2017.09.09

【セックスレス】夫の心理状態は?夫がセックスを拒否する理由

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長年連れ添った夫婦ならまだしも、最近では新婚であっても「もう1年以上、夫婦生活がない」というセックスレス夫婦が増えています。
およそ半数の夫婦がセックスレスという調査結果がありますが、意外に多いのが、夫の側がセックスを拒否するケースです。

最近は「肉食系女子」などの言葉も使われるようになり、女性にも性欲があることを表に出すことも普通になってきましたが、セックスを求めるのは男性の側という古い固定観念は強く残っています。
本来は性欲が強いはずの男性が、妻を抱かない理由、そしてその心理状態についてまとめてみました。

◆ 夫がセックスを拒否する理由

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セックスレスとなった理由は夫婦によってそれぞれ違いますが、出産後の妻の姿に「女性としての魅力を感じなくなった」という声が圧倒的に多いようです。

「お腹の大きな妻を見てうんざりした」
「出産に立ち会ってから怖くなった」
「子どもを産んでから、身だしなみに気を遣わなくなった」
「すっかり体形が変わってしまった」

などがありますが、思い当たる点はありませんか?

でも、それをストレートに言われると「そんなことは仕方がない」「私だけのせいではない」といった反論も当然出てくると思います。
一緒に生活することが当たり前になってしまうと、つい気も緩んでしまいますし、だらしないところも見せてしまいます。

ましてや子育て真っ最中ともなれば、服装やお化粧だって気にしていられないのが現実です。
それを男の身勝手な理由、理不尽だと憤慨したくなる気持ちはわかりますが、それを言ってしまえば身もフタもありません。

そういう理由、心理状態にあるということをほんの少し理解するだけでも、夫婦関係が改善していく余地は十分にあります。

◆ 見逃せない意識のすれ違い

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セックスレスに陥る原因で見逃せないのが、お互いの意識のすれ違いです。

たとえば、夫の求めに対して、何気なく放った「今日は疲れているから」の一言が、セックスレスの原因になることもあるからです。
冷たい言葉や態度で拒否されると、男の自尊心が傷つけられたと感じ、それがトラウマとなって後々まで引きずることもあります。

セックスに関しては、女性が思う以上にデリケートなのが男性で、いつでもセックスをしたがるもの、と思い込んでいる方もいるようですが、そうとは限りません。
女性が求めているのに「疲れている」と拒否する男性もいます。

実際に、責任のある仕事を任せられる年代となると、仕事上のストレスもたまる一方で、セックスが面倒だと感じるようになる男性もいます。
こうしたすれ違いを避けるべく、会話を通してお互いのミゾや悩みを理解しあうことがセックスレス解消へとつながります。

◆ 原因が勃起不全なら徹底治療を!

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セックスレスの原因が、夫の勃起不全(ED)によるものであるなら、徹底的に治療に取り組みましょう。

日本人男性のED(勃起不全)人口は、1100万人以上とされています。
40代でも5人に1人はEDといわれ、加齢による動脈硬化が原因の「器質性ED」、セックスに対するプレッシャーやストレスなどが原因の「心因性ED」、さらに降圧剤・抗うつ剤といった薬剤が原因の「薬剤性ED」があります。

勃起不全はデリケートな問題だけに、秘密にしている方も少なくありません。
また、セックスができないことに対する自信喪失から、セックスレスに陥ってしまう方もいます。

しかし、病院で検査を受ければ、EDの原因も判明しますし、その症状に合わせた治療も可能です。

まとめ

妻が「女性」から「母親」へと変わったことで、セックスの対象から外れてしまうケースが意外なほど多くあります。
「そんなことはお互い様」と憤慨していても、セックスレスは解消されません。

育児や家事に追われ、あなた自身が女性らしさを失いつつあるのに「いつまでも女として愛してほしい」と求めても、土台、無理な話です。

今からでも、決して遅くはありません。
女性らしさをひとつずつ思い出すように、女磨きを始めましょう。
ちょっとした言葉遣いでも、殺伐とした雰囲気が漂うものです。

もちろん、子育てをしながらですから、完璧に女磨きをすることは不可能です。
でも、反省する気持ちをほんの少し持つだけでも、あなたの表情や仕草を、ご主人が見直してくれるはずです。

あなたが思っていること、してほしいことを、ちゃんと言葉や態度でご主人に伝えているでしょうか。
また、ご主人が思っていることを、あなたは理解しているでしょうか。
お互いのすれ違いを避けるためには、何よりも会話が必要です。

それぞれの思いや考え方を理解しあいながら、セックスレス解消し、愛にあふれた夫婦生活を取り戻しましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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