2017.11.30

【子宝神社】埼玉県にある子宝パワースポット5選!

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埼玉県には、さまざまな子宝神社やお寺があり、不思議なパワーが存在するとされる場所もあります。

東京都内から気軽に行ける場所もあり、ちょっと足を伸ばしての子宝祈願も、気分転換に効果的かもしれません。

神社やお寺にお参りすると、不思議と心が落ち着くもの。
そのリラックスした気持ちが、妊活にもいい結果をもたらしているのではないでしょうか。

埼玉県で人気の子宝パワースポットをお届けします。

◆ 華林山 慈恩寺

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慈恩寺は、華林山最上院ともいい、天長元年(824年)に慈覚大師によって開かれた天台宗の寺院です。

江戸時代には徳川家康から寺領100石を拝領し、坂東三十三ヶ所観音霊場の十二番札所でもあることから、境内は常に参拝者や観光客で賑わっています。

慈恩寺境内の十三重霊骨塔には、中国の古典「西遊記」で三蔵法師のモデルとなった玄奘法師(げんじょうほうし)の遺骨が安置されていますが、仏教史上「玄奘以前に玄奘なく、玄奘以後に玄奘なし」といわれた偉人の霊骨が、埼玉県の慈恩寺に安置されていることは、残念ながらあまり知られていません。

本堂から5分ほど歩いたところに、三蔵法師玄奘の霊骨塔「玄奘塔」があるので、観光がてらにでも訪れたい子宝スポットです。

● 子宝に関する由来

慈恩寺のご本尊は「千手観世音菩薩」で、あらゆる願いを叶える仏様として古くから多くの人に親しまれています。
とくに夫婦円満、家内平安、子宝に恵まれる仏として知られ、毎年秋の大祭にはその年に結婚した人が、姑さんと一緒に参拝するという風習もあるそうです。

三蔵法師といえば、「西遊記」に登場する名僧であり、経典を求めて天竺(インド)までの旅を続け、お供の孫悟空たちが妖怪相手に大活躍する、誰もが知っている物語の登場人物です。
玄奘三蔵天竺求法像は高さ約15m、その柔和で気高い表情に手を合わせると、安らかな気持ちになるものです。

ご本尊と同様、こちらにもしっかりとお願いしましょう。

● 基本情報

華林山 慈恩寺
住所:埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺139
電話:048-794-1354
交通アクセス:東武鉄道東武野田線「豊春駅」より徒歩25分
公式HP:http://www.jionji.com/

◆ 香取神社

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五穀豊穣をはじめ、日常生活に関することを守る神として、古くから住民たちに信仰されてきたのが香取神社です。

香取神社の正確な創建の年代は不明ですが、500年ほど前の応永年間と推定され、まさにこの地域の鎮守神といえる存在です。

香取神社では14柱の神様を祀っていますが、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命により、出雲の国譲り(神話)の大業を成し遂げ、荒ぶる神々を平定して日本建国の礎を築いた神様とされています。

経津という神名は、刀剣で物が断ち切られる様を表し、刀剣の威力を象徴することから、武勇の神様として勝運・厄除・交通安全・商売繁盛・縁結びなどのご利益があるとされています。

● 子宝に関する由来

香取神社には木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られていることから、安産、子授けの神社としても広く知られています。

木花咲耶姫命は結婚し、たった一夜の契りで懐妊したそうですが、「一夜で子ができるものか」と疑われ、身の潔白を証明するために、燃える火の中で出産したというエピソードが残されています。

香取神社では、毎月、十二支の酉の日に子授け祈願をしていますが、もちろん、いつでも祈願してもらえます。
その際に、お札、お守り、縁結び絵馬などの授与品が渡されますが、本殿の脇にある絵馬掛け大銀杏のご神木に、絵馬を結んで祈るとご利益があるとされています。

また、境内にある「安産・子授け石」を撫でると、子宝に恵まれるとされています。

● 基本情報

越谷香取神社
住所:埼玉県越谷市大沢3-13-38
電話:048-975-7824
交通アクセス:東武スカイツリーライン「北越谷駅」東口より徒歩4分
公式HP:http://katorijinja.com/

◆ 川越大師 喜多院 (きたいん)

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喜多院は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院で、天長7年(830)に慈恵大師が建立したと伝えられています。

川越大師の名でも知られる喜多院の広大な境内は、池や掘を廻らせた景勝地でもあり、1月3日の初大師(だるま市)や節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなどの諸行事はもちろん、四季折々、行楽客で賑わっています。

また、建物の多くが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品が多く、子宝祈願にかかわらず見どころいっぱいの寺院で、境内にある五百羅漢の石像も有名です。

見物するだけでも、価値ある寺院のひとつです。

● 子宝に関する由来

そもそもお大師様は、観音さまの生まれ変りとされ、観音経の中に子授けのご利益があると説かれています。

また、川越大師喜多院で有名なのが、正月恒例(1月3日)のだるま市。

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開運の縁起物とされる「だるま」が人気を集めていますが、この時には「子宝祈願のだるま」も発売されます。

妊活中の方は、初詣とともに、この「子宝祈願のだるま」も、ぜひ手に入れたいものです。

今度のお正月は、”小江戸の町”と称される情緒あふれる街並みの川越大師喜多院で、初詣と子宝祈願で、夢をかなえましょう。

● 基本情報

川越大師 喜多院
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話:049-222-0859
交通アクセス:JR「川越駅」より徒歩約20分、東武東上線「川越市駅」より徒歩約18分、西武新宿線「本川越駅」より徒歩約15分
公式HP:http://www.kawagoe.com/kitain/

◆ 鴻(こうのす)神社

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埼玉県鴻巣市にある、コウノトリ伝説が残されている神社です。
「こうのす」という地名も、その伝説から生まれたそうです。

昔、この近辺に国府関連の施設があり、荒川や元荒川などを利用した水運も盛んだったことから、「国府の洲=こくふのす」と呼ばれ、それが「こうのす」となり、後に「こうのとり」の伝説から「鴻巣」の字をあてるようになったといわれています。

さて、コウノトリ伝説ですが、災いをもたらしていた大蛇を、コウノトリが撃退したそうです。
このことから、さまざまな災難除け・厄除け・方位除け・縁切り・縁結び・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全にご利益があるとされています。

● 子宝に関する由縁

ヨーロッパには、「赤ん坊はコウノトリのくちばしで運ばれてくる」「コウノトリが住み着いた家には幸福が訪れる」という言い伝えがあり、日本でも広く知られています。
そのコウノトリ伝説から地名が生まれたというのですから、いかにもご利益がありそうな感じがします。

「コウノトリ伝説」にちなんだ幸運のたまご型の「コウノトリのたまごお守り」も販売されています。
家内安全・子授け(子宝)安産にご利益があるといわれ、ご利益があった方や1年以上所持している方は納所に奉納するそうです。

また、神社入り口にある親子の狛犬、数百年を経た桧の大木の根元に出来た大きなコブは、大木が産んだ塊(かたまり)として「子授け・安産・子育て」のご神体とされ、社殿の両脇にある樹齢500年以上の銀杏の雄木と雌木は、子授け・安産、健康長寿、夫婦円満のご神木として親しまれています。

まさに「子授け祈願」のための神社といえるのが鴻神社です。

● 基本情報

鴻神社
住所:埼玉県鴻巣市本宮町1-9
電話:048-542-7293
交通アクセス:JR高崎「 鴻巣駅」東口より徒歩8分
公式HP:http://www.koujinja.or.jp/

◆ 武蔵一宮氷川神社 (大宮氷川神社)

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2,400年以上の歴史を有する、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった、日本でも指折りの古社、大宮氷川神社と呼ばれ親しまれています。
社記によると、「今からおよそ2400有余年前、第5代孝昭天皇の時代に創建されたと記されています。

祭神の須佐之男命(すさのおのみこと)は、イザナギ(男神)とイザナミ(女神)という国産みの神から産まれ、八岐大蛇(やまたのおろち)退治など、力強く雄々しい神として知られています。

神社本殿には、須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、夫婦神と御子神が祭神として祀られています。

全国でも有数の長さを誇る参道は、歩くだけでも気持ちが洗われるお勧めのスポットで、とくに紅葉の季節には、素晴らしい景観を楽しむことができます。

●子宝に関する由来

大宮氷川神社の子宝スポットは、出雲大社の流れをくむ縁結びの本殿です。
荘厳な社殿に祀られている須佐之男命と稲田姫命の神は、夫婦・子孫の神様であることから、男女の縁結び運・愛情運、仕事運などのご利益があるといわれています。

なお、大宮氷川神社での子宝祈願は、当日の申し込みは受け付けていませんので、予約してから訪れましょう。
武蔵一宮として関東一円の信仰を集めている大宮氷川神社は、2400年以上の歴史をもつ非常に古い神社であり、初詣などのイベントでは多くの参拝客でにぎわいます。

ちなみに初詣参拝客数では、全国で10本の指に入る人気の神社です。

● 基本情報

住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1丁目407
電話:048-641-0137
交通アクセス:東武野田線「北大宮駅」より徒歩約15分
公式HP:http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/

以上、子宝のパワースポットとして有名な埼玉県の神社をご紹介しました。

お参りしたら必ず子供を授かるということではありませんが、多くの妊活女性が訪れるパワースポットですので、近い神社や興味がある神社があればぜひ足を運んでみてくださいね!

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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