2017.09.29

【子宝神社】青森県の子宝パワースポット5選!

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青森県には、子宝祈願や安産祈願のパワースポットが数多くあります。

さらに深い山奥にひっそりと佇むランプの宿として、秘湯ファンにも人気の青荷温泉や、冬になると大雪情報で必ずといっていいほど取り上げられる酸ヶ湯温泉など、全国的にも名高い子宝温泉も豊富です。

青森でのパワースポット巡りは、子宝温泉にじっくりと浸かり、身を清めてからの子宝祈願がおすすめです。

◆ 出雲大社 弘前分院

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東北地方きっての縁結びのご利益があると有名なのが「出雲大社 弘前分院」です。

日本の縁結び最強の神社である出雲大社の分院で、昭和16年に島根県の出雲大社の本殿から大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を分霊して祀っています。
分院があるのは、周りにリンゴの木が立ち並ぶ住宅街の一角で、平屋造りの民家です。

鳥井などはありませんが、出雲といえば、言わずと知れた神々の国、日本神話の里。
その象徴とされる出雲大社は、古事記にも創建が記されているほどの由緒正しき古社であり、他の神社とは一線を画す特別な存在として親しまれています。

その出雲大社の分院が弘前につくられたことで、弘前市内はもとより、近隣からも多くの参拝客が訪れるようになり、御祭神である大国主大神様は”だいこくさま”と呼ばれ、福の神としても親しまれています。

● 子宝に関する由来

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出雲大社弘前分院は、縁結びのご利益をストレートにアピールしており、毎月第3日曜日の午後1時から「縁結び祭」というお祭りを開催しています。

縁結びは、単に”男女の仲を結ぶ”だけではなく、全てのものが幸福であるように、生きているものが幸多く栄えるように、人と人との縁が結ばれることを願うのだそうです。
男女の縁を結ぶのですから、結果的には子宝祈願にも結びつくとされています。

子宝に恵まれたい方や、安産祈願にもご利益があるとされ、実際に子どもが授かりましたとお礼に来る方もいるそうです。
なかなか子どもができず悩んでいる方には、子どもが授かるようにと、子宝安産、子孫繁栄を祈願してもらうことができます。

● 基本情報

出雲大社 弘前分院
住所:青森県弘前市常盤坂2丁目3の21
電話:0172-32-3648
交通アクセス: JR「弘前駅」より車で約15分
公式HP:http://sakura.tsugaru.com/izumo/index.shtml

◆ 八戸弁財天 蕪島神社

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海岸から陸続きの蕪島(かぶしま)と呼ばれる島に鎮座するのが八戸弁財天・蕪島神社です。

創建は永仁4年(1296)で、江戸時代には蕪島周辺が八戸藩唯一の貿易港・漁港として藩の経済を支えるビジネスの拠点でもありました。

大正8年に橋が架けられたことで、渡船に頼っていた島へ渡る手段が、徒歩で自由に行き来できるようになり、さらに昭和18年からの埋め立て工事によって、現在のように陸続きとなりました。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物にも指定(2013年には三陸復興国立公園に指定)されている蕪島は、観光地としても知られています。

蕪嶋神社は、弁財天を祀り、漁業安全や商売繁盛、芸能などにご利益があるとされていますが、八戸藩三代藩主の南部遠江守が蕪嶋神社に子宝祈願したところ、男子を授かったことから、子授けの願いを叶えたい人々も参拝に集まるようになりました。

● 子宝に関する由来

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弁財天は縁を結んだり子を授けたり、安産や夫婦円満にご利益のある神様であり、八戸藩三代藩主の願いが聞き入れられたという話が口伝えに広まり、子宝のご利益もあるとなったようです。
また、蕪島に集まるウミネコは、漁場を知らせてくれる鳥であり、弁天様の使いとしても大切にされてきました。

不思議なことに、ウミネコは本来、人の住む市街地から離れた場所で繁殖するのですが、毎年春の訪れと共に市街地に近い蕪島までやってきて、子ども産み、子育てをして巣立っていきます。

その蕪島に足を一歩踏み入れれば、神の使いのウミネコたちが大歓迎してくれますが、ときには、「ウミネコ爆弾」と称されるフンが降り注ぐこともあります。
それは、縁起がいい証、「ウン」がついたと喜ぶ人も多いとか。

蕪島神社では、拝殿周囲の歩道を3周し、拝殿横の蕪とひょうたんを撫でてお参りすると運が開けるといわれています。

● 基本情報

八戸弁財天 蕪島神社
住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
電話番号:0178-34-2730
交通アクセス:JR八戸線「鮫(さめ)駅」より徒歩約15分、JR東北新幹線「八戸駅」よりタクシーで約25分
公式HP:http://kabushima.com/jinjya/index.html

◆ 十和田神社

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パワースポットとして注目を集める十和田神社は、十和田湖畔の杉木立に囲まれてひっそりと佇んでいます。
大同2年(807)に、坂上田村麻呂が創建したとされていますが、正確な記録が残されていないため、はっきりとしたことはわかりません。

鎌倉時代以前から、修験者の修行の場として、恐山と並ぶ2大霊場として栄えていたとも伝えられています。

「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を祀る十和田神社は、所願成就や開運のご利益があるとされていますが、神社を囲む厳しい自然、さらには風雪に耐え抜いた巨木の茂る原生林からも、神々の精霊を感じるといわれています。

また、十和田神社の御朱印には、特にパワーがあるとされているので、参拝した際には必ず御朱印をもらうようにしましょう。

● 子宝に関する由来

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十和田神社にある最大のパワースポットが、神社から山中へ150mほど入った「占場」です。

占場は、「おより紙」が水に浮き沈みする姿によって、その年の豊凶や人の吉凶、事業、結婚、子宝などを占う場所のことで、お金やお米を白紙にひねったものや宮司が神前に供えて祈念したのが「おより紙」です。
それを、願い事をしながら十和田湖に浮かべ、引き込まれるように沈めば願いが叶うとされ、浮いたままでは、願いは成就しません。

途中、急な斜面を鉄のはしごで上り下りしなければならない場所にありますが、現在は通行止めになっているため、乙女像の前の御前ヶ浜に浮かべるか、十和田神社占場経由の十和田湖遊覧船に乗って祈願しているようです。

この「占場」こそ、十和田湖周辺の一番のパワースポットですから、十和田神社への参拝の際には、ぜひともチャレンジしてみてください。

● 基本情報

十和田神社
住所:青森県十和田市奥瀬字十和田14
電話: 0176-75-1531(十和田湖観光交流センター)
交通アクセス: JR「八戸駅」からJRバス「十和田湖行」で2時間15分、東北道十和田湖IC~国道103号より30km
公式HP:http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towada-jinja/(十和田湖国立公園協会)

◆ 高増神社

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知る人ぞ知る津軽のパワースポット・高増神社には、一風変わった伝説が残されています。

昭和の初め、リンゴ農家だった安田健之助さんの家で、ある日いきなり、庭の立木に紅白の縄でお堂が結びつけられていたそうです。
夜になると見知らぬ大男や大蛇が現れるようになり、安田さんは眠れぬ夜を過ごしていたそうです。

その後、家の壁に「大山祇大神」の文字が書かれたのを見て、これまでの現象は神様の意志によるものだと悟り、床の間にお堂を祀りますが、いつの間にか、お堂が勝手に立木の場所へ移動したということです。

昭和7年、安田さんは近所の方の協力を得ながら、新たに社殿を建て、これが現在の高増神社の発祥とされています。

● 子宝に関する由来

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平成9年には薬師堂も新築されましたが、この薬師堂に並んでいる男女の神様のうち、女性の方のお腹を撫でると子宝に恵まれるとされています。

また、子授けのお守りも販売されているので、参拝した際には忘れずに購入しましょう。
ただし、社務所には人がいない場合も多いため、行く前に確認しておいたほうがいいかもしれません。

境内には竜神池や福寿門、猿田彦大神像、天照大神像、庚申塔など見どころもいっぱいですので、機会があればぜひ参拝してほしい、津軽のパワースポットのひとつです。

神社の隣には「不動乃湯」という温泉施設があり、一説には神様のご意志によって湧いたお湯なのだとか。
高増神社の境内にも独自の源泉があり、浴室も設けられていますが、残念ながら信者以外は入浴できないそうです。

● 基本情報

高増神社
住所:青森県北津軽郡板柳町大字大俵字和田423-1
電話:0172-77-2043
交通アクセス:JR五能線「板柳駅」 より徒歩43分、バス停「小阿弥農協前」下車 徒歩8分
公式HP:なし

◆ 岩木山神社

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岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、青森県弘前市百沢の岩木山の南東麓にある神社で、「お岩木さま」「お山」「奥日光」とも呼ばれて、昔から農漁業の守護神として、津軽の開拓の神として、地元の人々の祖霊の鎮まるところとして親しまれてきた神社です。

創建については諸説があり、最も古いのは宝亀11年(780年)、岩木山の山頂に社殿を造営したのが起源とされています。

岩木山は、古くから信仰の対象とされてきた霊山で、岩木山神社は、その南東の麓にあるため、岩木山の力強いエネルギーを直接感じることができる、開運力の高いパワースポットとされています。

祀られているのは出雲大社と同じ大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)ですから、開運招福に加え、縁結びのパワーも強力と信じられています。

● 子宝に関する由来

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岩木山は、雄大で美しい姿から”津軽富士”とも呼ばれ、日本百名山にも数えられている霊峰のひとつです。

縁結びにご利益があるとされているのが、桜門を囲う石柵に据えらえた2体の狛犬。
その姿は、まるで逆立ちをして門にしがみついているように見える珍しいもので恋愛運アップ、そして、その証ともいえる子宝にもつながるとされています。

最近では、狛犬と一緒に撮影したご夫婦やカップルが、写真をスマホの待ち受け画面にすることで、ご利益が一層パワーアップされるという話が広がっています。

また、岩木山神社の手水舎の水は、なんと岩木山の天然の湧き水で、”ご神水”として持ち帰る方も増えているそうです。

● 基本情報

岩木山神社
住所:青森県弘前市百沢字寺沢27
電話:0172-83-2135
交通アクセス:JR「弘前駅」バスターミナルより、弘南バス「枯木平行」で約40分乗車、「岩木山神社バス停」で下車、徒歩12分、JR「弘前駅」から車で40分
公式HP:なし

以上、子宝のパワースポットとして有名な青森県の神社をご紹介しました。

お参りしたら必ず子供を授かるということではありませんが、多くの妊活女性が訪れるパワースポットですので、近い神社や興味がある神社があればぜひ足を運んでみてくださいね!

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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