【セックスレス】妻の心理状態は？セックスを拒否する妻の本音

結婚して二人きりの生活が始まった頃は、他人も羨むほどのラブラブだったのに、子どもが産まれると途端にセックスレスになり、冷え切った関係に変わってしまったという夫婦が少なくありません。

セックスレスは、夫側、妻側、そして両方とも拒否するケースとさまざまですが、今回は妻が性行為を拒否する理由とその心理状態、夫から拒否された場合の妻の心理状態についてまとめてみました。

◆ セックスレス・妻の理由とは？

出産後、全く性欲が湧かなくなったという女性の声をよく聞きます。
子育てで忙しくその気になれない、面倒、夫が男性ではなくパパという存在になりセックスの対象ではなくなったなどが、その理由として挙げられています。

また、育児に追われる精神的なストレスのほかに、体内ホルモンの変化による、肉体的な理由からセックスを受け入れられなくなったというケースもあります。
なかには妊娠中に静脈瘤が発生したため、股間部分の痛みや、出産時に開いた部分が傷となって痛みが残っている方もいます。

このような女性にとっては、出産後のセックスは痛みを堪えるだけの、とても苦痛な行為でしかありません。

ましてや、授乳や赤ちゃんの夜泣きが落ち着くまでは、夜もおちおち寝ていることができず、とても夫の性的要求に応えることなどできない状態となります。
苦痛を強いられ続けていると、それまで夫に寄せていた信頼も失せ、さらに嫌悪感さえ抱くようになる方もいます。

夫はこうした妻の心境の変化や体調の変化を理解し、労わる気持ちで妻に接することが大切ですが、それがなかなかうまくいかずセックスレスになってしまうようです。

◆ セックスを拒否する妻の本音は？

夫の要求に、精神的・肉体的理由から、どうしても受け入れられないというケースが多いようですが、その本音とはどういうものなのでしょうか。

「夫との性行為が変態行為に思えてしまう」
「出産した後はどうでもよくなり、夫に触られるのも夫のモノを触るのもイヤ」
「セックスを強要されるぐらいなら、外で浮気でもしてくれた方が気はラク」

といった極端な声もあります。

また、「スキンシップ程度のソフトな前戯ならいい」という声もありますが、それだけでは収まらなくなるのが男の性。
ただ寄り添っているだけや、抱きしめてくれるだけでよかったのに、OKサインと勘違いされてより激しく求められてしまうこともあります。

そうなると、スキンシップさえ拒むようになり、いわゆるセックスレスへとなってしまいます。

一方、妻がスキンシップや性行為を求めているのに、夫から拒否されるケースでは、

「とても寂しい」
「愛されていないのではないか」
「女性としての自信がなくなった」

という、深刻な声も聞かれます。

◆ セックスレスを解消するには？

夫婦がセックスレスになる可能性が最も高いのは、妻の出産直後です。

「産後クライシス」という言葉も、最近はよく耳にするようになってきましたが、セックスレスに陥る夫婦のほとんどが、セックスについての話し合いをしていないようです。

性行為がないことにお互いが納得し、何の不満もなければ問題はないのですが、片方には欲求があり、もう片方がそれを受け入れられない場合、最悪、離婚という結論につながることもあります。

それを防ぐためには、なぜセックスができないのか、どうすればいいのかを、二人でよく話し合うことが大切ですが、話を持ち出してしまうと決定的な結果に至ることも考えられるため、なかなか切り出せない方が多いようです。

しかし、セックスレスを解消し、円満な夫婦を続けたいのであれば、夫婦一緒に解決法を見つけなければなりません。
夫婦生活についてはデリケートな問題だけに、切り出すタイミングも、どのように話し合いをしていくのかも難しいものですが、それは夫婦のコミュニケーションを深めることにもつながります。

まずは、コミュニケーションを取ることから始めましょう。
お互いの気持ちを理解しあうことができれば、きっと解決策もみつかり、夫婦円満の生活を続けることができるはずです。

まとめ

恋愛中や新婚当初は、精神的結びつきはもちろんですが、それ以上に肉体的結びつきも、お互いが強く求めあっていたものです。
年数を重ねるごとに、徐々に肉体よりも精神的なつながりを重視するようになるものですが、どちらかがセックスレスについて不満を抱いているようなら、話し合いの場を持つことはぜひ必要です。

精神的なつながりも、肉体的なつながりも、夫婦にとっては大切なものです。
妻が夫の求めを拒否することで、不倫に走る男性も少なくありません。

それが家庭崩壊につながり、せっかく授かった赤ちゃんにも、辛い思いをさせることになります。
セックスレスとなり、その理由も、妻の心理もわからないと悩んでいるのなら、夫婦でよく話し合い、その理由や解消法を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

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