2018.07.04

葉酸をキャンディで手軽に摂取。マタニティライフに活用しよう

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妊娠初期はつわりなどで、栄養をとりたくてもなかなかとれなかったりします。ここでは、つわり中でも簡単に食べられる葉酸キャンディについて取り上げます。キャンディで葉酸を取ることのメリット・デメリット、またほかの葉酸を摂取する方法も解説します。

葉酸はキャンディで摂取できるの?

妊娠中に、ひどいつわりに悩まされているという人は多いですが、大切な時期だけに栄養不足にならないか心配になりますね。特に、この時期に積極的にとりたいのが葉酸です。十分に食事がとれない場合は、キャンディで手軽に摂取できたらいいですよね。

今回の記事では、葉酸の1日に摂取すべき量はどのくらいか、また、キャンディとサプリメントのメリット・デメリットなどについてお伝えします。自分に合った方法で、妊娠中に不足しがちな栄養素をしっかりと摂取していきましょう。

葉酸キャンディとは?

葉酸の摂取方法に、サプリメント以外にキャディもあります。サプリメントと違い食べやすいことで、葉酸キャディを取り入れる妊婦さんが増えています。

1日2粒でOK

葉酸キャディには、葉酸だけでなく鉄分やビタミンを含んだものが多いです。妊娠中に必要な葉酸を、お菓子感覚で手軽に摂取できることが魅力です。

葉酸キャディの栄養分はとても高く、1日2粒で必要摂取量を補えることが特徴です。

つわり時期で食物摂取がつらい時でもキャンディなら食べやすい

つわり時期には、食べ物を受け付けない人も多いと思います。食べ物を受け付けなくても、キャンディなら手軽に口の中に運べます。

味もレモンやぶどう味など、気分や好みに合わせられるので、つわりの気持ち悪さも解消できそうです。

葉酸キャンディと葉酸サプリはどちらがいい?

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葉酸を摂取する方法には、キャンディやサプリメントなどでとる方法がありますが、どちらで摂取したほうがよいのでしょう。

双方のメリットとデメリット

葉酸キャディと葉酸サプリメントの、メリットとデメリットを見ていきましょう。サプリにするかキャンディにするかは、状態や用途によって使い分けることが望ましいです。そして、キャンディやサプリに頼り過ぎずに、栄養バランスの取れた食事をすることも大切です。つわりが落ち着いたら、健康的な食事にも目を向けましょう。

葉酸キャンディのメリットとデメリット

葉酸キャンディのメリットとして、値段が安いことがあげられます。つわりで食べ物を食べられないときに、手軽においしく摂取できます。1カ月あたり1,000円程度で購入できるので、非常に経済的です。

デメリットは、サプリメントに比べると、摂取できる栄養素が少なくなる点です。また、人口甘味料などの添加物が入っていることも、気になる点といえるでしょう。これらをふまえて、葉酸キャディを選ぶようにしましょう。

葉酸サプリのメリットとデメリット

葉酸サプリのメリットは、栄養素が豊富で栄養効率が抜群な点です。添加物が少ないものや、不使用のサプリもあるので、安心して使用できます。妊婦さんが日常的にとり続けるのであれば、葉酸サプリのほうがおすすめです。

デメリットは、比較的高値のものが多いことです。サプリによっては、味や大きさもさまざまなので、摂取しづらいこともあります。1カ月あたり、数百円~7,000円程度と幅があります。

葉酸キャンディの入手方法

手軽に摂取できる葉酸キャンディですが、どこで入手できるのでしょうか。葉酸キャンディは、ドラッグストアやベビー用品店、大手通販ショップでも入手することが可能です。

主な販売店舗は、西松屋、赤ちゃん本舗、大手ドラッグストア、スーパー、ネットショップなどがあります。場所によっては、種類が少なかったり陳列場所が異なったりする場合もあるので、探すときには注意しましょう。

1日に摂取すべき葉酸は?

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葉酸は、妊娠前から妊娠初期の女性に、1日当たり400μg(マイクログラム)を摂取するように推奨されています。これは、食事以外から摂取するようにすすめられている量です。

通常は、1日に摂取するべき葉酸の量は200μgとされていますが、妊婦の場合は480μgが理想とされています。葉酸が胎児の成長に重要な役割をするために、通常の2倍の量の葉酸の摂取が必要です。

しかし、葉酸の過剰摂取には注意が必要です。とりすぎてしまうと、むくみや睡眠障害、呼吸障害、吐き気、じんましんなどの副作用があらわれることもあります。葉酸の1日の上限摂取量は、1,000μgです。

通常の食事では、上限を超えることはほぼありえません。しかし、サプリやキャディを使用して摂取すると、上限を超える可能性があるので注意が必要です。

妊婦に必要な栄養素

妊娠中は、普段以上に栄養バランスに気を付けなくてはなりません。胎児は胎盤を通して、母親から栄養をもらいます。そのためにも、栄養バランスを考えた食事をとりましょう。

妊娠中に特に必要になってくる栄養素は、鉄分・葉酸・カルシウム・タンパク質の4大栄養素です。それぞれの栄養素が、どのように必要になってくるのか見ていきましょう。

摂取したい4つの栄養素と効果

妊娠中に摂取を心がけたい栄養素とその効果を知りましょう。

鉄分で貧血予防

妊娠中は、貧血になりやすくなります。普段から貧血気味の人は、より意識して摂取するようにしましょう。歩いている途中に、貧血でフラフラして転んでしまっては危険です。貧血リスクを下げるためにも、鉄分をしっかり摂取しましょう。

胎児の発育に大事な葉酸

胎児の発育のために、大事な役割をするのが葉酸です。葉酸を摂取することでDNAの生成を助け、胎児の発育を助けることから、先天性障害のリスクを下げられます。別名「造血のビタミン」と呼ばれ、赤血球を生成して貧血の防止にも効果が期待できます。

カルシウムの摂取

カルシウムは、赤ちゃんの歯や骨をつくることにも必要な栄養素です。妊娠中は、胎児に栄養を取られてしまい、母体の骨がもろくなる危険性もあります。また、カルシウム不足はイライラや肩こり、腰痛なども引き起こすこともあります。

カルシウムは、現代の食生活では不足しがちです。妊婦に推奨されているカルシウムの摂取量は650mgです。この数値は、妊娠していない女性と同じですが、日頃から不足しがちな栄養素なので、特に意識して摂取しましょう。

タンパク質も忘れずに

タンパク質は、血や肉となる体の形成に必要な栄養素です。赤ちゃんの血液や筋肉をつくるためにも、大事な栄養素となります。良質なタンパク質を取るように、心がけましょう。産後のママの体力作りにも、タンパク質は重要になってくるので積極的に取り入れてください。

不足しがちな栄養補給のお助けにキャンディの補給を

妊娠期は、いつも以上に栄養補給が大切です。その中でも、妊娠初期に必要な葉酸を、キャンディで補ってもよいでしょう。葉酸だけでなく、鉄分も一緒に摂取できるので、とても心強いです。また、つわり時の栄養補給にもなるので、上手に使い分けてください。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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