2018.07.04

「着床出血と排卵日の関係性」仕組みを知って妊娠の可能性を探る

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妊活中に知っておきたい自分の排卵日。卵巣から卵子が排出されて精子を待つ排卵日前後は、妊娠の可能性が高いといわれています。排卵日と合わせて知っておきたいのが、受精卵が着床して起きる着床出血です。出血のメカニズムを知り、妊活に役立てましょう。

排卵日や着床出血はいつ頃起きるのかを知りたい

妊娠を望み、排卵日や着床出血はいつ頃起きるのか気になっている人へ。妊活中に、妊娠の可能性が高まる排卵日を知ることはとても重要です。また、妊活中に生理予定日でないのに少量の出血があった場合、排卵出血または着床出血の可能性があります。

すべての人に当てはまるわけではないですが、こうして妊娠の可能性を探るきっかけになるのです。これから、排卵日の仕組みと出血のメカニズムを詳しくお伝えしますので、妊活の参考にしてください。

排卵の仕組み

排卵は、卵巣から卵子が排出されることをいい、月に一回起こります。また、排卵された日を排卵日といいます。

排出された卵子は、精子との受精を待っている状態なので、排卵日前後が一番妊娠しやすいといわれています。排卵の仕組みを知り、妊活に役立てましょう。

排卵とはなんなのか

排卵とは、月に1回卵胞が卵巣内で成熟し、卵巣の表面を突き破って、卵管内に排出されることをいいます。排卵後、卵子は卵管を通って精子との受精を待ちます。

排出された卵子の寿命は、24時間ほどといわれており、精子の寿命が2~3日ほどといわれているので、その間にタイミングよく出会えば受精し、受精卵になります。その後、受精卵は細胞分裂しながら卵管を進み、子宮にたどり着いて、子宮内膜に正常に着床したら妊娠が成立します。

排卵日はいつ頃なのか

排卵日は個人差があまりなく、次回の生理予定日の14日前頃の人が多いといわれています。しかし、ホルモンバランスの乱れなどによって、予定している日よりも数日前後する可能性があります。排卵日の計算方法として有名なものに、「オギノ式」があります。

オギノ式では、黄体の寿命を14日として計算します。例えば、月経周期が28日の人は、28日から黄体の寿命の14日を引いて、月経開始から14日目が排卵日となります。これはあくまで目安のため、より正確に知りたい場合は、基礎体温の計測や、病院での卵胞チェックがおすすめです。

排卵出血の症状や特徴

排卵日の目安のひとつとして、排卵日あたりに起こるといわれている「排卵出血」があります。排卵出血は、すべての人に起こるわけではありませんが、生理予定日より前に少量の出血があった場合は、排卵出血の可能性があります。では、どのような仕組みで出血するのでしょうか。

卵巣の壁が傷つくことで出血

排卵出血は、生理と生理の間くらいの期間に起こるといわれています。卵巣から卵子が飛び出る際に、卵巣の壁を傷つけることで出血が起き、卵巣からの出血が卵管から子宮を伝って外にでます。すべての人に起こるわけではないですが、ストレスがたまっていると出血が多いといわれています。

女性ホルモンの減少が原因で出血

排卵日前に増加していた、女性ホルモンであるエストロゲンは、排卵期になると一時的に減少します。エストロゲンが減ることで、子宮内膜がはがれ落ちて、少量の出血が起きることがあります。

着床出血の特徴

子宮に到着した受精卵が、2~3日かけて子宮内に浮かびながら、7日目に子宮内膜に着床を始めます。このときに、子宮内膜や周辺の血管を傷つけることで出血が起こります。もしも、排卵日前後に性交して妊娠が成立した場合、7~10日後に着床出血が起こる可能性があります。

しかし、着床出血が起きるのは全体の約2%程で、すべての人に起こるわけではありません。よって、着床出血がなかったからといって、妊娠していないわけではないので要注意です。

着床出血が起こる時期

個人差はありますが、着床出血は、排卵日から1週間~10日後くらい、または、前回生理開始日から3週間後~次回生理予定日までの間に、起きるといわれています。もし排卵日前後に成功した場合は、その7~10日後に起こるともいわれています。

出血が起こる可能性がある期間が、生理予定日前までなので、出血が生理の始まりだったり、不正出血の場合もあります。したがって、自己判断で着床出血と決め付けないようにしましょう。

着床出血と他の出血との違い

着床出血は、生理予定日前まで起こる可能性があるため、見極めが難しいです。では、着床出血はどのような出血なのでしょうか。生理や排卵出血と比べて異なる部分を知り、参考にしてみましょう。

着床出血と生理の違い

着床出血は、子宮内膜が傷ついたことで出血する新しい血液なので、サラっとしていて臭いはほとんどありません。しかし生理の場合の血は、作られてから時間がたっているため、血生臭さや鉄のような臭いがあります。

また、着床出血は、ピンクや茶色のおりもの状や真っ赤な鮮血が多いですが、生理の場合は赤茶色の血や、赤黒くドロッとした血が出ます。ただし、着床出血の色は人によって異なるので、自己判断は難しいです。

着床出血と排卵出血の違い

着床出血の量は、おりものに混ざる程度から生理と同じくらいと、量に振れ幅があります。それに対し、排卵出血は、わずかな量です。

また、着床出血が起きる期間は、排卵日から7~10日程度で、期間は1日から1週間程度とばらつきがあります。一方、排卵出血が起こる期間は、1~2日程度と短いといわれています。

基礎体温で確認する

排卵出血や着床出血だけでは、妊娠の判断は難しいため、自分の体のサイクルを知るためにも、基礎体温をつけることをおすすめします。基礎体温は、排卵日を境に低温期と高温期に分かれるため、体のサイクルを知ることができ、生理予定日や排卵日をより正確に予測できます。

基礎体温のグラフをつけたときに、低温期と高温期の2層に分かれずにがたがたしている場合は、ホルモンバランスが乱れている可能性があることもわかります。起こった出血が不正出血の可能性もあるので、心配な場合は婦人科で受診するようにしましょう。

基礎体温で自分の身体のサイクルを確認しよう

排卵出血や着床出血と思われる出血を、目安にすることも方法のひとつですが、より正確に出血の原因を判断するためにも、日頃から基礎体温をつけておくようにしましょう。

基礎体温をつけて、自分の体のサイクルを知っておくと、よりスムーズに妊活に取り組めるうえに、より正確に妊娠の可能性を判断できます。あわせて、不正出血かもしれないなど不安がある場合は、必ず病院で診てもらうことも大切です。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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