2018.07.04

「排卵日前後に食欲がコントロールできない」原因と対処の仕方

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排卵日前後には、体調が悪くなって食欲がなくなったり、逆にどんなに食べてもお腹がすいたりなどさまざまです。そんなときは調理の仕方や食べ方を工夫して食べられるようにしたり、または食べ過ぎにならないようにアロマや運動を取り入れたりしてみましょう。

排卵日に食欲が増したりなくなったりするのはどうしてか

排卵日になると、体内に女性ホルモンの分泌量が変化します。この女性ホルモンが変化することによって、食欲が増進されたり食欲不振に陥ったりして、お悩みではありませんか?

そんな場合は、まずは食欲が増したりなくなったりする原因を知り、対処法を取り入れましょう。今回は、排卵日に食欲不振・旺盛になった際の対策や、食事のとり方について取り上げますので、ぜひ参考にしてみてください。

排卵日に食欲がなくなる原因

排卵日に食欲がなくなり体調が悪く感じる人は、「プロスタグランジン」という物質が、体内で過剰に分泌されていることが原因だと考えられます。このプロスタグランジンは、排卵日以降に分泌量が増え、生理中によくある腹痛や腰痛などの原因にもなり、吐き気を感じることもあります。また、排卵症や月経前症候群(PMS)により、体調不良を感じて食欲不振になります。

食欲不振は排卵症の症状の一つ

女性であれば、排卵日に排卵症という症状が現れて、体の不調や食欲不振を感じる人もいるでしょう。この症状には吐き気や子宮の張りと痛み、頭痛、めまい、出血などがあります。そして、これらの症状が出ることによって、食欲不振になります。

我慢できないほどの痛みがあったり、出血が多すぎたり止まらなかったりする場合は、婦人科で受診したほうがよいでしょう。それほどでもなければ、排卵期に起こる体のリズムとしてとらえても大丈夫でしょう。

月経前症候群の可能性も

食欲不振になる原因の一つに、月経前症候群(PMS)があります。症状は排卵症に似ていますが、その症状が強くでることが特徴です。

強い吐き気や鈍痛の頭痛、胃や子宮、腰あたりに強い痛みを感じます。このような症状があるときには、早めに婦人科で受診しましょう。

排卵日の食欲不振の対処法

排卵日に、体の不調を感じて食欲がなくなると、食事を抜いてしまったり、自分の食べやすい好きなものだけを食べてしまったりして、栄養が偏ることがあります。体を温めて胃腸の動きを促してあげたり、食べ物の調理の仕方を工夫したりして、少しでも食べるようにしましょう。

冷え対策をする

女性の中には、冷えに悩まされている人も多いと思います。冷えというと、足先や手を一番に思い浮かべますが、お腹も冷えることがあります。

お腹が冷えると、張りを感じるようになり、胃腸の動きを鈍らせます。そうすると、食欲もなくなってしまうので、カイロや腹巻でお腹を温めてあげましょう。すると、胃腸の動きも良くなり、食欲を刺激することができます。

工夫して栄養価の高い食材を摂る

食欲がないときには、固いものなどは喉を通りにくくて食べたくないものです。あまり食べることに気分が乗らないときには、食材の調理の仕方や温度を工夫して、自分が食べやすいように調理して食べるようにしましょう。

例えば、栄養価が高い食材をジュースやスープ、ゼリーなど、のどごしのよい状態にすると、食べやすくなるでしょう。そして食欲がなくても、規則正しく3食の食事を食べるようにしましょう。

排卵日に食欲旺盛になる症状と原因

排卵日以降に分泌される「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンは、妊娠を助けるホルモンです。このホルモンが分泌されると、妊娠を継続するのに必要な水分や、胎児を成長させるために必要な脂肪分など、栄養分を体に蓄えようとするので食欲が旺盛になります。この食欲を抑えるためには、運動をしたりアロマの香りで満腹中枢を刺激したりする方法があります。

食べたい気持ちを抑えられなくなる

排卵日がきて、常に口寂しくて間食してしまったり、好きなだけ食べてしまったりすると、体重増加やむくみにもつながります。この食欲を我慢できればよいのですが、もし、我慢できないのであれば、噛み応えのあるナッツ類やゴボウ等の根菜類、小魚などを食べることをおすすめします。

すると、そしゃく回数が増えるので、少しの量でも満腹感が得られます。また、適度にウォーキングや、ストレッチなどの運動をすることもよいでしょう。

原因はホルモンバランスの乱れ

食欲が旺盛になる原因の一つとして、排卵日以降に分泌量が増える「プロゲステロン」という黄体ホルモンが影響しています。この黄体ホルモンが増えると血糖値が下がり、下がった血糖値を安定させるために、アドレナリンが分泌されてこれが食欲を刺激します。

このホルモンは、妊娠継続や胎児の成長のために、体を整える働きもあるので、体に水分や栄養分を取り込もうとします。これらが食欲旺盛になる原因です。

排卵日に食欲が増えてしまったときの対処法

排卵日になって、どうしても食欲が抑えられなくなると、ついお菓子に手が伸びてしまいませんか?そんなときは甘いクッキーなどではなく、ドライフルーツを食べたり、少し散歩に出てウォーキングをしたりして、食べ物から気をそらすこともよいでしょう。また、アロマオイルの香りを使って、満腹中枢を刺激することにより、食欲を抑えることもおすすめです。

規則正しい食生活をする

排卵日のあとに、どうしても食欲が抑えられなくなったときには、どうすればよいのでしょうか。空腹に耐えられなくなって、思うがままに間食してしまったり、前の食事で食べ過ぎていたからといって、次の食事を抜いたりすると、その後の食事でまた食べ過ぎてしまいます。

さらに、いつもと違う時間に間食を摂ってしまったりして、食事が不規則になります。食欲に負けずに、適切な量を規則正しく食べるように心がけましょう。

甘いものを食べ過ぎない

小腹がすいたときに、ついついクッキーや飴など、簡単につまめるお菓子に手をだしてしまう人は、多いのではないでしょうか?砂糖を使用したお菓子などは、急な血糖値の上昇につながるため、できるだけ避けたいです。

サツマイモやカボチャなどの食物繊維が多いものや、ドライフルーツなどを食べて、自然の甘さで空腹を補うようにしましょう。急激な血糖値の上昇は、さらなる食欲増進につながりかねません。

よく噛んで食べる

食事を食べるときには、よく噛んで食べましょう。一度は聞いたことがある言葉ですね。よく噛んでゆっくり食べることで、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。また、ゆっくり時間をかけて食べることで、血糖値の急激な上昇も避けられます。

一度にたくさんの食べ物を、口に入れて急いで食べると、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうので、注意しましょう。また、食事をするときには、野菜を最初に食べることで、血糖値が急上昇することを抑えるのに役立ちます。

豆乳を飲む

排卵の時期というのは、エストロゲンが代謝を促進するために、ビタミンB6を消費するので血中のビタミンB6が低下します。ビタミンB6が不足すると、月経前症候群の悪化にも関係してきます。したがって、ビタミンB6を含む食材を、意識して食べるようにするとよいでしょう。

鶏むね肉や鶏のひき肉、鶏や牛のレバーなどがあります。また、豆乳の原料である大豆は、ビタミンB6をたくさん含むので、毎日飲む習慣をつけるのもよいでしょう。

軽い運動をする

お腹がすいたからといって何もしないでいると、食べ物のことばかり考えて、どんどん食べたくなりませんか?そんなときには、気分転換にウォーキングやストレッチなどの軽い運動をすることをおすすめします。脂肪の燃焼を助けて代謝を促進することにつながり、空腹感も紛らわすことができます。

しかし、運動をしすぎると、かえってお腹がすくいてしまうので、激しい運動はしないように気を付けましょう。

アロマで満腹中枢を刺激する

香りには、満腹中枢を刺激して、食欲を抑える効果が期待できるものがあります。例えば、グレープフルーツやレモン、オレンジなど、手に取りやすい香りもあるので、試してみるとよいかもしれないですね。

香りを楽しむことでも気分転換になり、空腹を紛らわす手助けになりそうです。しかし、ローズマリーやジンジャーのように、食欲が増してしまう香りもあるので気を付けてください。

排卵日の食欲とうまく付き合おう

排卵日の食欲というのは、ホルモンバランスの影響が大きいので、女性にとって自分の力ではなかなか抑えることは難しいかもしれません。しかし、食欲のままに好きなだけ食べていると、体重が増えていてビックリということにもなりかねません。

また、食欲がないからといって食べなければ、だんだんと痩せていくでしょうし、痩せすぎると体調不良を起こしやすくなります。排卵日は毎月やってくるものなので、運動や食材の調理の仕方に工夫を加えながら、それぞれの食欲との付き合い方を考えていくことが大切です。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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