2018.08.02

体外受精の料金はどれくらい?治療方法とそれぞれに必要な平均費用とは?

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治療には一体いくらの金額を用意すればいいのでしょう。

安心して体外受精の治療に挑みたい、そのためにかかる金額とはいくらなのか。

平均的な金額を知り、一つのクリニックに絞らず、比較をしましょう。

そうするれば賢いクリニック選びができるはずです。

治療には一体いくらの金額を用意すればいいのでしょう。

安心して体外受精の治療に挑みたい、そのためにかかる金額とはいくらなのか。

平均的な金額を知り、一つのクリニックに絞らず、比較をしましょう。

そうするれば賢いクリニック選びができるはずです。

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基本的に高額な体外受精の料金設定

体外受精を検討するうえで一番気になるところは、料金ではないでしょうか。

高すぎても出せないし、家族の了承も必要でしょう。

この体外受精の料金設定というのは、クリニックによっても違います。

それぞれの平均的な料金を知ることから、今後の体外受精の計画を立てることができます。

まずは料金の比較検討をし、失敗や後悔をしないためになににいくら必要なのか、いくら用意すればいいのか、だいたいの料金を知りましょう。

体外受精の治療別平均料金

治療がうまくいけば次の段階に進めますが、そうではない場合もあります。

体外受精、それぞれのステップごとの平均金額と治療の手順について明確にイメージします。

ただし、あくまでも目安です。

クリニックやその人それぞれの治療には、個人差もあります。

参考程度に考えましょう。

排卵の誘発と採卵で約10万円

排卵の誘発には、ロング法やショート法といったさまざまな方法があります。

この治療にも種類があり、料金はそれぞれ違いますが、平均的な値段は10万円といったところでしょう。

治療法は、アゴニストという点鼻薬と排卵誘発剤の注射をスケジュールにそって打ちます。

このスケジュールの期間がロング法、ショート法とそれぞれ異なるため、呼び名が違うわけです。

その後、採卵といって卵子を吸引して体外に取り出します。

受精卵と精子の培養に約13万円

取り出した卵子に精子を培養します。

培養した受精卵のことを胚といいます。

この胚を培養し、質のいい状態になってから、また子宮に戻します。

このタイミングが重要。培養することで着床しやすい胚かどうかを見極めます。

また、この培養の期間にできた状態のいい胚の冷凍保存をすることが可能です。

冷凍保存しておけば、妊娠できなかった場合や2人目の子供を望む場合に、再びこの質のいい状態の胚を移植することができるのです。

こういった冷凍保存をすることができるのかはクリニックに聞いてみるといいでしょう。

胚移植や薬剤投与で約15万円

胚を子宮にもどします。

一般的に採卵してから3~5日後が移植日となります。

個人差はあるのであくまでも目安として考えます。

場合によっては、受精卵をうまく着床させるための薬剤投与をし、妊娠成立を目指します。

移植したままだと流れてしまう可能性もあるため、黄体ホルモンといった薬剤を投与します。

薬剤投与で、少しでも妊娠の可能性を高めましょう。

この治療には約15万円がかかってくることになります。

体外受精の料金が高くなる理由

体外受精、やはりどうしても金額が高くなってしまいます。

なぜここまで高額な値段を支払わなければならないの?赤ちゃんが欲しいと考えているだけなのに…。

それには理由がそれぞれあるのです。

保険適用されないこと、そしてなによりこの治療は難しいこと。

容易ではない体外受精、料金が高くなるのも納得です。

保険適用されない

体外受精は、自由診療になります。

自由診療には保険は適用されません。

保険がきかないと、医療費はどうしても高くなってしまいます。

クリニックごとで金額に大きな開きが出てしまうのもこの自由診療が原因とも言いえます。

体外受精1回の診療に30万円前後という所もあれば、80万円にもはねあがる場合もあります。

さらに治療回数が重なればまた追加で料金は発生します。

最初に見積もりを出してもらうことは重要です。

保険適用がされない分、不安なところは初めにクリニックと相談しましょう。

高度な技術が必要

体外受精の治療には高度な技術がいります。

受精卵が着床しやすい状態にするための培養。

ここの見極めるタイミングが難しいとされています。

受精卵を培養し、また卵子へと戻さなければなりません。

このとき、質のいい状態にまで培養します。

要するに着床しやすい受精卵なのかどうかの判断に技術がいるのです。

こういった技術面にもお金はかかります。

体外受精に必要な技術料、そういったこともお金と密接関わってくるのです。

成功率が低い

100%成功はしません。

なかなかうまくいかないのも体外受精の難点。特に1回目の成功率は25~30%と低いです。

これはクリニックで数値は変わってきます。

ただ、若い年齢での成功率のほうが高く、幅広い年齢の患者の多いクリニックだと成功率もその分低くなります。

しかし、治療法にも左右されるため一概にはいえません。

回数を重ねるごとにこの体外受精の成功率はあがります。

そのため、年齢があがるほど回数を重ねることができず、成功率も低いまま。

若いうちから治療をすすめると成功率が格段にあがるのは、この回数をこなすことができるという理由もあるのです。

体外受精の料金を抑える方法

高額になってしまう体外受精、この料金を少しでも抑えるには、どうすればよいのでしょう。

それにはしっかりとした下調べをすることです。

料金の負担をへらすことはできます。

助成金などもうまくあわせて使ってみましょう。

不妊治療の費用は高額です。

しっかりと調べておけば後悔なく、不妊治療に挑めます。

目星をつけたクリニックの料金を比較する

クリニックにより差があります。

そのため、治療したいクリニックを調べ、料金をしっかりと比較しましょう。

クリニックのサイトにはしっかりと記載されているところもあります。

分からなければ問い合わせをしてみましょう。

保険のかからない高額なものです。

ここはしっかりと調べることが重要。

治療法により金額の差もあり、サイトの紹介だけでは分からないことも多いです。

一度、しっかり話を聞くという姿勢でいろいろと比較検討をしてみましょう。

自治体の助成金制度を利用する

自治体でも不妊治療に関して、助成してくれるものがないか調べましょう。

1回につき30万円まで、2回目でも15万円の助成をしてくれる制度があります。

ただし、注意するべきは年齢制限や年収制限が設定されている場合があることです。

40歳未満の女性ならば6回、40歳以上なら3回で、所得にも制限があります。

夫婦合わせて730万円の制限があるため、しっかりと自治体に確認をしてみましょう。

便利な助成制度もはっきりと理解していなければ使えません。

自分たちには適用されるものがあるのかを調べることをおすすめします。

確定申告で医療費の控除を受ける

高額な医療費は確定申告をすることで、いくらか戻ってくることがあります。

体外受精で高額になれば、医療費の控除をしましょう。

1年間の不妊治療で発生した費用から、助成金の金額を差し引き、10万円以上になったものに関してなら、控除をすることができます。

上限は200万円です。

不妊治療での費用は自然と高額になってしまいます。

しっかりと領収書を手元に残しておき、1年間の費用を計算してみましょう。

10万円以上になるのであれば、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。

不妊治療に使える保険に加入しておく

体外受精において、顕微授精には保険が適用されるものがあります。

この顕微授精、健康保険では適用されず、治療費として通常30万円~40万円が1回につきかかってきます。

これらが保障対象となる「シュシュ」という医療保険が不妊治療に役立つでしょう。

ただし、加入後すぐに保障をされるわけではありません。

シュシュでは、加入2年後からの保障となります。

保険加入で不妊治療に備えるのは大事です。

しかし、注意事項をしっかりと理解し、保険加入を検討してみてください。

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余裕を持って資金を用意しよう

体外受精は高いです。

いかに費用を抑えようとしてもかかる金額は高額になるため、最初の備えは大事です。

体外受精は、1度でうまくいく場合も、もちろんあります。

しかし、年齢や体質によってはなかなかうまくいかないものです。

着床までに時間がかかってしまったりと、なかなか成功しなければその都度お金は発生します。

保険や助成金などをうまく使って、資金に余裕を持って不妊治療をすすめましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。