2017.11.28

妊活ですぐできた人がしていた事とは?二人目を妊娠するポイント

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妊活は、そう早く結果が出ることはあまりありません。

しかし妊活を始めたらすぐにできた、という人も中にはいます。

妊活ですぐにできたという人には、成功した秘訣があるものです。

また、二人目妊娠では気を付けたい点が多くあるので確認していきましょう。

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妊活に成功した女性がしていたことは?

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基礎体温をつける

妊活に成功した女性の話を聞くと、基礎体温をつけていたケースが大変多くみられます。基礎体温は、排卵周期を知る上でとても有効なものですので妊活には必須といえるでしょう。

また婦人用の体温計さえあればすぐに始められるので、すぐにでも始めやすい方法です。婦人用の体温計は、普通の体温計よりも細かく体温を測れるので妊活中の基礎体温の計測にはおすすめです。

より細かく体温が測ることができると、細かい体温の変化にも気付くことができます。この基礎体温をつけることで、排卵日を把握して妊娠しやすいタイミングを知ることができるのです。

基礎体温とは、朝目覚めたら体を動かさない状態で測った体温のことをいいます。横になったままで体温を測り、それを毎日グラフにして記録していきましょう。すると、排卵日を境にしてグラフが二層になるのが分かります。その境目こそ、排卵日なのです。

この排卵日を知ることは、妊活において非常に重要なポイントです。基礎体温は、紙にグラフを書いていく方法がありますが、最近では、スマホのアプリで管理していく方法が主流となりつつあります。スマホならば管理もらくなので、大変おすすめです。

排卵検査薬で排卵日を測る

基礎体温を測るとともに、排卵検査薬も排卵日を知る上で非常に有効です。排卵検査薬にもさまざまありますが、主なものでは排卵日近くなると分泌されるホルモンの数値を測ります。

ホルモン値が高くなるとラインが出始め、ホルモン値が高くなればなるほどラインが濃くなります。そしてラインが最も濃く反応した日が、排卵日ということです。

ただしこの排卵検査薬は、反応の濃度が人によって異なります。はっきりと排卵日が分かる人もいれば、なかなかわかりにくいという人も。しかし排卵検査薬と基礎体温をつけていれば、排卵日をより正確に測ることができるでしょう。

排卵検査薬は、ドラッグストアでも購入することができます。お店によっては、薬剤師がいない時間には購入できないところもあるので注意しましょう。店頭に置いていない場合には、一度スタッフに商品があるか確認してもらうといいですね。

タイミング療法を行う

妊活を成功させるには、卵子が受精しやすいタイミングをとることが重要です。卵子の寿命は、排卵から12~24時間と非常に短いのが特徴です。そのため排卵日をより正確に知り、その上で受精しやすいタイミングを計っていくことが大切なのです。

一番受精しやすいタイミングは、排卵日の二日前とされています。卵子の寿命の短さから考えて、排卵日では卵子の寿命が終わってしまっていることも考えられます。そのため、排卵日の前からタイミングをとっておくと効果的といえます。

排卵日の前からタイミングをとっていれば、排卵されたときに精子がすでにスタンバイ状態になっている状態を作れます。すると、より新鮮な卵子との受精が可能なので、妊娠しやすいと考えられています。

排卵日の二日前、前日、当日と連続してタイミングをとっていけば、より受精が成功する確率を上げられます。排卵日前に何度もタイミングをとれば、例え排卵日がずれていたとしても受精できる可能性が上がるでしょう。

子宮卵管造影検査を受ける

子宮卵管造影検査は、子宮や卵管の病気を見つけるための検査方法です。この検査によって、癒着やポリープなどの病気を発見する事ができます。

子宮内に細いチューブを入れ、そこから造影剤を注入していきます。すると造影剤が子宮や卵管、骨盤に拡がっていく様子を、レントゲンで見ることができるのです。

この子宮卵管造影検査、本来は妊活の目的で行っているものではありません。しかし、造影剤が卵管を通ることによって卵管の詰まりが解消されることもあります。この影響で卵管が詰まってしまっていて妊娠しにくかったケースでも妊娠にいたりやすくなることもあります。

妊活そのものの方法ではありませんが、不妊の原因を調べる方法としても有効な子宮卵管造影検査。結果的には、妊活を成功させる近道となる可能性があります。そのため、実際に子宮卵管造影検査を受けた後に自然妊娠したというケースも多くみられます。

顕微授精で妊娠する

顕微授精とは、約20年前に開発された方法です。顕微鏡を使い、卵子に直接精子を注入して受精卵を作り子宮内に戻していく方法です。

体外受精と似ていますが、体外受精の場合は卵子に精子をかけて自然に受精するのを待ちます。その点、顕微授精は、卵子に一つの精子を確実に注入していきます。ちょっとした違いですが、顕微授精の方が受精させられる確率は高くなります。受精率は、約50~70%といわれています。

しかし受精が成功しても、子宮内膜に着床しなければ妊娠は成立しません。この着床に至る確率は、約5.6%と決して高い数字ではないのです。顕微授精は、卵子や精子に何か問題がある場合に実行されることが多い方法です。費用も高く、保険も効かないため、気軽にできる方法ではないのです。しかし受精率は非常に高いので、なかなか受精にいたらないのであれば有効な方法といえますね。

あとは、着床しやすいような健康な体作りをしていきましょう。妊娠において重要となる受精の確率が上がるだけを考えても、顕微授精は大変有効といえます。

運動をして代謝を上げる

運動をすると、体内の代謝が上がって活性化します。代謝が上がると体にはいい効果が多くみられ、血流がよくなったり免疫力が上がるといわれています。

代謝が上がるということは、体内の細胞がより効率的に生まれ変わるということ。つまり、体の奥底から健康になれるということなのです。

妊娠には、健康な体が欠かせません。そうした面において、運動して代謝を上げることは大変有効です。また免疫力も上がるので、健康を維持しやすく妊娠しやすい体つくりが可能となります。

葉酸サプリメントを利用する

妊娠すると通常よりも多く摂取する様に推奨されている葉酸。この葉酸は、妊娠前からしっかりと摂取していくことが大切です。

葉酸は赤血球を作り出すことができ、全身の血流が良くなるとされています。そのため子宮や卵巣の働きがよくなって妊娠しやすくなる、ともいわれているのです。

しかし葉酸は、食材からは摂取しにくい成分の一つです。水に溶けやすい上に熱にも弱いので、普段の食事では十分な量の葉酸が摂れないケースが多いでしょう。

そこで、確実に葉酸を摂取できるサプリメントを効率よく摂取しましょう。妊活中や妊娠中は、通常よりも多くの葉酸が必要です。そのため葉酸サプリメントも、妊活や妊娠線用のサプリメントを選んでいくと葉酸含有量が多くて安心です。

カフェインを極力取らない

コーヒーや紅茶、お茶などに含まれるカフェインは、利尿作用があることや体を冷やしてしまう効果があるために不妊に繋がる場合があるとされています。

カフェインが妊娠を妨げるとはっきり断言できる訳ではありませんが、妊娠が上手くいかなくなる可能性のひとつではあるのです。また流産のリスクが上がってしまうともいわれているので、妊活中はカフェインを多く摂らない方が賢明といえます。

目安としては、一日にコーヒー1~2杯までといわれています。どうしても気になるようであれば、カフェインレスのコーヒーを利用していくのもいいでしょう。

「デカフェ」と表記された商品も、カフェイン量が非常に少ないのでおすすめです。コーヒーだけでなく、紅茶、日本茶、そのほかさまざまな食品にカフェインは含まれているので特に注意していけるとよさそうです。

マカを摂取する

マカといえば、妊娠しやすくなる成分として有名です。これは、マカが持つ栄養素のさまざまな効果によるものです。

例えば、マカはホルモンバランスを整えてくれる効果があります。生理不順を整えて、排卵周期を整えてくれるのです。そして冷え症の改善や新陳代謝の活性化にも作用するので、妊娠しやすい体つくりをサポートしてくれます。

マカはアブラナ科の多年生植物ですが、日本においては植物から摂取することは難しいでしょう。ですので、サプリメントでとることが一般的といえます。マカは、男女ともに妊娠しやすい体つくりの効果が期待できるので、夫婦で摂取していくといいでしょう。

冷え対策を行う

特に女性に多い症状である冷え症。体が冷えてしまっていると、体内の巡りが悪くなってしまいます。さらに代謝も落ちて、体内のあらゆる機能が低下してしまうのです。すると妊娠しにくい体質になってしまうことも多く、不妊の原因の一つともいえます。

冷え症でなくても、体が冷えるのは極力避けていくことが大事。衣服を工夫したり上着やブランケットを持ち歩いて、いつでも冷え対策ができるようにしておきましょう。

また冷たい飲み物や食べ物を控えるだけでも、冷え対策としては大変有効です。飲み物はなるべく常温や暖かいのものにするなども、とても有効な冷え対策といえます。

半身浴を行う

半身浴は、体をしっかりと温めることができます。体が温まると、代謝が上がって体内の機能が向上につながります。すると子宮や卵巣も活発化して健康となり、妊娠しやすくなるのです。

ただ入浴するだけでも効果的ですが、半身浴ならば長時間入っていられるのも利点のひとつです。リラックス効果もあるので、ストレス発散にも大変効果があります。半身浴後は、湯冷めをしないように心がけていきましょう。

靴下を重ね履きする

心臓から最も遠い足は、一番冷えやすい部位といえます。足だから妊娠には関係ないと考えてしまう人も多いですが、体の一部が冷えていると体全体の体温にも影響してくるものです。そのため、例え足の指先であっても、冷えは決して無視できないものなのです。

そこで、靴下を重ね履きして冷えを改善していきましょう。重ねて履くだけでも、地面から来る冷えを大幅に軽減することができます。また靴用のカイロなどを使用しても、冷え対策としては有効ですね。

体を温める食材を食べる

体表面から温めることはもちろん重要ですが、体の内側から温めることも大切です。そのためには、体を温める食材を積極的に食べていきましょう。

温かい食べ物や飲み物だけでももちろん効果はありますが、それにプラスして体温を上げ得てくれる食材も摂っていくことをおすすめします。特に、生姜やにんにく、長ネギ、ニラ、大根などの野菜の他、梅干しや納豆、そば、海藻などもおすすめです。

これらを積極的に摂取することで、体内から温めて健康な体を作ることができます。また栄養バランスのよい食事を心がけて、多くの栄養素を摂取するようにするとさらによいでしょう。

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湯たんぽを使う

冬によく使う湯たんぽは、体を芯から温めてくれる優れものです。最近では使い捨てのカイロが主流となっていますが、熱くなりすぎる場合がありますので低温やけどには注意しましょう。

その点湯たんぽは、繰り返し使えるので非常に経済的です。お湯を入れるだけでできるので、手軽なのも嬉しいポイントです。そして最近では可愛いデザインの湯たんぽも、大変多く発売されています。

また、熱くなりすぎることもなく、適温で長時間使えるのもメリットといえます。特に寝る時は、湯たんぽで足元を温めていくとよいでしょう。特に冷えやすい足元こそ、湯たんぽが大活躍するのです。

ヨガをする

女性に人気のヨガは、実は妊活においても非常に妊娠の効果が高いとされています。激しい運動ではないヨガですが、体をしっかりと温めることができることがポイントです。運動が苦手な女性でも、ヨガならば簡単に体を動かして温められるでしょう。冷えは妊活の大敵なので、これは大変嬉しい効果ですね。

またリラックスすることができるので、ストレスの軽減が期待できます。ストレスは妊活において、非常に大きな影響を与えてしまい不妊となるケースも少なくありません。そしてリラックスできることでホルモンバランスが整い、くるってしまった排卵周期も正常に戻ってくるのです。

最後に骨盤のゆがみが改善されると、排卵がスムーズに行われるようになるといわれています。こうした理由から、ヨガは妊活に有効といわれるのです。

適正体重を保つ

女性の体は、とても繊細にできています。妊娠するためには、適正な体重をキープすることがとても重要です。例えばたった3キロ体重が増減しただけでも、妊娠できる可能性は大きく変わってくるといえます。

妊娠しやすい体型は、BMI数値で「22」とされています。BMI数値は、体重(kg)÷(身長m×身長m)で算出できます。痩せすぎていても太りすぎていても、妊娠しにくい体となる可能性が高くなるのです。

また過度なダイエットも、妊活にはよくない影響を及ぼしてしまいます。そのため、この適正体重を保つことは妊活においては大きなポイントといえます。

適正体重を保つには、カロリーを考えて栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。そして適度な運動をして、理想的な体重を保っていけるといいですね。

ツボ押しをして血行をよくする

血行がよくなると、妊娠しやすい体に近付くことができます。血行をよくするための方法としては、ツボ押しが大変有効です。

おへその指2本分下にある「気海(きかい)」や、親指と人差し指の骨が合流する部分にある「合谷(ごうこく)」。また手の甲側で、手首部分の中央にある「陽池(ようち)」、手のひらの中央にある「労宮(ろうきゅう)」。これらのツボを押して、血行をよくしていきましょう。

ツボを押すときは、ゆっくりと優しく、また少し強めに押していくと効果的です。リラックスして、呼吸に合わせて押していくと、より高い効果が期待できますよ。

ですが、妊活に成功して妊娠したら、ツボ押しは避けましょう。ツボ押しは体に大きな影響を与える場合もあるので、妊娠中の繊細な期間は避けた方が無難です。妊娠したら、ツボ押しではない方法で血行をよくするように心がけていきましょう。

二人目の妊娠について

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二人目の妊娠は計画的に行う

二人目の妊娠の場合は、一人目妊娠のときとはさまざまな部分で違ってきます。まず何よりも、二人目妊娠は計画的に行う夫婦が多いということが挙げられます。

二人目を妊娠するということは、一人目妊娠時と違って上の子の育児も同時進行することになります。また上の子との歳の差によっては、将来的にお金がかかる時期も変わってきます。

年子だと毎年のようにお金がかかる時期がやってきますが、4歳ほど離れているとお金がかかる時期もある程度離れてくるのです。さらにチャイルドシートや洋服、ベビーカーなども、歳の差によっては二つ用意しなければならないこともあります。

兄弟の歳がある程度離れていれば、全て上の子のお下がりで済むことも多いでしょう。こうした背景を考えると、二人目の妊娠は計画的に行っていく方がよいといえます。

二人目不妊が増加してる理由

一人目のときはすんなりと妊娠できたのに、二人目はなかなかできない。そんな悩みを持つ夫婦は、意外と多くいます。二人目の不妊は、ここ最近でどんどん増加してきています。その理由はさまざまありますが、まず一人目の育児でなかなか妊活ができないという点が挙げられます。

そして出産後、なんとなく夫婦の時間が少なくなってそんな気になれないという夫婦も多いといいます。また初産の年齢が年々上がっていることで、二人目の妊娠を考えたときにはさらに高齢となっていることが理由と考えられます。

高齢になればなるほど、妊娠できる確率は減っていきます。そのため、二人目は不妊となる夫婦が多くなっているのです。

パパの協力も必要

上の子の育児に追われるママは、二人目の妊活を始めたいと思ってもなかなか上手くいかないことも。またタイミングを取ろうとしても、子どものことも考えると上手くいかないことも多いでしょう。

そのため、二人目の妊娠にはパパの協力が必要不可欠となります。育児や家事を手伝ったり、積極的に妊活に参加する姿勢を見せていきましょう。そしてタイミングが来たら、より妊活に励める環境を作る手伝いをしていきます。

また妊活ばかりに気を取られて行為が事務的にならないように、パパが上手にリードしてあげることも大切です。妊活は女性がするものと考える人もまだまだ多くいますが、パパの協力なくして成り立つものではありません。

二人目の妊娠によいタイミング

二人目の妊娠によいタイミングは、夫婦それぞれで違ってきます。しかし平均的に見ると、上の子との歳の差が3~5歳ほどで二人目妊娠を計画する夫婦が多くみられます。

歳の差が3歳以上離れていると、上の子に少し手がかからなくなってくる時期に入ります。また幼稚園や保育園に行き出す時期なので、夫婦としての時間を取りやすく妊活しやすいといえるでしょう。

その上、出産後には上の子が下の子のお世話を手伝ってくれるので、ママも大変助かります。さらに4歳以上離れていると、高校や大学入学の時期が離れてくるので将来的に経済面も安心といえます。

子育ては20年ほど続いていくものなので、長期的な視点で考えて夫婦にとって最善のタイミングを決めていきましょう。

二人目の妊娠中に一人目を世話するコツ

一人目の面倒を見ながらの二人目妊娠は、とても大変です。体が大きく変化する妊娠期間は、ただでさえマイナートラブルも多く、なかなか思うように活動することができません。

そんな二人目の妊娠中にも、一人目のお世話はしなければなりません。この場合には、できるだけ周囲の人の助けを借りていくことが大切です。一人ではできることに限りがあるものです。

実家の両親や地域のサービスなどを利用して、なるべく妊娠中の体も労わってあげましょう。そして一人目のお世話は、他の人でも可能な部分は、積極的にお願いしていくのとよいでしょう。とても難しく忙しい妊娠中の育児ですが、こうして周りを頼ることで上手くいくことは多いものです。

また二人目の妊娠中は、家事をできる限り減らしていくことも大切です。子育て中の家庭だけのヘルパー派遣を行っている地域もあるので、住んでいる地域のサービスはしっかりと調べておくとよいでしょう。

保育園の利用の仕方

二人目の妊娠中には、一人目を保育園に預けるという方法もあります。まだ保育園に通っていない場合には、一時保育を利用していくのも大変有効です。

一時保育ならば、お金は少しかかってしまいますが一人目を一定時間預かってもらうことが可能です。保育内容などは保育園によって異なりますが、給食が出るところも多いのは嬉しいですね。

こうして保育園を利用すれば、ママの負担は大きく軽減できます。例え、週に一日だけだったとしても、保育園が利用できれば二人目妊娠でも体を労わる時間が作れるでしょう。

保育園の送り迎えも、できれば実家の両親やご主人にお願いできるといいですね。地域によっては送迎代行のサービスもあるので、こうしたサービスはフルに活用していきましょう。

妊娠初期のつわりの乗り切り方

妊娠初期には、多くのママがつわりを経験します。ほとんど気にならない軽度のつわりならいいのですが、動けないレベルの重いつわりの人もいます。

一人目の妊娠時と二人目の妊娠時では、つわりの症状は全く違うケースもあります。一人目のときはつわりがほとんどなかったのに、二人目のときは動けないほどのつわりに襲われることも。

そんな辛いつわりの時期は、ぜひ家族を頼りましょう。家事などはなるべくしないようにして、できる限り体を休めます。

つわりは薬などで軽減できるものでもなく、休んで耐えるしかないものです。だからこそ、周囲の助けを借りて体を休める時間を確保していくことが大切です。妊娠初期は非常に大切な時期なので、遠慮せずに助けを求めましょう。

入院準備を早めに行う

二人目の妊娠の場合には、出産にともなう入院準備を早めに済ませておくとよいでしょう。二人目を妊娠した経産婦の場合、基本的に分娩の進みが非常に早いといわれています。もちろん個人差はありますが、初産に比べると大幅に短い時間での分娩となるケースもみられますので余裕をもって準備するようにします。

そのため陣痛が始まってから入院準備をしていては、間に合わないことも多いに考えられます。また一人目のお世話をしながらの妊娠生活では、出産予定日より早く生まれてしまうことも少なくありません。そんな事態にも対応できるように、入院準備は遅くとも臨月に入る前には終わらせておきましょう。

同時に、退院後の生活の準備も済ませておくと安心です。産褥期には、思うように動けなくなってしまいます。そのため一人目のお世話用品や二人目のお世話用品、そして日用品などは多めに備蓄しておくと安心です。

入院中に一人目の子の環境について話し合っておく

出産にともなう入院では、一人目の預け先を確保しておく必要があります。ママと一緒に入院できる病院ならいいですが、それでも産後のママは赤ちゃんの育児に忙しくなかなか一人目の相手をできないことも考えられます。

多くの場合、実家に一人目を預けるという夫婦が多くみられます。一人目も慣れ親しんだ親の実家ならば、安心して過ごせるのでいいですね。この場合は、入院前に実家に一人目を預ける段取りを話し合い準備をしておく必要があります。

また病院で一緒に入院するケースでも、なるべく早めに一人目の入院準備も済ませておきましょう。どうしても一人目の預け先を確保できない場合には、地域のサービスを利用していきましょう。泊まりで面倒を見てくれる施設などを利用すれば、入院中も安心です。

里帰り出産を検討する

二人目の出産こそ、里帰り出産を検討しましょう。二人目を出産した後は、一人目のお世話をしながら新生児のお世話もしなければならなくなります。数時間毎の新生児の授乳だけでも大変なのに、体力の有り余る一人目のお世話もとなるとママの体が持ちません。

また産後6~8週間は産褥期と呼ばれ、ママの体の回復を計る期間です。できる限り横になって安静にして、妊娠・出産による体のダメージを回復させていく必要があります。そのため、一人目の面倒や家事を手伝ってくれる実家へ帰るのはとても有効といえます。

産褥期こそ、ママは無理をしてはいけない時期です。自宅にいては、何かと家事や上の子のお世話をしてしまうもの。旦那が仕事で忙しい場合はなおさら、どうしてもやらなければならないことが多くなってしまいます。だからこそ里帰り出産を検討して、体の回復を一番に考えていきましょう。

早く普通の生活に戻ろうと焦らない

里帰り出産をする場合も、しない場合も、早く普通の生活に戻ろうと焦らないことがとても大切です。上の子がいると、どうしても早く普通の生活に戻ろうとしてしまいがちですが、二人目の出産こそゆとりを持ちたいもの。

体力の有り余っている上の子を早く散歩に連れ出してあげたいとか、栄養のある食事を食べさせてあげたい、もっと上の子とも一緒に遊んであげたいと思うのは、ママとしては当然のことです。このように考えるからこそ、一刻でも早く普通の生活に戻ろうと頑張ってしまうママが多いのです。

しかし産後は、ママの体の回復が最優先です。ここで無理をしてしまうと、ママが後々体を壊してしまうことも考えられます。すると、結果的に子どもの面倒を見られなくなってしまうこともあるのです。

そうならないためにも、早く普通の生活に戻ろうとしないことはとても大切です。特に里帰りしていない場合には、旦那や地域のサービスをどんどん頼って無理をしないようにしていきましょう。家事代行サービスなどを利用しても、ママの負担が減るのでおすすめです。

妊娠線ができないように気をつける

二人目の妊娠の場合、一人目のときよりも妊娠線ができやすいといわれています。一度大きくなった子宮は、前回よりも急激に大きくなりやすいのです。そのためお腹の皮膚がまだ伸びきっていない状態で、急激に子宮が大きくなることが考えられます。すると、皮膚が割れてしまって妊娠線ができてしまうのです。

妊娠線は、一度できてしまうと完全には治りません。そのため、妊娠線は予防することがとても大切です。妊娠したら早い段階から、保湿クリームを使ってお腹やお尻、二の腕など妊娠線ができやすい場所を保湿していきましょう。

市販の保湿クリームでもいいですが、妊娠線用の保湿クリームであればより効果的です。こうして保湿して皮膚を柔らかくしておくことで、急激にお腹が大きくなっても妊娠線ができにくくなります。また保湿クリームを塗りながら、軽くマッサージするとより効果的です。

後陣痛が痛い

二人目妊娠では、出産後の後陣痛が一人目のときよりも痛いといわれています。後陣痛とは出産後に起こる痛みのことで、子宮が元の大きさに戻るために収縮をする際の痛みです。一人目の出産時はそれほど気にならない痛みであっても、二人目出産の場合には痛みが増しているケースがほとんどです。

覚悟はしていても、新生児のお世話をしながら後陣痛に耐えるのは大変なことです。病院によっては、痛み止めを処方してくれるので相談してみるといいでしょう。

産後は授乳が始まりますので、市販の痛み止めは飲めないことも。そのため痛みが気になるようであれば、出産後の入院中に処方してもらうようにしましょう。

後陣痛にはあまり効果がないとされていますが、痛み止めは授乳中いざというときにも活躍するものです。できれば、少し多めに処方してもらえると安心ですね。

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夫婦で協力して妊活を乗り切ろう

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妊活は、一人目でも二人目であっても簡単なものではありません。夫婦が協力しあわなければ、妊活は成功率が非常に低いといえます。そんな妊活は、妊娠できた人が行っていた方法を参考にして、実践し、できる限り妊娠しやすい体つくりをしていくことが大切です。

体を温めたり血行をよくするだけでも、妊活にはとえも大きな効果的があります。また二人目の妊活の場合には、一人目のときとは何かにつけて勝手が違うことが多いでしょう。だからこそ二人目は一人目で経験しているから大丈夫とは言い切れない部分が多いのです。

夫婦でよく話し合って、計画的な妊活をしていけるといいですね。そして二人目に妊活だからこそ、大変な時期を夫や周りの家族や地域の協力を求めて幸せな家庭を築いていきましょう。

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

妊活部編集スタッフです。妊活に関するお悩みを解決するためのサポートをします。最新情報から妊活にまつわる情報を提供します。