2018.08.09

排卵時期と妊娠の関係をきちんと知ろう。妊活をする上での第一歩

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「排卵時期」は妊活を進めていく上で、重要なポイントとなってきます。排卵期を正確に知ることで、より妊娠する確率を上げることができます。排卵時期を知る方法や、より着床率をあげるための排卵時期の過ごし方などをチェックしていきましょう。

妊娠を望んでいるなら排卵時期を知っておくこと

「妊娠したい」、「そろそろ赤ちゃんが欲しい」、と思い始めても、妊活をどう始めてよいか分からなかったり、なかなかうまくいかないという方も多いかもしれません。そんな女性に伝えたいのは、「妊活の第一歩は排卵時期を把握すること」です。排卵時期を知ることで、妊活の成功率を格段に上げることが可能になります。

排卵時期を知る為には

妊娠を望み、妊活を行う上で必要となることの一つは、「排卵時期を知る」ことです。自分の排卵時期を的確に調べ知っておくことで、妊娠をする可能性をぐっと上げることが可能になってきます。では、その排卵時期を知るにはどうすればよいのでしょうか。数ある排卵時期を調べる方法の中でも、より正確といわれているものをみていきましょう。

基礎体温を測る

女性の身体はホルモンのバランスを受けやすく、基本の体温と呼ばれる「基礎体温」は日々細かく変化しています。大きく高温期と低温期に分かれており、低温期間に一番体温が下がる日が排卵日だといわれています。通常時の基礎体温の変化は細かいものですが、ホルモンバランスが激しく乱れる排卵日の前後には、基礎体温が大きく変化します。

基礎体温は0.3度~0.5度という細かい変化を知ることが必要になってきます。そのため、通常の体温計よりもより精密に体温を測ることのできる専用の基礎体温計を使用しましょう。専用のものであれば、小数点第二位まで計測することが可能です。

毎日できるだけ同じ時間に同じ部位で計測することで、正確性を上げることができます。朝起きてすぐ体を動かし始める前に、舌の下に挟んで体温を測る方法が一番正確に基礎体温を測ることができるため、おすすめです。

排卵時期の計算式

排卵時期を過去のデータから計算する「オギノ式」と呼ばれる計算式もあります。オギノ式の計算法では、過去6カ月間の月経期間のデータから平均的な月経周期を割り出し、月経が起こると予想される日から12日~19日間の8日間を排卵時期と予想することができます。

妊娠を望む女性たちから長年使われてきた方法ですが、6カ月分のデータが必要になるため、実際に排卵時期を予想するためには少し準備期間が必要となります。そのため、すぐに妊娠をしたいという方には向いていません。

また、この方法により排卵時期を大まかに知ることは可能ですが、生理不順や体調の変化により排卵日は変わりやすいため正確に排卵時期を予想することは難しくなります。また、オギノ式で算出できる排卵時期は8日間と長く、正確な排卵日を知ることは難しいため、正確な最近では妊活の補助的な方法として使用されることが多くなっています。

子宮頸管粘液のチェック

次に排卵時期を調べる方法として挙げられるのは、「子宮頸管粘液」、俗にいう「おりもの」の変化を調べる方法です。おりものは、女性の体の変化を顕著に表すもので、排卵日の前後にはおりものの色や量・質が変わります。

変化の特徴としては、排卵の直前には量が増え粘り気のある透明なおりものが出やすく、直後には量が少なくなり白っぽいクリーム状のおりものになりやすいといわれています。そのため、おりものの量が増えてきた時期は排卵日が近いということになるため、妊娠しやすい時期ともいえるのです。

手を清潔にしよく観察することが必要にはなりますが、お金をかけずに自分で行うことができるため、気軽に試してみることのできる排卵時期のチェック方法になります。

排卵日検査薬

排卵時期を予測することを目的としている「排卵日検査薬」という商品を使用するのも、排卵日チェックをする上で有効的な方法として、多くの妊活中の女性に使用されています。

使い方は簡単で、妊娠検査薬の要領で排卵日検査薬のスティックに尿をかけて結果がでるまで数分待つだけです。陽性すなわち排卵をしていればスティックにラインがでて、排卵していなければラインがでないという形になっています。

排卵日前には、LHと呼ばれる「黄体形成ホルモン」の分泌量が普段よりも上昇し、尿内に排出されるLHの濃度が急激に上がります。そのLH分泌量の急激な上昇は「LHサージ」と呼ばれており、このLHサージが起きてから40時間前後に排卵すると考えられているため、LH量を測ることのできる排卵日検査薬を使えば、妊娠する可能性の高いタイミングを知ることができます。

妊娠しやすい排卵時期の過ごし方

いくつかの排卵日の計測法により、排卵日はおおまか計算することが可能になります。次は、より着床率を上げるための排卵時期の過ごし方についてチェックしていきましょう。

温活をしよう

多くの女性が悩まされているといっても過言ではない冷えは、卵巣の動きを低下させるため、排卵時期には特に問題となってきます。身体を温める「温活」をすることで、卵巣の機能を低下させず卵子の質を高め、着床率を上げることが期待できます。

身体の冷えを防止するには、血行の流れをよくすることが必要です。運動のし過ぎは逆効果になる場合もあるため、軽く体を動かすホットヨガやストレッチなどが好ましいでしょう。また、身体の中から温めるスープなどの料理も効果的です。

バランスのよい生活をしよう

ホルモンバランスを整えるために、生活スタイルの改善や栄養バランスの整った食事を摂ることも、着床率を上げるために排卵時期に行いたいことの一つです。

生理不順や体調の崩れは、女性ホルモンのバランスを崩すことにつながり、着床率を下げることにもつながります。そのため、忙しい平日でも十分な睡眠がとれるよう、早寝早起きの習慣を身に着けるとよいでしょう。

また、健康的な体を作るためにバランスのよい食事を毎日摂ることも効果的です。タンパク質や脂質などの基本的な栄養素に加え、女性ホルモンの生成に作用するといわれる大豆イソフラボンやビタミンB6などを含む食材をメニューに加えると、よりよい効果が期待できそうです。

ストレスをためない様にしよう

排卵時期前後はホルモンバランスの乱れや変化により、イライラしやすくなりますが、そのイライラによるストレスがたまりすぎると、女性ホルモンの分泌が少なくなり、それが着床率の低下につながってしまいます。

排卵期間にはストレスをためないよう、いつもよりもゆっくりとする時間を設けたり、好きなことをしたりと、リラックスできる時間を過ごせるようにすることがおすすめです。

排卵時期に起こりやすい症状は

排卵期間は女性の体や体調に変化が出やすい時期です。代表的な例としてよく挙げられる症状をチェックしていきましょう。

排卵痛について

排卵日前後の排卵期に起こる体の痛みは「排卵痛」と呼ばれ、多くの女性が経験している症状です。痛みの症状は人それぞれですが、腹部がチクチクとするような痛みであったり、腰のあたりが痛くなったりと、卵巣の腫れによって起こります。排卵痛の対策としては、血行を促進させるために下腹部を温めるとよいでしょう。

中間期出血とは

排卵の時期に起こる出血は「中間期出血(または排卵期出血)」と呼ばれます。これは、卵巣にあるエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの量が変化することにより起こるもので、通常は数日で出血は止まります。

ホルモンの変化による出血のため心配はありませんが、毎月続くようなら子宮内の病気とも考えられるため、異常を感じた場合は医師に診てもらいましょう。

イライラする

月経が開始する約2週間前ほどに、なぜかイライラとしてしまうということがあるようなら、それは排卵に伴う症状であると考えられるでしょう。排卵時期のホルモンバランスの変化により、PMS(月経前症候群)のような症状が出ることが多くあります。

また、黄体ホルモンの分泌量の増加により、眠気や体のだるさを感じるといった症状も排卵日前後に起きることが多いです。

自分の排卵時期を把握する事が妊娠につながる

排卵時期には、女性の体の中でさまざまな変化が起こっています。その変化が起きるタイミングを知り的確に妊活をすること、また、その変化により起こる体の症状を緩和することで、ストレスを溜めないことはもちろん妊娠の可能性を上げることも可能になります。妊活の第一歩として自分の排卵時期を把握し、健康的な妊活に取り組んでみましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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