2018.08.07

「射精した精子が老化する原因は?」食い止めて活性化させる方法

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射精した精子は年齢を重ねるごとに老化していきます。また、年齢が若くても、精子の状態が悪くなっている場合もあります。生活習慣の影響が、精子にも出ていると考えられます。精子の老化が進む原因や、老化を遅らせる方法を見ていきましょう。

射精した精子が老化する原因は?

精子はなぜ老化するのでしょうか。見た目が元気でも、中身は老化している場合もあります。今回は、精子が老化する原因や、精子を活性化させる方法をお伝えするので、参考にしてみてください。精子が老化する原因を見極めて、老化を遅らせましょう。

射精した精子が老化する理由

射精した精子が老化する原因は、どういったものがあるでしょうか。原因を知り、精子の老化を遅らせましょう。

加齢による質の低下

男性は35歳を過ぎると、精子の細胞分裂を促す力が低下します。また、精子の運動率が下がったり、DNAの損傷確率が上がったりします。DNAの損傷確率が上がることで、赤ちゃんにも影響を及ぼすことになりかねません。細胞分裂を促す力が低下すると、受精卵まで育たない可能性もあります。

また、精子の濃度も基準の3分の1であったりなど、精子の質が低下してしまいます。年齢が上がるほど、体の機能も衰えます。精子も同様で、年齢が上がるほど質や運動量が低下します。精子の質を低下させないためにも、対策が必要です。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも、精子の老化を早めます。睡眠不足が続いたり、暴飲暴食で太ったりすると、老化のストレスが急激に増えます。老化のストレスは、精子の質を低下させます。生活習慣の乱れが続くことで、さらに精子の質も低下し続けます。

しかし、規則正しい生活をすることで、老化のストレスを軽減できます。睡眠不足も暴飲暴食も、生活態度を改めることで、予防することが可能です。体が疲れたと思ったら、早めの睡眠を心がけたり、暴飲暴食になるようなストレスをなくしたりなどして、バランスの取れた食事を取りましょう。

タバコの吸いすぎやお酒の飲みすぎ

喫煙や飲酒により、活性酵素が発生します。活性酸素の働きで体が酸化してしまい、精子の老化を進めてしまいます。このように喫煙も飲酒も、体に悪影響を与えてしまいます。喫煙の場合、受動喫煙でパートナーにも健康に影響を与えかねないため、とくに気を付けましょう。

喫煙も過量のアルコール摂取も、血流を悪くします。また酸化ストレスにより、精液の状態を悪化させます。精液の状態の悪化が続くことで、精子の老化も早くなります。精子の老化を加速させないためにも、量を減らすか禁煙、禁酒に励みましょう。

育毛剤の使用

育毛剤の使用も、精子を老化させる原因の一つです。育毛剤に含まれるプロペシアが、男性ホルモンの働きを阻害します。男性ホルモンの働きが阻害されることで、精液の状態を悪くする可能性があります。

その場合、飲み薬のほうが、よりプロペシアの成分が体に浸透するので注意してください。育毛剤を使用するときは、妊活中であれば使用を避けるようにしましょう。

下半身の温めすぎ

精子は熱に弱いため、下半身の温めすぎに気を付けましょう。ひざの上でパソコンを使ったり、長時間、お風呂やサウナに入ることで、ダメージを受ける可能性があります。熱を適度に冷やしながら、お風呂やサウナを楽しんでください。

下着もブリーフよりもトランクスにするなどして、熱がこもらないようにしてください。精子をつくり出す睾丸を温めすぎることで、精子に影響が出ます。摩擦なども避け、通気性をよくするように意識しましょう。また、自転車に乗るときも睾丸を圧迫しすぎないようにしてください。

精子の老化を食い止める方法

精子を老化させずに食い止めるためには、どのようにすればよいのでしょうか。老化の防止法を見ていきましょう。

定期的に射精をする

精子を老化させないためには、定期的に射精をすることが大切です。古い精子を貯めておくと、活性酸素を発生させてしまいます。適度に射精をして、新しい精子を生産できる状態にし、活性酸素を発生させないことが、精子の老化を防ぐ秘訣になります。

古い精子は、運動力が低下します。20代は約1日に1回、30代は約3日に1回、40代は約5日に1回、50代は約8日に1回を目安にしてください。目安のサイクルが、老化防止に最適です。間隔が空きすぎると、精子が老化しやすくなるので気を付けましょう。

ストレスを発散する

ストレスがたまりすぎることで、精液の状態が悪くなります。ストレスがたまることで、体に活性酸素が発生し、精子だけでなく体全体に悪影響を与えます。ストレスは、身体的にも精神的にもダメージを与えます。したがってストレスは、定期的に発散するように心がけましょう。

ストレス発散法は、自分の好きなことでかまいません。心と体がほぐれることを、意識的に取り入れることが大切です。軽めの運動などで汗を流すことで、ストレスも体の疲れも取れるでしょう。

サプリメントを服用する

サプリメントを服用することでも、精子の老化を防げます。普段の食事では不足しがちになる、葉酸のサプリメントなどを服用すると効果的です。葉酸は、食事からも摂取可能ですが、水溶性ビタミン群のため、効率的に体の中に取り入れられません。葉酸は不足しやすい栄養分なので、サプリメントで摂取するとよいです。

葉酸のサプリメントは、精子によい影響を与えるといわれています。積極的に葉酸のサプリメントを取り入れましょう。

精液検査を受ける

精液検査を受けて、自分の精子がどのような状態なのかを、把握することも大切です。自分の精子の状態を知ることで、次になにをするべきかが見えてきます。栄養療法や運動療法など改善方法が広がります。

自分に合った対策を取ることができるので、精神面でも楽になります。予算も10,000円程なので、気になる人は検査を受けてみるとよいでしょう。

精子の老化を食い止めて妊娠確率を上げよう

精子の老化を防ぐためには、活性酸素を取り除くことも有効です。男性の精子は、絶えず新しく作られ続けます。定期的に射精をせずにためてしまうと、古い精子から活性酸素が発生し、酸化してしまいます。よって、古い精子を排出して、新しい精子をためられる場所をつくりましょう。

精子の老化は、妊娠を望む夫婦にとっては不妊のリスクとなります。以前までは、「不妊=妻側に問題があるのでは」と見られていましたが、必ずしもそうではありません。お互いが体のことを真摯に考えることで、きっとよい方向に動きます。パートナーの精子の老化が心配な人は、どうぞ参考にしてください。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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