2018.08.09

福岡県の不妊治療のサポート体制を知ろう。自分らしい病院選びも大切

ARTICLE

晩婚化の影響もあり、不妊治療を受けるカップルの数は全国でも増加傾向にあります。自治体によっては不妊治療に対する助成金を出しているところもあり、福岡県もその一つです。制度についてしっかり知ると同時に、自分にあった病院を選びましょう。

福岡で不妊治療を受けたい

不妊治療を受けている人は、全国で年々増えています。福岡で不妊治療を受けたいと思った場合、行政からはどのような支援が受けられるのでしょう。また、どんな病院に通えばいいのでしょうか。

福岡県の不妊への特定治療支援事業を知ろう

まずは福岡県が不妊に対して行っている支援についてご説明してます。きちんと知って申請することで様々な援助が受けられるので、しっかりチェックしておきましょう。

特定不妊治療の治療費の一部を助成する

不妊治療には、健康保険が適用されません。治療が長引けば長引くほど、または高度な治療になればなるほど、どうしてもお金がかかってしまいます。

そこで福岡県では、なかなか妊娠できない夫婦に対して、高額な不妊治療費を助成してくれる事業を行っています。

助成の申請前に窓口への問い合わせが必要

助成を受けるには自治体に申請をする必要がありますが、福岡県は、申請する前に必ず申請窓口へ問い合わせることとしています。問い合わせ先は、各市町村の福祉事務所や健康増進係などの、不妊治療助成制度申請窓口です。

住んでいる地域の役所などに問い合わせてみましょう。

助成対象者の条件について

助成は、誰でも受けられるわけではありません。対象者が細かく定められています。

法律上の夫婦で住民票が福岡県にある事

最近は婚姻届けを提出せず、事実婚を選ぶカップルも増えています。しかし福岡県で不妊治療の助成を受けられるのは、婚姻届を提出した、法律上の夫婦だけです。

また、少なくとも夫婦の一方が、申請する日に福岡県に住民票がある必要があります。

治療開始日の妻の年齢が43歳未満である事

年齢にも制限があり、不妊治療を開始した日の妻の年齢が、43歳未満でなければいけません。ここでのポイントは「治療開始日」ということです。申請する時点で43歳以上でも、治療を始めたのが43歳未満であれば申請できるということになります。

所得合計が730万円未満である事

助成を受けるには所得制限もあり、夫婦の所得合計が730万円未満でなければ受けられません。ここでの所得とは夫及び妻の、前年(1月から5月までの場合は前々年)の所得の合計金額から、各種控除を差し引いた額のことを指します。

既定の通算助成回数を超えていない事

不妊治療の助成は、治療を受けたら受けただけもらえるというわけではありません。回数にも制限があり、福岡県または他の自治体の、特定治療支援事業(国の制度に基づく助成)に規定される回数までしか助成を受けられません。

現時点では40歳未満の場合、43歳になるまでに通算6回まで。40歳以上43歳未満の場合、43歳になるまでに通算3回までと決められています。助成回数や年度は、福岡県以外の自治体で受けた助成も通算されるので注意しましょう。

指定された医療機関の治療である事

福岡県では、助成を受けられる医療機関を限定しています。平成28年時点での資料によると、福岡県内にある18の病院が対象になっています。

具体的には、セントマザー産婦人科医院、医療法人アイブイエフ詠田クリニック、医療法人中央レディスクリニック、国家公務員共済組合連合会 浜の町病院産婦人科などは体外受精と顕微授精で助成が受けられます。

婦人科永田おさむクリニック、久留米大学病院産婦人科など、体外受精のみしか扱っていないクリニックもあります。詳しくは住んでいる地域の役所や、通う予定のクリニックに問い合わせてみてください。

対象となる治療について

福岡県で不妊治療の助成が受けられる治療は、保険外治療の特定不妊治療、特定不妊治療の一環として行う男性不妊治療であることが条件です。特定不妊治療とは、体外受精または顕微授精のことをさします。

男性不妊治療は精子採取手術のことで、TESE(精巣内精子回収法)、MESA(精巣上体精子吸引法)、TESA(精巣内精子吸引法)、PESA(経皮的精巣上体精子吸引法)などの方法に適用されます。

1回の治療につき、助成は15万円まで。男性不妊治療に関しては、先に説明した特定の病院以外で受けた場合でも助成を受けることができます。

治療ステージと助成上限額について

治療の内容によって、A-Fの6段階にステージが分けられています。初回の助成上限額は、Aの場合30万円、Fの場合7万5千円です。2回目以降の上限額はAの場合15万円、Fの場合7万5千円となります。

福岡で不妊治療の評価が高い病院の紹介

ここからは福岡県で不妊治療を行う施設のなかでも、助成制度の指定医療機関で、口コミ評価が高い病院をご紹介します。

セントマザー産婦人科医院

北九州市八幡西区にある病院です。院長の田中温先生は高度生殖医療の第一人者。男性不妊の分野でも精子細胞を用いた顕微授精で継続的な実績をあげており、海外での評価も高いようです。ダイアモンド☆ユカイさんの著書「タネナシ」での治療も院長がここで行ったことについて書かれています。

対応が的確でスピーディという口コミも多数。院長の著書も「ようこそ赤ちゃんさよなら不妊」「あなたもきっとママになれる」「マンガでわかる男性不妊治療」など数多く出版されています。

【参考リンク:https://www.stmother.com/

中央レディスクリニック

福岡市中央区天神にある、不妊治療がメインの婦人科クリニックです。交通アクセスも良くネット予約も可能で、忙しい人でも通いやすいのが特徴です。

ホームページでは、毎月の妊娠症例が詳細に公開されています。不妊治療の参考にもなるので要チェックです。
【参考リンク:https://www.chuo-lc.jp/?】

アイブイエフ詠田クリニック

福岡市中央区天神にあるクリニック。最新の設備をもって不妊の原因の追求と治療に取り組んでいます。

初診は院長先生がじっくり時間をかけてしてもらえるなど、スタッフの対応も高評価。的確な治療・納得のいく治療をしてもらえるという評判も多いです。待ち時間は多少ありますが、外出できるシステムもあります。

【参考リンク:http://www.ivf-nagata.com/

不妊治療は焦らず自分に合う病院と治療の選択を

赤ちゃんが欲しいという気持ちが強ければ強いほど、不妊治療が続くと焦ってしまうものです。しかし、不妊治療に焦りは禁物。長く付き合う可能性があるからこそ、自分にあう病院と治療法を選択していくことが大切です。

福岡県にはしっかりとした助成制度があるので、それにも頼りながら納得の行く治療ができるよう、情報収集してみてくださいね。自分にはどんな病院や治療法があっているのか、じっくり考えることもおすすめします。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。