2018.03.01

妊活で話題の【タイミング法】回数の目安、基本的なやり方とは?

ARTICLE

妊活中の女性が注目しているタイミング法。

「やってみたいけど方法がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、タイミング法の回数の目安や、基本的なやり方について解説していきます。

知識をつけ、タイミング法にチャレンジしましょう。

bambino_banner.png

タイミングを狙って妊活する「タイミング法」

排卵のタイミングを狙って行う妊活「タイミング法」が気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、タイミング法の基本的なやり方や、回数の目安について詳しく解説していきます。

「タイミング法の知識を身につけて実践したい」とお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

正しい知識を身につけることで、ベストなタイミングが見えてくるでしょう。

タイミング法の行い方

自分の基礎体温と排卵日を知る

タイミング法を行うために欠かせないのが「基礎体温をはかる」ということ。

基礎体温というのは、起床後に体を動かさず、そのままの状態で計測する体温を指します。

基礎体温は低温期と高温期に分かれており、体温の数値をグラフ化することで排卵日を予測することが可能です。

一般的に排卵日と予測されるのが、低温期の最後から高温期に入るまでの数日間。

この間にタイミングをはかることで、妊娠の確率がアップします。

しかし、基礎体温には個人差があるため、体温だけで排卵日を予測するのは難しいケースも。

そういった場合には「排卵日予測検査薬」を使用するのがベストです。

検査薬に尿をかけることで、排卵日を予測可能。

朝と夜の1日行うことで、より正確に排卵日を予測できます。

【第1類医薬品】ドゥーテストLHa排卵日予測検査薬 12本(Amazon)

タイミング法は何回行うか

不妊の可能性がない夫婦がタイミング法を行った場合、6周期以内に妊娠する可能性が高いといわれています。

健康な夫婦が1年を通して自然に妊娠しない場合は、不妊の可能性がありますので、タイミング法は6周期~12周期の間、6~12回行うことが目安となります。

タイミング法を行って12周期以内に妊娠しない場合は不妊の可能性もあるため、一度検査を受けてみることをおすすめします。

また、妊活中は「この日に絶対タイミングをとる」など厳しく行うと、ストレスがたまってしまいます。

夫婦の負担にならないよう、無理のない範囲で行うことが大切です。

二人でよく話し合って、タイミングをはかりましょう。

より詳しく病院で検査

排卵日は病院で検査することで、より正確に予測できます。

病院では基礎体温やエストロゲンの値を計測し、排卵日を特定。医師がタイミングをとるべき日にちを指導します。

タイミングをとり、高温期に入ったあとは黄体ホルモンの分泌量を確認。

きちんと排卵していたか、妊娠の可能性があるかチェックしていきます。

医師の指導のもとタイミングをとっていくので、妊娠確率アップに期待できるでしょう。

しかし、病院でタイミング指導を受ける場合は、超音波検査で卵胞の成長を確認したりと排卵日を測定できるまで複数回病院を訪れる必要があります。

また、1周期で必ず妊娠できるとは限りません。

忙しい方は「病院にいく時間がとれるか」しっかり考えてみてくださいね。

生理日に結果をチェック

市販薬である通常の妊娠検査薬では、生理日に妊娠の陽性・陰性を特定することはできません。

これは妊娠後に分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という物質の量が検査薬の反応基準に満たないため。

ほとんどの検査薬はhCGの分泌量が50mIU/mLをこえる生理予定日の1週間後程度から、妊娠をチェックできます。

しかし「生理日から妊娠を検査できる」検査薬であれば、生理日に結果をチェック可能。

生理日から妊娠を検査できるタイプは、感度が高くつくられており、hCGの分泌量が少なくともきちんと陽性反応がでるのです。

ただし、このタイプは薬剤師がいる薬局のみでの取り扱いとなるので注意が必要です。

また、タイミング療法を行っている場合は病院を訪れることで妊娠の確率を確認してもらうことが可能です。

医師の方針によって、妊娠をチェックするタイミングはさまざまなので、詳しくは担当医に問い合わせてみてください。

もっと授かりやすくするための生活

体が冷えないように気を付ける

体が冷えていると、血のめぐりが悪くなり、卵巣や子宮の働きが衰えてしまう可能性があります。

タイミング法を行っている最中や妊活中に冷えは大敵。

しっかりと体を温めることが大切です。 普段入浴をシャワーだけで済ませている人は、温かいお湯にじっくり浸かりましょう。

体全体を芯から温めることで、冷えが改善できます。

また、冷え性にお悩みの方は、就寝時にも注意が必要です。足の先など末端から冷えが生じる場合は靴下を履く、お腹が冷える場合は腹巻を身につけるなどして対策を行ってください。

onj-banner.jpg

お酒やたばこは控える

妊活中はお酒やたばこをできるだけ控えるようにしてください。

とくにたばこに含まれるニコチンは血液のめぐりを悪化させ、卵巣や子宮の機能を低下させる原因となります。

また、妊娠をした場合のアルコール摂取は、胎児に影響を及ぼす恐れがあります。

近い将来妊娠を希望するのであれば、できるだけ早めに飲酒・喫煙の習慣をやめるのがベスト。

飲酒と喫煙の習慣を変えるとともに、コンビニ食なども避け、バランスのとれた食生活・整った生活習慣を心がけることが大切です。

ストレスとならない程度に生活改善を目指していきましょう。

夫婦で会話をして不安を作らない

夫婦関係の悪化はストレスにつながります。

ストレスが蓄積するとホルモンバランスが乱れ、妊活に影響を及ぼします。

不安やストレスをためないためにも、積極的に夫婦のコミュニケーションをとりましょう。

どんな些細なことでもよいので、会話をすることが大切。

今日あった出来事やテレビの話題など、何気ない会話を交わすことで夫婦の絆が強くなっていきます。

また、妊活に対しての意識を夫婦で共通させることも重要。

「どうやって妊活を行っていくのか」

二人でじっくり話し合ってみましょう。

意識を共通させることで、前向きに妊活ができるはずです。

適度な運動を心がける

健康的な体をつくるためには、適度な運動を心がけることが大切です。

ストレッチやジョギング、ウォーキングなど軽めの運動を行いましょう。

気を付けたいのが「運動は体の負担にならない程度にする」ということ。

怪我をするほどのハードな運動は不要。

「気持ちよい」「心が晴れやかになる」と感じる程度の運動が適切です。

運動する機会があまりない方は、ジムやスポーツクラブに通うことも一つの手段。

定期的に適度な運動を行い、健康的な体と心をつくりましょう。

タイミング法で幸せを授かろう

タイミング法は、妊娠確率をアップさせるための一つの手段。

基礎体温をつけ、排卵日を予測することがタイミング法をはじめる第一歩となります。

最初のうちは基礎体温を毎日はかることや、排卵日の予測が億劫になるかもしれません。

しかし、毎日しっかりと自分の体の状態をチェックすることで、より妊娠確率を高めることができるはずです。

生活習慣や食生活の改善を行いながら、妊娠を目指していきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。