【妊活おすすめツボ押し】生理不順・生理痛を改善するツボ 9選！

生理の周期が長かったり短かったり、あるいは出血量が極端に多かったり、少なかったりすることが、生理不順です。
生理不順に悩まされている方は、婦人科系に何らかの異変が起きているかもしれません。

特に、生理周期の長さの異常は、子宮に関する病気の疑いがあります。
生理痛の痛さも人それぞれですし、それなりの苦痛や不快感があるものだと思っている方も多いでしょうが、実は、生理不順が不妊に関係していることがあります。

生理不順で悩まれている方は、ぜひ産婦人科で調べてもらいましょう。

◆ なぜ生理痛・生理不順が不妊症につながるの？

不妊症の原因に「排卵障害」や「黄体機能不全」などがあります。
排卵障害とは、卵巣内で卵がうまく育たず、排卵が不規則、あるいは排卵しない状態のことです。

黄体機能不全は、子宮内膜を厚くするなど、妊娠しやすい状態をつくる黄体ホルモンの分泌がスムーズに行われなくなる症状です。
いずれも子宮内部が、妊娠しにくい状態となり、不妊症になるケースも少なくありません。

また、生理痛がひどいからといって、不妊に直接関係はありませんが、子宮内膜症や子宮筋腫などは、ひどい生理痛を伴うことが特徴です。
つまり、生理痛がひどい場合、婦人科系の病気にかかっているかもしれず、それが不妊症に結びついている可能性があります。

◆ 生理痛・生理不順になる原因は？

生理不順や生理痛になる原因は、ホルモンバランスの乱れ、血行不良、冷えなどです。
ホルモンバランスが乱れるということは、生理の周期をコントロールするエストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）の分泌が、うまくいかなくなるということです。

どちらかのホルモンの分泌が多くなったり、少なくなったりすると、体に変化をもたらし、生理不順や生理痛を引き起こします。

また血行不良も、婦人科系の器官にさまざまな悪影響を与え、生理痛も血行不良が大きくかかわっています。
血行不良の原因となるのが冷えで、人間の体は体温を一定に保とうとしますが、体が冷えると、血管を収縮させて血液の流れを抑え、熱を逃がさないようにしようとします。

そのため、血流が悪くなり、子宮や卵巣へ酸素や栄養素を運ぶ働きが弱くなります。
その結果、生理不順や生理痛を引き起こし、妊娠機能が低下してしまうことになります。

◆ 効果的なツボ押しの方法は？

ツボ押しは、息をゆっくりと吐きながら、筋肉をリラックスさせるように、１・２で徐々に力を入れて押していき、３で気持ちいいと感じるまで力を入れます。
離すときは、息を吐きながら１・２・３のリズムで、徐々に力を抜いていきます。

ツボ押しをすることで、血管を広げたり縮めたりする働きがあり、血の巡りが良くなります。
ツボ押しのコツは、ほどよい力加減で、少し痛いけど気持ちいいと感じる程度で、ゆっくりと息を吐きながら３秒くらい押します。

離すときは、息を吸いながら、徐々に力を抜いていきます。
これを繰り返すことで、より効果があがります。

● 片手親指押し（親指は垂直でツボに当てる）

息を吐きながらゆっくりと１・２・で徐々に力をいれて押し、３で気持ちいいと感じるところまで力をいれて押し、離すときは、息を吸いながら１・２・３のリズで、ゆっくりと力を抜いていきます。

● 両手押し①（指重ね／両手親指同士を重ねてツボに当てる）

息を吐きながらゆっくりと１・２・３で押し、息を吸いながら１・２・３のリズムでゆっくりと離します。

● 両手押し②（両手の指を合わせてツボに当てる）

息を吐きながらゆっくりと１・２・３で押し、息を吸いながら１・２・３でゆっくりと離します。

◆ 生理不順・生理痛を改善する9つのツボ

● 血海（けっかい）

膝の皿の内側、指３本上。

● 衝門（しょうもん）

太腿とお腹の境目の際の中央。

● 三陰交（さんいんこう）

足の内側、内くるぶしの一番盛り上がっているところから、指４本上の骨際。

● 関元（かんげん）

おへその下から、指幅３～４本くらい下。

● 中極（ちゅうきょく）

おへその下から指４本分ほど下。

● 帰来（きらい）

おへそから指の横幅４本分下、さらにそこから指の横幅２本分の左右。

● 水泉（すいせん）

足の内くるぶしの後斜め下、踵の内面で、内くるぶしと踵のほぼ真ん中、くるぶしの頂点から、人差し指と中指２本分外側。

● 交信( こうしん)

足の内くるぶしの骨のでっぱりの頂点部分から、指３本分上。

● 足臨泣（あしりんきゅう）

足の甲の薬指と小指を辿り、骨に突き当たるところ。

まとめ

生理不順・生理痛を改善するツボ押しで、ぜひ妊娠しやすい体を手に入れましょう。
さらに食生活の見直しも必要です。

食習慣の乱れは、必要なビタミンやミネラルが不足し、女性ホルモンの分泌を助ける機能も正常に働かなくなります。
動物性脂肪の摂りすぎは、ホルモンバランスの乱れにつながりますし、血管壁に脂肪が蓄積し、血行が悪くなります。
運動不足も、血行が悪くなり新陳代謝が上がることで、血行不良と冷えを招いてしまいます。

このように、日常生活を見直してみると、今すぐにでも取りかかれる、手軽な方法がいろいろあるので、チャレンジしてみましょう。