2018.01.22

【子宝神社】茨城県にある子宝パワースポット5選!

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茨城県内には多くの子宝神社や子授け神社が存在していますが、なかでも東国三社と呼ばれる鹿島神宮、息栖神社、そして千葉県の香取神宮は、利根川流域にあり、地図でその三社の位置を結ぶと、きれいな二等辺三角形となります。

謎のトライアングルと呼ばれ、その域内で不思議な出来事が起こるという噂があります。

茨城は関東最強クラスのパワースポットいわれるのも、その謎のトライアングルが関係しているのかもしれません。

そんな茨城県の子宝パワースポット5か所をセレクトしました。

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◆ 鹿島神宮(かしまじんぐう)

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初代神武天皇が即位した紀元前660年に創建されたという鹿島神宮は、日本建国・武道の神である「武甕槌(たけみかづち)大神」を祭神とする、関東地方最古の神社です。

全国約600社ある鹿島神社の総本社で、千葉県の香取神宮、茨城県の息栖神社とともに東国三社に数えられ、関東の東の地域全体の守護神でもあります。

鹿島神宮は、仕事・人生に総合的な開運力のある、関東最強クラスのパワースポットで、正月三が日は全国から60万人以上が参拝する、名実ともに日本屈指の神社といってもいい存在です。

● 子宝に関する由来

鹿島神宮は、武芸の神「鹿島大明神」としても知られていますが、実は子宝祈願のスポットとしても有名です。

境内にある伝説の石「要石」に子宝祈願をしたところ、妊娠することができたという声が多く寄せられています。

万葉集に「ゆるげども よもや抜けじの要石 鹿島の神の あらん限りは」と謳われていますが、「天地が揺らいでも、よもや動くことはない、この世に鹿島の神がいる限り」という意味で、地震封じのパワーがあるとされています。

鹿島神宮一番のパワースポットであり、「心の御柱」的存在の霊石で、深い鎮守の杜の最奥にひっそりと鎮座しています。

ここは、太古から信仰の対象とされてきた場所ですから、参拝に訪れたら必ず伝説の石「要石」に子宝祈願をしましょう。

また、境内にはもう一つ有名なパワースポットがあります。

神代より枯れることのなかったという御手洗池で、池の奥にお水取りの場所があるので、この霊水を持ち帰ることもできます。

● 基本情報

鹿島神宮
住所:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
電話:0299-82-1209
交通アクセス:JR「鹿島神宮駅」より徒歩10分
公式HP:http://kashimajingu.jp/

◆ 雨引観音(あまびきかんのん)

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588年に法輪独守居士によって開かれた、厄除・延命・安産・子育ての霊験あらたかな「延命観世音菩薩」を本尊とする、板東三十三観音第24番の札所です。

「一に安産 二に子育よ、三に桜の楽法寺」と、俚謡に詠われているように、とくに安産、子育てのご利益があると、親しまれてきました。

観音菩薩のある雨引山楽法寺の境内には、サクラ、アジサイ、ボタン、ツツジなどが植えられており、季節毎に見事な眺めを見せてくれます。

なかでもアジサイは3000株が植えられ、「アジサイのお寺」としても有名です。

また、寺院付近が国定公園地帯に指定され、自動車道が観音堂の真下まで整備されたこともあって、東京方面からも雨引山楽法寺の四季を楽しむ行楽客が訪れるようになっています。

● 子宝に関する由来

この雨引観音は、第四十五代聖武天皇と光明皇后が、安産を祈願して法華経を書写して奉納したことから、安産祈願の勅願寺となったとされているため、安産祈願、子育て祈願の観音様として有名ですが、実は子宝のご利益も強いことでも知られています。

境内には子宝のご利益がある「子授守」も販売されていますので、参拝の際には子宝祈願とともに、お守りもいただきましょう。

なお、居住地が遠方の方は、通信販売でお守りを求めることができます。

子授守は、お札と持ち歩き用の小さなお守りのセットになっていて、お札は、一段高い場所に置き、持ち歩き用のお守りは、女性が常に持ち歩くと、ご利益が期待できるそうです。

● 基本情報

雨引観音(雨引山楽法寺)
住所:茨城県桜川市本木1
電話:0296-58-5009
交通アクセス: バスは土・休日は「雨引観音前駐車場」まで、平日は「雨引観音入口」まで。バス停より徒歩30分
公式HP:http://www.amabiki.or.jp/

◆ 筑波山神社

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関東の霊峰・筑波山をご神体とする筑波山神社は、日本有数のパワースポットでもあり、1年中、参拝客が絶えることはありません。

古くから縁結び、夫婦和合、家内安全、子授け・子育て、安産などのご利益があるといわれている有名な神社です。

約3,000年の歴史を有し、山頂を含む筑波山神社の境内は約370haと、東京ドーム約80個分の広さです。

筑波山は二峰が並ぶようにそびえているため、男女二柱の祖神が祀られるようになりましたが、西峰の男体山頂に筑波男大神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、東峰の女体山頂に筑波女大神・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神が祀られています。

● 子宝に関する由来

筑波山神社のご神体の「いざなぎの神、いざなみの神」は、古事記、日本書紀によると、日本を産んだ祖神であり、夫婦として多くの神々を産んだとされているため、古くから縁結び、夫婦和合、家内安全、子授けなどのご利益があるとされています。

日本の祖神ですから、きっと子宝パワーも強力なはず。

山頂までケーブルカーも通っているので、ハイキングを兼ねて参拝するのも、妊活のストレスを吹き飛ばす気分転換になるのではないでしょうか。

新鮮な空気を胸いっぱいに吸い、素晴らしい景観を眺めて過ごす一日、そして最後は、しっかりと子宝祈願をすれば、きっと願いも叶うことでしょう。

● 基本情報

筑波山神社
住所:茨城県つくば市筑波1番地
電話:029-866-0502
交通アクセス: JR「つくば駅」から筑波山シャトルバスで40分
公式HP:http://www.tsukubasanjinja.jp/

◆ 御岩神社(おいわじんじゃ)

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古代より信仰・修験の霊山として信仰されていた御岩山にあるのが御岩神社です。

創建の時期は明確にされていませんが、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に、「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記されていることから、古代より信仰の聖地であったようです。

ご祭神は、日本書紀で始源神の神様とされる国常立尊で、そのほか大国主神、伊邪那岐神 伊邪那美神、大山祗神など20柱が祀られています。

また、御岩山全体には188柱もの神々が宿るとされていますので、まさに、茨城県屈指のパワースポットといえそうです。

● 子宝に関する由来

神様の数が188柱という御岩山ですから、日本の神様ほぼ全てにお参りすることができるのが御岩山神社です。

御岩山全体にエネルギーがみなぎっているため、御岩山神社は”非常に良いエネルギーを貰える場所”と、評する人もいます。

もちろん、子宝祈願にもご利益があると評判です。

御岩山神社で、”子孫が岩のように永遠のものになるように”と祈願しましょう。

茨城県屈指のパワースポットであり、ここが日本屈指のスポットという方もいるほどですから、妊活中の方は、機会があれば、ぜひ参拝しておくべきスポットです。

● 基本情報

御岩神社
住所:茨城県日立市入四間町752
電話:0294-21-8445
交通アクセス:JR常磐線「日立」駅より車で20分
公式HP:http://www.oiwajinja.jp/

◆ 息栖神社(いきすじんじゃ)

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2000年以上の歴史をもつ息栖神社は、鹿島神宮(茨城県)、香取神宮(千葉県)とともに東国三社のひとつに数えられる由緒ある神社です。

関東以北の人は、伊勢に参宮すると「下三宮巡り」と称して、息栖神社、鹿島神宮、香取神宮の三社を参拝したといいます。

息栖の河岸は、江戸時代から大正時代までは、利根川水運の拠点として栄えていました。

息栖神社のご祭神は、久那戸神(くなどのかみ)で、水中の鳥居の両側にある「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる、「日本三霊泉」の一つである2つの井戸がご祭神です。

息栖神社は、水と深い関わりがあるため、交通守護や海上守護、水産や漁業にまつわるご利益があるとされています。

● 子宝に関する由来

大鳥居の両脇に設けられた二つの四角い「井戸」がご神体という、ちょっと変わった息栖神社ですが、二つの井戸の中に小さな鳥居があり、それぞれの井戸の底に瓶が沈んでいます。

「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」があり、なんと1000年以上もの間、瓶から湧き水を出し続けているとされています。

女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと、二人は結ばれるという言い伝えがあり、夫婦仲に不安がある方は、この霊水を飲んでみてはいかがでしょうか。

夫婦仲がよくなると、子宝にも恵まれやすくなります。

子宝祈願で評判を呼ぶようになったのも、そんなエピソードが広まったからのようです。

● 基本情報

息栖神社
住所:茨城県神栖市息栖2882
電話:0299-92-2300
交通アクセス:JR総武線「小見川駅」よりタクシーで10分、JR鹿島線「鹿島神宮駅」または「潮来駅」よりタクシーで20分
公式HP:http://www.kamisu-kanko.jp/index.html(神栖市観光協会)

以上、子宝のパワースポットとして有名な茨城県の神社をご紹介しました。

お参りしたら必ず子供を授かるということではありませんが、多くの妊活女性が訪れるパワースポットですので、近い神社や興味がある神社があればぜひ足を運んでみてくださいね!

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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