【妊活おすすめツボ押し】冷え性を改善するツボ 8選！

「妊活にとって冷えは大敵」という指摘は、妊活に関する本やサイトでも、あらゆるところで示されています。

冷え性がなぜ体に悪影響を及ぼすのか？
そして、なぜ不妊につながるのか？

自宅でも簡単にできる「冷え性を改善するツボ押し」の方法をまとめました。

手軽に出来ますので、ぜひ試してみてくださいね。

◆ 冷え性は万病のもと！

女性に多い冷え性ですが、そのまま放置しておくと、さまざまな体の不調を引き起こすことが知られています。
たとえば、肩凝り、頭痛、腰痛、倦怠感、うつなども冷えが関係していることも多く、”たかが冷え”などと、侮ってはいけません。

しかも、妊活中の方にとっては冷え性が不妊症の原因となっていることも多いので、早めに対策を講じることが必要です。
婦人科系疾患では、生理痛や子宮筋腫、卵巣脳腫なども、冷えが影響しているとされ、それが黄体機能不全などの着床障害や、排卵障害による不妊症につながることもあります。

あらゆる体調不良の根源になっているのが「冷え性」なのです。

◆ なぜ冷え性が不妊症につながるの？

冷え性が不妊症の多くの原因となっていると指摘されていますが、子宮筋腫や子宮内膜炎・子宮内膜症、黄体機能不全による不妊症、無月経などの排卵障害による不妊症なども、冷え性が大きくかかわっています。

その理由は、妊娠に関連するホルモンに、冷えが大きく影響を及ぼしているからです。
体が冷えると、血行が悪くなり、栄養素や酵素、身体の調子を整えるホルモンなどが、必要な場所に届きにくくなります。

とくに子宮や卵巣は、生命力や生殖機能につながる臓器ですから、ここが冷えると血流が滞るようになり、妊娠しにくい体になってしまいます。
さらに代謝機能の低下、自律神経やホルモンバランスの乱れなど、不妊につながる悪影響をもたらすことになります。

つまり、冷えを改善することで、不妊の原因をひとつひとつ取り除くことができれば、妊娠しやすい体に近づいていきます。

◆ 冷え性を改善するツボで不妊症対策を！

ツボを刺激することによって、血の巡りが良くなり、基礎代謝や血や気の滞りを解消し、自立神経の働きも活発化します。
ツボ押しなら、自宅で自分ひとりでもすぐに行うことができます。

◆ツボの押し方とリズム

① 親指を使ってしっかり垂直に押す。
② 指を押すときに息を吐き、離すときに息を吸う。
③ 素早く動かすのではなく、ゆっくりと押す。

ツボ押しの効果を上げるには、呼吸が大切で、押すときに息を吐きながら、１・２・３のリズムで気持ちいいと感じるまで、徐々に力を入れていき、離すときは１・２・３のリズムで、徐々に力を抜いていきます。

◆ 冷えを改善するための8つのツボ

● 三陰交（さんいんこう）

足の内側、内くるぶしの一番盛り上がっているところから、指４本上の骨際のところ。

● 八風穴（はっぷうけつ）

足の指の水かきのところ。

● 陰陵泉（いんりょうせん）

脛の骨が膝近くでカーブしている、骨際のくぼみのところ。

● 湧泉（ゆうせん）

足裏の土踏まずの真ん中のやや上、指先から踵までの約1/3のところ。

● 太渓（たいけい）

内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみのところにあります。

● 太衝（たいしょう）

足の親指と人差し指の間の水かきから、足首に向かって指を滑らせた時に、指が止まるくぼみ、親指の根本の骨がV字になっているところ。

● 膈兪（かくゆ）

肩甲骨の下角の高さのところ。

● 八髎穴（はちりょうけつ）

お尻の真中にある仙骨の一番凹んだ平らな骨のところ。
全部で8か所。

まとめ

お腹には、胃腸や、子宮、卵巣、腎・膀胱などが集まっています。
この中の、どこかが冷えれば、他にも冷えが伝わっていきます。

冷え性改善のツボ押しを紹介しましたが、他にもいろいろな方法があります。
たとえば入浴ひとつをとっても、シャワーで汗を流すだけでなく、ちゃんと湯船につかって体の芯からあたためることも大切です。

また、血行をよくするために、ストレッチやマッサージ、ヨガを試してみるのもいいでしょう。
軽い運動やストレッチで体を動かし、血液の循環を改善することも、冷え性対策になります。

そして大切なのが食事です。
ビタミンやミネラルなどの栄養をしっかり摂り、炭水化物（ブドウ糖）をエネルギーや熱に変化させることで、体温が上昇しやすくなります。

こうした日常生活の見直しに、ツボ押しを加えることで、妊娠しにくい体から妊娠しやすい体へと、徐々に変わっていくことができるはずです。
まずは、手軽に取り組めるところから始めてみましょう。