2017.12.02

【子宝神社】東北にある子宝パワースポット4選!

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東北地方、北陸地方の子宝スポットは、民話の中に登場するところもあり、全国的にも有名な子宝神社などが、各県にいくつもあります。

ただし雪国ですから、寒い季節の参拝には、十分な注意が必要です。

防寒対策はもちろん、滑る足元にも気を付けましょう。

子どもは天からの授かりもの、という言葉がありますが、東北や北陸地方へ旅行した際には、ご利益があるとされる子宝スポットで、天(神様)にお願いしてみましょう。

◆【岩手県】大沢金勢神社

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岩手県には、金精神(金勢、金清、金生、魂生、根性、根精など)を祀っている金勢神社と呼ばれる神社が多数ありますが、花巻市に位置する大沢金勢神社は、盛岡にある巻堀神社から昭和46年に分社された、大沢温泉にある比較的新しい神社です。

本宮は、温泉から3㎞ほど離れた大久保山に鎮座していますが、冬の間は、温泉敷地内に仮宮が移されます。

本家の巻堀神社は「金精」信仰の源とされるため、大沢金勢神社のご利益も「縁結び、子宝、安産」で、ご神体は重さ150kg、長さ1.4mのケヤキの金勢様と呼ばれる男根です。

例大祭では、このご神体が男たちに担がれて温泉街を練り歩き、その後、大沢温泉の露天風呂で、半纏姿の女性たちが洗い清める「入浴の儀」という大沢温泉金勢祭りが開催されるところとして知られています。

儀式には一般参加者含めた女性陣が、木製のシンボルに乗ったりお風呂に沈めて一年の垢を洗い清めたりと、まさに体当たりの内容で、金勢様が入った温泉に入浴すると、縁結びや子宝に霊験があるとされています。

● 子宝に関する由来

もともと金勢様は、道祖神のように「境の神」として、未知の世界との接点に祀られた神ということで、畏怖の念を持って人々に厚く信仰されてきました。

金勢様が入った温泉に入浴すると、縁結びや子宝に霊験があるとされていますが、温泉そのものにも安産のご利益があるとされています。

また、祠の横には、立派な石の男根像もあり、しっかり子宝についての願いをし、その後にご神体である男根像を撫でると効果があるといわれています。

● 基本情報

大沢金勢神社
住所:岩手県花巻市湯口字大沢
電話:なし
交通アクセス:JR東北本線「花巻駅」より、岩手県交通バス「新鉛温泉行き」で約26分、「大沢温泉バス停」下車、温泉街から約3㎞
公式HP:なし

◆【宮城県】山神社 (やまのかみしゃ)

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1141年、現宮司家の祖先が建立したと伝えられる山神社は、山の女神である木花佐久夜比賣命(このはなさくやひめ)をご祭神として祀り、良縁(縁結び)・子授・安産・子育にご利益があると、大きな信仰を集めています。

宮城県内はもちろん東北一円、さらに関東や北海道からも多くの参拝者が訪れる、人気スポットです。

境内は、季節ごとにサクラやツツジ、アジサイなどの花々を楽しむことができ、社殿裏手には本格的な日本庭園もあり、周囲の自然と見事に調和した美しい佇まいに魅せられる人も少なくありません。

● 子宝に関する由来

山の神様である木花佐久夜比賣命(このはなさくやひめ)は、山をお守りし、山から物を生みだすことで知られていますが、安産や子授け、子育ての神様としても信仰されているのは、木花佐久夜比賣命の伝説があるからです。

昔、行脚をしていた僧が観音様を背負って行脚していた修行僧が病にかかり、地元の人の看病で回復。
そのお礼に置いていったのが観音様で、それが安産の神様・木花佐久夜比賣命であったという伝説です。

祈祷した後に、枕やお守りの他、お米をいただきますが、いつも食べているお米に、いただいたお米を排卵日に混ぜて炊いて食べると、子宝に恵まれるとされています。

また、東北地方では、安産祈願の際に神社から安産枕をいただき、無事に出産を終えると新しい枕を作って奉納するという「安産枕」という風習が根付いていますが、山神社でも安産枕をもらうことができます。

● 基本情報

山神社
住所:宮城県遠田郡美里町牛飼斉ノ台37
電話:0229-33-2082
交通アクセス:JR東北本線「小牛田駅」より徒歩20分、タクシーで約3分
公式HP:なし

◆【秋田県】唐松神社

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安産と子授けの神として有名な唐松神社は、 “女一代守神”として知られるお宮で、ご神体は神功皇后の腹帯ともいわれ、全国各地から多くの人が参拝に訪れる人気の神社です。
また古代豪族・物部氏との関わりの伝承もあり、歴史ファンにとっても見逃せないスポットとなっています。

一般的には、神社は山の中腹や高台など、少し高い所に建てられるものですが、唐松神社の拝殿は階段を下っていく低い場所、参道の下にあります。

その理由についてはいろいろな説がありますが、階段を下りて周りを見渡すと、”子宮”の中で守られているようにも感じられます。

参拝の際には、まずこの感覚を味わってみてください。

● 子宝に関する由来

唐松神社のご祭神のひとつ”神功皇后”は、応神天皇を身ごもり、石を腹に当て、腹帯で巻いて冷やす事で出産時期をずらし、三韓征伐をなし終えた後に出産したという逸話があります。
その逸話から、安産と子授けにご利益があるとされていますが、子宝のパワーが強いのは唐本殿ではなく、その境内にある天日宮(あまつひのみや)です。

宮の周囲は、お堀のような石と水で円形状に囲まれていますが、宮の裏に3つの形の違う”石(玉鉾石、女石、男石)”が鎮座しています。
この3つの石を廻りながら撫でることで子宝に恵まれ、安産になるといわれています。

また、参道には大きな狛犬や細工が施された石灯篭があり、狛犬の胸には顔の形の飾りに鈴が付けられ、左右の狛犬の足元には玉や子供が彫られています。

拝殿の中にもたくさんの鈴が奉納されていますが、これらは、子宝・安産祈願によって無事に子どもを授かった人が、お礼に奉納した喜びの鈴だといわれています。

● 基本情報

住所:秋田県大仙市協和境字下台84
電話:018-892-3002
交通アクセス:JR「羽後境駅」より、徒歩約15分
公式HP:なし

◆【山形県】大宮子易両(おおみやこやすりょう)神社

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羽前・羽後地方の鎮護と人々の生命の守護神として712年に創建された大宮子易両神社は、安産、子育ての神として有名な古社です。

山形県屈指のパワースポットとして知られるだけに、自然に囲まれた場所にあり、神聖な雰囲気が漂っています。

また、雪深い場所にあるため、冬には、神社の周りに雪の壁ができるほどで、冬場の参拝は、防寒対策を十分にして行きましょう。

この地域では昔、お産のときは簡素な産屋(うぶや)で、地域の住民と産婆さんが助け合って出産していたそうです。

医療技術が発達していなかった時代、出産は命がけだったそうで、東北地方に残る「安産枕」という風習も、そうしたことから生まれたようです。

その信仰が現在も残っており、拝殿の隅に50個ほどの枕があり、「自由にお持ち帰り下さい」と書かれた札があります。

● 子宝に関する由来

大宮子易両神社の子宝祈願スポットは、拝殿から少し離れた場所にある八角形のお堂に祀られている男性器と女性器の形をした男根石と女陰石です。

男根石には「金丸太郎」、女陰石には「種沢花子」という名が付けられており、自然に出きた形ということですが、男根石の方はなかなかリアルです。

古来より安産・子育て・子授けの神として信仰されており、やさしく撫でることで、子宝パワーがアップするとされています。

この神社には、2人の男女の恋物語があるそうで、ぜひとも夫婦で訪れ、山形県屈指のパワースポットのエネルギーを感じてみてください。

● 基本情報

大宮子易両神社
住所 山形県西置賜郡小国町大字大宮237
電話: 0238-62-2347
交通アクセス:JR米坂線「小国駅」より、バス乗車。「大宮」下車後、徒歩2分
公式HP:http://www.town.oguni.yamagata.jp/tourist/map/spot/look/oomiya/oomiya.html

以上、子宝のパワースポットとして有名な東北地方の神社をご紹介しました。

お参りしたら必ず子供を授かるということではありませんが、多くの妊活女性が訪れるパワースポットですので、近い神社や興味がある神社があればぜひ足を運んでみてくださいね!

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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