赤ちゃんを授かりたいと思った時に、元気な赤ちゃんであれば性別はどちらでも構わないと思う人だけではなく、女の子が欲しい・男の子が欲しいなど希望がある人も少なくはないでしょう。本記事では、排卵日を使った男女の産み分け方法についてみていきます。
赤ちゃんを授かりたいと思っている人の中には未来の家族の姿を思い浮かべた時に、一緒にキャッチボールがしたいから男の子がいい、一緒にショッピングを楽しみたいから女の子がいいなど、産まれてくる赤ちゃんの性別に希望を持っている人もいるのではないでしょうか。
産み分け法というものには、肉中心の食生活だと男の子が産まれ、野菜中心の食生活だと女の子が産まれるというものや、専門家のサポートを受けて産み分けをするというものなどのさまざまな方法があります。本記事では妊娠を望む夫婦にとって重要になる排卵日を把握し、その排卵日を使った自宅でできる産み分けの方法を詳しく解説したいと思います。
排卵日に女の子を産み分ける方法を解説します。
女の子を産み分けたい時には、x染色体をもつ精子を卵子に届ける必要があります。x染色体をもつ精子は、寿命が2~3日と長いので、排卵予定日の2日前に性交を行うことによって排卵日にx染色体をもつ精子だけが生き残る確率が高くなり、女の子が産まれやすくなります。
女性が性交渉によってオーガズムを感じると、もともと酸性が強い膣内が子宮頚管粘液によってアルカリ性が強くなり、x染色体をもつ精子はアルカリ性に弱いため死滅してしまう可能性が高くなってしまいます。
x染色体をもつ精子を優位にさせるためには、挿入は浅めにして穏やかな行為を心がけるとアルカリ性の子宮頚管粘液が分泌されにくくx染色体をもつ精子にとってよい環境になるでしょう。
男の子になるy染色体をもつ精子はx染色体をもつ精子に比べ熱に弱いという特徴があり、暖かい状態だと移動しなくなります。そのため夫には、長めの入浴で下半身を温めるようにしたり、トランクスなどよりも熱がこもりやすいブリーフのような温まる下着を着用してもらうようにしましょう。
精子自体が熱に弱いため、精巣にいる間に温めすぎると、x染色体をもつ精子も不活性化してしまう可能性があるため注意が必要です。
排卵日に男の子を産み分ける方法を解説します。
男の子を産み分けたい時には、y染色体をもつ精子を卵子に届ける必要があります。y染色体は酸性に弱いという特徴がありますが、排卵日の膣内はもっとも酸性が弱まるときです。
そのため、排卵日に性交をすることによってy染色体をもつ精子が生き残りやすくなり、y染色体をもつ精子はx染色体をもつ精子よりも移動速度が速いため男の子が産まれる確率が高くなります。
女性が性交で気持ちいいと感じるようにすると、普段酸性が強い膣内がオーガズムによってアルカリ性である子宮頚管粘液が分泌されて中和されます。酸性の膣内ではy染色体をもつ精子は死滅しやすくなりますが、オーガズムを感じることによって中和されているためy染色体が動きやすい環境となり、男の子が産まれる確率が高くなります。
また、射精をなるべく深いところですることによって酸性が強い膣内の移動距離を短くすることができ、死滅する可能性を低下させることができます。
産み分けゼリーという性交渉の前に女性の腟内に注入する潤滑ゼリーがあります。これは性交渉の前に膣内をアルカリ性や酸性にすることによって、希望の性別の染色体をもつ精子にとって動きやすい環境を事前に整えることができるものです。
インターネットで購入できるものもあり、ほとんどのものが自然由来のもので作られていたり日本製のものもあって安心なものもありますが、全ての成分を表示していないものがあり不安だったり、インターネットで購入することに抵抗が人はクリニックで相談して医師に勧められたものを使うようにしましょう。
排卵日を使った産み分けをするにはまず自分の排卵日を知ることが必須です。排卵日の算出方法を解説します。
毎朝起きてすぐに体温計で測る方法です。身体を動かしてしまうと体温がすぐに変化してしまうため、枕元に体温計を置いて目が覚めたらすぐに測定してください。測定した後は体温の変化をグラフで見れるようにアプリや手帳に記録して変化を見れるようにすると分かりやすくて便利です。
婦人体温計のような小数点2桁まで測れる体温計を使用するとより確実に測定することができるので好ましいです。ドラッグストアで購入できますので活用してみて下さい。月経が始まると同時に低温期になり、排卵日を境にして高温期が始まります。
そのため、低温期から高温期に変わるタイミングが排卵日になります。この低温期と高温期の差が約0.5度なので毎日測定して記録し、グラフで確認するように習慣づけて見逃さないようにしましょう。
排卵日が近づくとおりものは水っぽくさらさらしたものから、分泌量が増えて粘着質になり、最終的には10センチほどに伸びるようになります。おりものの量は個人差があるため、多めの人はティッシュなどに付着したものを観察すると分かりやすいでしょう。
おりものの量の少ない人は自分の人差し指と中指を膣内に入れて指に付着したおりものを確認する方法もありますが、膣内を傷つけないように爪を短く切ったり雑菌が入らないように手を洗ってから行うなど十分注意して行う必要があります。
安全で確実に排卵日を把握するには、排卵検査薬を使用することです。排卵日の1日~2日前に黄体化ホルモンというものが急に増加してきます。尿の中に含まれる黄体化ホルモンが増えているかを計測することによって排卵日を把握するというものです。
使用方法は妊娠検査薬と似ていて、尿を検査キットに付着させ、陰性だったら黄体化ホルモンが増えていないので排卵日はまだ近くないということであり、陽性になったら黄体化ホルモンが増えているので1~2日後に排卵日がくるというものです。ドラッグストアなどで手軽に購入できますが、ある程度の排卵日の予測をつけて使用しないと無駄になってしまうので基礎体温の計測やおりもののチェックと並行して行う方が効率がいいでしょう。
排卵日の産み分け法を行うにあたっての注意点を解説します。
産み分け法は確実な方法ではありません。すべての方法を実行したとしても希望の性別の赤ちゃんを授かれるわけではなく、あくまでも可能性を上げる方法です。もし産み分け法を実行して希望の性別の赤ちゃんを授かれなくても、ひとつの命を夫婦で大切に育てるという気持ちを忘れないで下さい。
産み分け法を実行して希望の性別の赤ちゃんを授かることを第一に考えず、まずは健康的な食事や生活習慣を考えて妊娠しやすい環境を整えることを重視してください。性別を重視するのではなく、赤ちゃんが健康で産まれてこれるように妊娠前から身体や環境を整えるというのは重要です。そのうえで産み分け法を実行してみてください。
夫婦どちらかの希望で産み分け法を実践するのは難しいです。赤ちゃんが欲しいと思ったらまず夫婦で性別の希望はあるのかという事や、お互いの育った環境の事やファミリーバランスを考えてよく話し合い、産み分け法を実践してみるのかどうかお互いが納得するまで考える必要があります。
もし希望の性別があり、産み分け法を実行するのであればお互いの意見を尊重し、理解した上で夫婦の力を合わせて行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。産み分け法は100%の確率で成功するものではなく、あくまでも希望の性別の赤ちゃんを授かれる可能性を高めるためのものです。過信しすぎて希望の性別の赤ちゃんでなかったときにがっかりしてしまうという事が無いよう注意が必要です。
今回の記事の産み分け法の他にもさまざまな方法がありますが、排卵日を把握することは妊娠するということにおいて非常に重要になってきます。その排卵日を把握したうえで、産み分け法を試してみたいという場合は夫婦の力を合わせてチャレンジしてみましょう。