妊活は妊娠への不安や周囲からの期待の大きさに、ストレスが溜まり肉体的な疲労も多くあります。
妊活を楽しく過ごすために子宝にご利益がある神社にお参りに行きましょう。
神社でお参りすることは不妊の原因にもなるストレス発散や気分転換に効果的です。
神社の入り口には鳥居があります。
鳥居は「一の鳥居」「二の鳥居」と、順番に一礼してから鳥居をくぐって神社に入りましょう。
参道では参道の中央を「正中」といい、中央は神様が通る道なので、参拝者は中央を通ってはいけません。
参道の左側を通り中へ進みましょう。
身を清めて参拝するのが一般的な作法といわれますが、毎回滝に打たれて身を清めるわけにはいかないため、身を清めると同様の効果があるといわれる「手水舎」で、手や身体を清めます。
右手に柄杓を持ち左手を清め、左手に柄杓を持ちかえ右手を清め、左手で柄杓を持ち右手平に水を溜め口をすすぎ、右手を清めたら最後に柄杓に水がかかるように左手にかけて柄杓を元に戻します。
参拝はまず一礼し、鈴がある場合は鈴を鳴らし、お賽銭を静かに賽銭箱に入れ、「二礼」神様に向かってお辞儀を2度します。
「二拍手」神様に向けて2回拍手をする、これは自分が素手であり神様に対して素の状態だという意味があります。
「一拝」深くお辞儀をする。
この「二礼二拍手一拝」が基本の参拝方法です。
最後に鳥居を出てから一礼することも忘れないようにしましょう。
お参りすると妊娠力が高まることは科学的にも証明されている事実です。
「元気な赤ちゃんが授かれますように」という前向きなお祈りは、脳内でオキシトシンというホルモンが多く分泌され、ストレス軽減に効果があるだけでなく、血圧の上昇を抑制したり免疫力のアップも期待できます。
ストレスが多く溜まる妊活は、コルチゾールという、イライラしたり身体に悪い影響がある物質を多く分泌させてしまうため、一層妊娠しにくい身体にしてしまうことも考えられるのです。
コルチゾールの分泌を減らすためには、リラックスしてストレスを溜めないことが望ましいのです。
お参りすることで、他人には打ち明けられない不妊の悩みやストレスが軽減し、気分的にも肉体的にもリラックスすることは、よいホルモンであるオキシトシンの分泌を促進します。
東京水天宮といえば、戌の日に安産祈願をすることでとても人気がある神社ですが、安産祈願だけでなく子授けのご利益がある神社です。
水天宮の本宮は九州の久留米水天宮になります。
有名な東京水天宮は明治4年に分霊社となったものです。
築後地方やハワイなどにも水天宮の御分霊社があります。
東京水天宮では、妊活中には嬉しい「子授け御守り」があります。
この「子授け御守り」は2000円ですが、購入時に名前など伝えることで、次の日に名前を読み上げてご祈祷をしてもらえます。
東京水天宮の社殿の右横にある、母子犬の像は子宝に恵まれるという御利益スポットになっています。
犬は子どもを多く生みお産が軽くすむといわれ、安産や子授かりにご利益があるといわれます。
母子犬の周りに干支が刻まれた丸い球のようなものが12個あります。
その球体の自分の干支を撫でてお願いすると、子宝ご利益があります。
ぜひ、参拝の際には自分の干支の球を撫でてくださいね。
東京都赤坂にある日枝神社は江戸城築城の際に川越から勧誘し建てられた江戸の鎮守の神様であり、現在では産業全般の神様として金運や仕事運アップにご利益があると人気のスポットです。
日枝神社には恋愛の神様として知られる伊弉冉神も祀られ恋愛成就や、子宝安産育児にもご利益があるといわれています。
日枝神社にある子宝や安産にご利益があるとされるパワースポットは、本殿に向かって右左横に猿の像があります。
向かって右は雄の猿、左は雌の猿で雄猿のご利益は「商売繁盛」、左の子猿を抱いている雌猿は「子宝」や「安産」にご利益があるといわれ、妊活に人気のスポットです。
日枝神社のお守りも妊活に効果があるものがあります。
日枝神社の御祭神である大山咋神は「丹塗の矢に化身し、玉依比売は川から流れた矢を持ち帰り寝床に置くと神の子を宿した」という伝説から、「子授矢」や「子授守」と呼ばれる矢をモチーフにした子授かりのお守りは、妊活をする方にとても人気になっています。
埼玉県鴻巣市にある鴻神社は、地名からも妊活に効果がありそうな「コウノトリ」の伝説がある神社です。
赤ちゃんを運んでくるといわれるコウノトリが神の使いとして祀られている鴻神社は、子宝に恵まれる神社として人気があるスポットです。
境内には妊活に効果がある「夫婦銀杏」と呼ばれる雄と雌の銀杏の御神木や、「子授け・安産のご神体」といわれる樹齢数百年の桧の大木の根元に出来た大きな「こぶ」は、桧が生んだ塊として子宝のご神体となっています。
鴻神社では子授けの祈祷をおすすめします。
二羽のコウノトリが祀られている社殿で行われる祈祷はとても神聖なパワーがあり、祈祷後にはコウノトリ伝説にちなんだ「コウノトリのたまご」のお守りや子授け御守りがいただけます。
コウノトリのたまごのお守りを頂いてから子どもを授かったという方も少なくないそうです。
コウノトリのたまごの御守りや子授け守りは祈祷しなくても境内で購入することも出来ますが、せっかく妊活で行くのでしたら是非ご夫婦そろって御祈祷されるとよいですね。
千葉県銚子市にある菅原神社は同じ敷地内にあった御産宮から移された「子産石」とよばれる石が90個ほど保管されています。
この子産石をお腹に抱いてお願いすると子どもが授かるといわれ、子産石を抱くことが出来る春と秋の祭礼が妊活する方にとても人気です。
普段は無人で静かな菅原大社も、この祭礼の時には日本全国から子授け祈願や、安産祈願に訪れる方や、バスツアーなどにもなっていることから、たくさんの参拝者が訪れます。
春の子授祭礼に参加し秋にはご懐妊されたという方もいらっしゃるほど、この子産石を抱いてお参りしたことで子宝に恵まれた方が多いことから、子宝にご利益がある強いパワーを感じる神社です。
山梨県にある身曾岐神社の「みそぎ」とは、「きれい」になることを指すのです。
目に見えない心や運命までもきれいにして1日1日を楽しく、明るく生き生きと過ごすことを重んじてきれいになった心と体こそ願いが叶うと考えられています。
アナウンサーの高島彩さんが妊活で訪れ、旦那様であるゆずの北川悠仁さんと祈願後に無事に子宝に恵まれたことから、子授かりの神社として人気があるスポットです。
身曾岐神社の御神木の杉は「子宝の杉」ともいわれ、女性は左回り男性は右回りで祈願しながら木の周りをまわると願い事が叶うといわれています。
身曽岐神社では、胸に秘めた夢が成就・成功するようにとご祈念された森本千絵さんデザインの「夢かなう御守り」も販売されているので是非購入したいです。
大阪府にあり「すみよっさん」といわれるほど府民には親しまれている住吉大社は、全国に2300社以上ある住吉神社の総本社であり下関にある住吉神社と博多にある住吉神社と共に、日本三大住吉と呼ばれています。
子宝神社として有名な住吉大社境内には、子宝の神様として「種貸社」があります。
種貸社の祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)であり、穀物の神として日本神話にも登場する神様です。
倉稲魂命は穀物の稲の神様であり、稲には繁殖の穀霊が宿っているといわれ子授けの神として有名です。
この種貸社で初めてご祈祷をお願いすると御守り、絵馬、種貸人形がセットになった「子宝祈願」が授与されます。
この種貸人形は、ふくよかな女性が優しい笑顔で子どもを抱いている置物で、妊活にご利益が期待できるといわれて人気がある人形です。
祈祷をして頂いた種貸人形のご利益で子宝に恵まれたは方は、種貸人形を本殿に奉納するのが習わしとなっています。
数えきれないほどの奉納された種貸人形は、ご利益があった方のうれしい数でもあり、妊活に大いに期待をもたせてくれます。
愛知県名古屋市にある伊奴神社は、伊奴姫神がご祭神であり御神徳は子授け、安産、夫婦円満、家内安全の神様であり、伊奴神社の名前の由来にもなっています。
伊奴神社が建てられたのは約1330年前になり、その当時水害で困っていた農民を山伏が御幣によって救い、その御幣に入っていたものが、犬の絵馬と犬の王と書かれた紙でした。
再度水害になった時に山伏に「御幣を埋め、社を建て祀れ」と云われて建ったのが伊奴神社と言われています。
境内横には「犬の王」の石像があり、犬は安産する(お産が軽い)ということで安産や子授けにもご利益があるといわれています。
伊奴神社では子授祈願祭が3カ月に一度程度行われており、通常の子授祈願の子授守り赤・白、御札、御札立て、お茶、お菓子、社報以外に勾玉御守りを特別にいただくことができます。
九州の北九州市にある東大野八幡神社は、666年に八幡大神の神霊が顕出したことにより創建された長い歴史のある神社で、鎮守の杜と子授の宮と呼ばれ九州でも人気のある子授かり神社です。
境内の中には、樹齢500年を超える杉のご神木があります。
杉科・杉属の木には珍しく枝が何通りにも枝分かれしていることから子孫繁栄・子宝の象徴といわれ、子宝成就のご神徳を仰ぎお願いする方が多く参拝します。
東大野八幡神社では、子宝の象徴といわれるご神木の杉の実を中に収めた「子宝お守り」が販売されています。
訪れた際には、子授祈願祭を申し込み御祈願後にご神木に触れることで、ご利益が一層高まると期待されています。
北海道にある北海道神宮は、冬の間は雪が降り積もり参拝が困難だったため、札幌の中心市街地に遙拝所として、北海道神宮の頓宮が建造されました。
北海道神宮頓宮には、日本でも珍しい子犬とじゃれる狛犬の像があります。
この珍しい子犬がじゃれる狛犬の像を撫でると子宝に恵まれるといい伝えられ、国内外から参拝者が訪れて狛犬を撫でていきます。
この狛犬の像は北海道最古の狛犬といわれます。
北海道神宮の御祭神である大那牟遅神は多数の女神と結婚し、180柱以上の御子神をもうけたといわれ、夫婦円満や子宝にもご利益があるといわれ、北海道内だけでなく遠方から子宝祈願に訪れる人が多いことでも人気のスポットとなっています。
妊活は精神的にも肉体的にも、疲労やストレスが溜まりやすい傾向にあります。
疲労やストレスを溜めることは妊娠にはよい影響とはいえません。
ストレスが無くリラックスした日々が、妊娠しやすい身体をつくります。
夫婦のどちらか一人が頑張っていても妊娠することは難しく、やはり夫婦二人の努力が必要だといえます。
妊活中にストレスを溜めた結果、イライラして夫婦喧嘩になることも少なくありません。
夫婦二人のストレス発散や気分転換も兼ねて、ドライブしながら子宝神社を参拝することは、身体にとってもとてもよいことです。
気分転換したり新鮮な空気を吸う事で、身体の中のストレスが無くなりリラックスできることで、夫婦間の相手を想う気持ちの変化にもつながります。
次のお休みには、ストレス発散と子宝祈願をかねて、夫婦で子宝神社に参拝に行ってみましょう。