2017.07.13

【女性用保存版】不妊症改善に効果的なツボ11選!

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東洋医学では、エネルギーや栄養成分のことを「気」「血」と呼びます。

体中に「気」「血」を巡らせることで、体のあらゆる不調を改善しようとするのが東洋医学の考え方です。
「気」・「血」が流れている通り道を「経絡」と呼び、「経絡」に沿って「ツボ」があります。

「ツボ」を刺激することで、「経絡」のめぐりを、すなわち「気」・「血」のめぐりを促進させ、不妊を含めた体の不調を改善することができます。

ここでは、女性の不妊症改善のために効果的なツボをいくつか厳選してご紹介します。

◆ ツボの探し方

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目安になる場所を中心に押してみて、気持ちがいい「へこみ」を探して下さい。
「へこみ」ですので、基本的には骨や、血管、筋肉のスジなどの堅い所の上にはありません。

◆ 不妊改善のツボを押すときのポイントは?

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ツボを押すときのポイントは、「少し痛いけれど気持ちがいい」、つまり「イタキモ」と感じるツボを見つけて、「イタキモ」程度の力の強さで押すことです。
単なる痛みは、体に緊張をもたらします。

ツボとは何か?探し方と押し方などの詳細は、以下のページを参考にしてください。
関連記事:妊活・不妊改善にツボ押しが良い理由とは?ツボの探し方・押し方は?

◆ 不妊改善に効く「足」つぼ

① 井穴(せいけつ)

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経路の始まりや終わりにあるツボで、そのツボが所属する臓器、経路のエネルギーである気血が湧き出ると考えられている場所。

② 八風穴(はっぷうけつ)

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下半身の冷えやむくみ、循環不良、足の痛みやしびれなどの諸症状の
改善に効果がある。

③ 湧泉(ゆうせん)

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生命力の泉が湧き出るツボであり、特に婦人科の疾患、腰~下腹部~足にかけての冷えや痛み、のぼせの改善、体力やスタミナ増強効果がある。

④ 足心(こうしん)

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体の中に5つの心(体の中心となる働きを持ったところ)
があり、足の中心にある足心はその一つ(左右で2つ)、
体全体の調子を整え、湧泉と同様の効果がある。

⑤ 公孫(こうそん)

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月経痛などの婦人科のトラブル、消化器症状や足底痛の改善に効果がある。

⑥ 三陰交(さんいんこう)

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内くるぶしの骨が突出している一番高いところから、指4本分上の高いところから、指4本分上の高さで、骨とふくらはぎの間の凹みのライン上にあります。
脾経・腎経・肝経の3つの陰経が交わるツボであり、ホルモンバランスを整える働きや足の冷え、むくみなどを改善させる働きがあります。
婦人科系のトラブルでは欠かせない重要なツボの一つです。

⑦復溜(ふくりゅう)

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足の血行を促進し、冷え、むくみを改善させる。
体全体の活力をUPさせる働きがある。

◆ 不妊改善に効く「ふともも」のつぼ

⑧ 血海(けっかい)

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血流改善、血の滞り改善、月経不順など、月経異常改善の働きがあり
婦人科系のトラブルでは欠かせない重要なツボの一つで、ヒザの皿の
指3本分上にあります。

⑨ 風市(ふうし)

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骨盤内の血流促進、骨盤内のうっ血をとる。

◆ 不妊改善に効く骨盤まわりのつぼ

⑩ 腎兪(じんゆ)

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腎の力(生殖能力)を高める、全身疲労の改善、精力増進、腰痛改善。スタミナと活力を与える。

⑪ 次髎(じりょう)

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骨盤内の血流促進し、下半身の冷え改善、骨盤内のうっ血をとる、子宮・卵巣の働きを正常化させる。
次髎は仙骨の中央の高さで左右にある。

まとめ

以上、女性の不妊改善のために効果的なツボを11個、厳選してご紹介しました。

ツボ押しは、ジョギングやウォーキングのようにわざわざ外に出る必要もなく、時間も取らず、辛くありません。
むしろ気持ちいいくらいです。
テレビを見ながらだってできます。

最初は1日5分でもよいので、あなたの妊活のなかに取り入れてみてはいかがでしょうか?

妊活部編集スタッフ
この記事のライター 妊活部編集スタッフ

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