩む男性.jpg

いつも拝読しています。
私は、旦那の不妊で高度生殖医療となりました。

実はまだ結婚して1年の新婚なんです。
年末年始の新婚旅行から帰ってきてから妊活に入りました。

私は32歳(当時)でしたが、旦那が39歳だったため早めの妊活ということで、もともと私が生理不順でレディースクリニックに通っていたこともあり、そこでタイミング指導をお願いしていました。
が、数か月たっても妊娠せず、初めてお互いの不妊を疑いました。

旦那と妹が医療関係者なため、不妊のことは頭の中には最初からありました。
それでも、頭でわかっているのと感情で受け入れるのは別物だったようで、ブライダルチェックなどをしていなかったんです。

検査を受けることにした時も、半分以上は自分たちは違うと思っていたと思います。
検査結果は、旦那の精子無力症であることが分かりました。

それでも、私たちはそんなに大変なこととは思わず、注射を伴ったタイミング指導をお願いしようくらいな気持ちだったんです。
が、担当医に言われた言葉は、

「この数値では、顕微授精以外妊娠の可能性は低い」でした。

私もショックでしたし、それ以上に旦那のショックは大きかったです。

医療従事者で自身も不妊についての仕事をしたことがあったにもかかわらず、受け入れるまでに2か月近くかかりました。
その間、私は高度生殖医療のための準備の検査をしていましたが、家の中はギスギスしていました。

私の中では、「なんで自分が」の思いと、仕事と並行しての検査なので仕事を早退したり、休んだりするストレス、それは旦那のせいとイライラを旦那に向けていたと思います。
今思えば、とても申し訳なかったです。

9月に採卵し、幸い9個卵が摂れ、5個が受精できました。
そのうちの1個が途中で成長が止まり、残り4個のうち、2個を凍結し、2個を胚盤胞に培養しました。
が、培養は2個とも失敗。

凍結した卵子があるとはいえ、とても不安感が増えました。
高度生殖医療の難しさを実感しました。
一生子供が抱けないのかもと思い詰めた日もありました。

翌10月に胚移植しました。
信じたい半面、前回の培養失敗もあり「期待してはいけない」と毎日言い聞かせていました。

でも、やっぱり信じたい。

ストレスが一番よくないとはわかっていても、ストレスで胃がキリキリする毎日。
フライング検査をしようかと思いましたが、怖くて結局できず…
不安な2週間を過ごした後の判定日。

無事、妊娠していました。

まだ安心はできませんが、少しは安心できました。
でも、出産までこの不安は続いていくのかなと思います。

不安のない妊活はないと思います。
でも、すこしでも軽減できるよう何かアドバイスがあればお願いいたします。

つらつらとまとまらない文章で申し訳ありませんでした。

◆ 自分にできることに集中。あとはコウノトリさんに…

赤ちゃんの靴.jpg

無事、出産するまで、不安がまったくなくなることはないと思います。
不妊症か、不妊症でないかにかかわらず、世の中のママになった方たちは、みんな、そんな不安を乗り越えて、ママになりました。

とりあえずは、いつもどおり、普段通り、楽しく生活を続けていかれることが一番ではないかなあと思います。

もちろん、赤ちゃんのいる体なので、それなりに気を使う必要はありますが、あまり気を使いすぎて、過敏になりすぎるのも、ストレスになってしまいます。

私たちが自分でできることは、妊娠しやすい体つくり。
そして、お腹に赤ちゃんが宿ってくれれば、あまり体に無理をしないこと。
(出産ぎりぎりまで、普通にお仕事されている方もいらっしゃいます)

「コウノトリさんが運んでくれる」という言葉がありますが、赤ちゃんを授かるために、私たちが自分自身できる範囲は限られています。

なので、やるべきことをやれば、あとは、待つのみ。
普段の生活を、自分の人生を楽しく過ごす、ということでいいんじゃないでしょうか?

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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