2018.02.25

人工授精で男女を産み分ける方法とは?確率や気をつけたい注意点はコレ!

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妊娠出産において、気になる子どもの性別。

無事に産まれてきてくれることが一番ですが、男の子が欲しかったり、姉妹に憧れていたりと、産み分けに興味がある人も決して少なくありません。

人工授精での方法や確率、注意点を知り、産み分けの参考にしましょう。

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精子を注入することで受精を促す人工授精

人工授精とは、不妊治療の一つ。

あらかじめ採取しておいた精子を、子宮の中に人工的に直接注入する方法のことです。

特別な治療を行っていない場合には、確率として100%ではないものの、タイミングや身体の状態を整えることで産み分けをする方法が使われています。

しかし、人工授精となると、また状況も異なってくるでしょう。

人工授精で、男女の産み分けをすることは可能なのでしょうか?

人工授精による産み分けの方法

通常の人工授精では男の子の確率が高い

一般的に、排卵日当日の膣内は、男の子が生まれやすい環境。

さらに、男の子の遺伝子を持つ精子は、女の子の遺伝子を持つ精子に比べ運動能力が高いため、卵子へたどり着くスピードが速いといわれています。

そのため、排卵日当日に精子を注入する人工授精においては、男の子がうまれる確率が高いとされています。

しかし実際には、直接子宮内に注入するため、膣内の影響をそれほど受けないという可能性もあるといわれているのです。

人工授精だからといって、男の子がうまれる確率が高いということは一概に言い切れないでしょう。

女の子を授かれる確率の高いパーコール法

パーコール法とは、遠心分離機を使って精子を分ける方法のこと。

専用の液に精液を入れ遠心分離機を使うことで、元気のいい精子が下に沈殿します。

活動能力の高い精子だけを分別することができるので、妊娠の確率を高めることができるのです。

また、女の子の遺伝子を持つ精子は、男の子よりも重いといわれています。

そのため、パーコール法によって採取される精子には、女の子の遺伝子を持つ精子が多く含まれることに。

よって、人工授精を行うと、女の子を授かる可能性が高くなるとされているのです。

一般的に女の子の確率は、70%程度。産み分けとして活用することもできそうです。

ピンクゼリーやグリーンゼリーの使用

男女の産み分けには、膣内の環境によっても左右されます。

精子の性質を利用したり、タイミングを計ったりすることで産み分けをすることもできますが、女性の身体はちょっとしたことでも影響を受けやすく、膣内の環境が大きく変化してしまうことも。

ピンクゼリーやグリーンゼリーは膣内の環境を整えるためのゼリーで、男女の産み分けに利用されています。

商品によっても異なりますが、女の子が欲しい場合にはピンクを、男の子が欲しい場合にはグリーンを性交の前に膣内に注入します。

ゼリーに含まれる成分によって膣内のPHが変化し、それぞれに適した膣内環境を整えることができるのです。

女の子産み分け潤滑ゼリー ハローベビーガールプレミアム

男の子産み分け潤滑ゼリー ハローベビーボーイプレミアム

人工授精の産み分けにかかる費用

人工授精自体は1回1~2万円程度

人工授精は、タイミング法で成果を得られない場合や、さまざまな理由による精子が子宮内に進入しにくい場合などに用いられる方法。

費用はクリニックによっても異なりますが、保険適用外になるため、1回で1~2万円程度かかるケースが多いようです。

不妊治療としては比較的負担が少ないほうだといえるかもしれませんが、回数を重ねていくとどうしても金額がかさみがちに。

さらに他の検査や治療と平行して行うことが多いため、経済的な負担が大きくなってしまうでしょう。

不妊治療に対し、地域によって助成を受けられる場合もありますので、居住する地域の担当窓口で確認しておくとよいでしょう。

パーコール法は1回5万円程度

人工授精の中で用いられるパーコール法は、元気のよい精子を選り分けて注入することができるので、不妊の原因によっては妊娠の可能性を高める効果が期待できます。

しかし、1回5万円程度と、かかる費用が大きいのがデメリット。

人工授精のたびに行うとなると、費用がかさみやすく、経済的な負担が大きくなってしまうことに。

度重なる検査や治療で、どのようにして費用をまかなうかということも、念頭に置いておく必要があるでしょう。

メインの不妊治療として必要な場合には仕方がないともいえますが、産み分けのためと考えると、少々負担が大きくなってしまうかもしれません。

ゼリーは1万円のもので5回使用可能

膣内の環境を整えるゼリーは、商品によっても異なりますが、だいたい1万円前後。

決してリーズナブルとはいえない金額ですが、1回分ではなく、5回程度使用できるものが一般的です。

1度の購入で数回使用することができるので、他の方法に比べると多少負担を抑えることはできそうです。

しかし、人工授精の場合には、採取した精子を直接子宮内に注入することになるため、膣内の影響を受けにくいという可能性も。

人工授精の場合、ゼリーを使っても産み分け効果が得られない可能性が高いともいわれています。

人工授精で産み分けを行うときには、自己判断で行うのではなく、治療を受けるクリニックで推奨された方法を取り入れるとよいでしょう。

人工授精で産み分けするときの注意点

産み分けを扱っている病院を選ぶ

不妊治療や産み分けにおいて、自分に合った病院選びが大切。

人工授精による治療を考えていて、かつ産み分けを希望するという場合には、産み分けを扱っている病院を選ぶ必要があるのです。

婦人科や不妊治療を専門に扱うクリニックなど、さまざまな病院があります。

しかし、産み分けについては、病院や医師の考え方によって積極的に行わないところも。

不妊治療と合わせて、産み分けのための指導が受けられるところを選びましょう。

人が多く集まる都市などでは比較的病院も充実しており、特に東京や大阪などに集中しています。

不妊治療は通うことが基本になるため、現実的に難しい場合もありますが、納得がいく治療を受けるためには、自分に合った病院探しが重要になるでしょう。

予約するのに時間を要することが多い

不妊治療を行っているクリニックの場合、予約が取りにくいというデメリットも。

排卵に合わせてタイミングをとるなど、生理周期に合わせた適切な治療が必要になるため、どうしても混みやすい状況にあるといえるでしょう。

特に初診の場合、現在の身体の状態を知るための検査やこれからの治療方針など、どうしても時間がかかりがちに。

1日に受けられる予約も制限されてしまうため、なかなか予約が取れないという状況に陥りやすくなります。

不妊治療は継続して通う必要があるため、予約がなかなか取れないとなると、ストレスや焦りなどの原因になってしまうこともあるのです。

希望の性別の子を授かるとは限らない

産み分けはあくまで確率を高めるというものであって、確実にどちらかの性別を産み分ける方法はありません。

専門的な指導のもと、しっかりと産み分けを行っていても、希望の性別の子どもを授かるとは限らないのです。

精子を分別するパーコール法は、女の子が産まれる確率が比較的高いといわれている方法ですが、あくまで元気な精子を選り分ける方法。

産み分けとして確実な方法ではありません。

専用の液と遠心分離器を使って分別することで、ある程度の分別は可能ですが、完全な分離はできないといわれています。

専門的な指導を受けることである程度の確率を高めることはできますが、産み分けの方法として100%の方法はないということを頭に入れておくことが大切です。

産み分けは倫理的に問題がある

他の兄弟とのバランスや、後継ぎ問題など、産み分けを切実に願う人も少なくないでしょう。

しかし、産み分けを行うことに対してはさまざまな意見があり、倫理的な問題も指摘されています。

子どもは授かるものであり、人工的な意図によって手を加えることに対し、批判があることも否めません。

どちらかの性別を非常に強く希望している場合には、産み分けが失敗することでマイナスな感情になってしまう可能性も。

どちらの性別の子どもが生まれても、同じように愛することができる場合にはよいのですが、そうではないケースでは悪い方向へ向かってしまうこともあるのです。

産み分けに対する考え方は人それぞれ。しかし、興味本位だけで産み分けを行うことは控えたほうがよいでしょう。

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デメリットを知ったうえで産み分けを選択しよう

「男の子がほしい」
「姉妹にあこがれる」

など、将来産まれてくる子どもの性別についての考え方はさまざま。

中には、後継ぎ問題など、切実に産み分けを希望する人もいるでしょう。

しかし、産み分けにはデメリットも多いもの。

さらに可能性もそれほど高いとはいえず、希望している性別とは異なる子どもが生まれる可能性も高いのです。

産み分けに対する考え方はさまざまですが、一番大切なことは、子どもが無事に産まれてきてくれること。

そのことを忘れずに、産み分けをするかどうか選択していきたいですね。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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